<Shopping Information>

サイズ:  W10 × D7.9 × H7.9cm
状態: 良好です。

 


 

1857〜1900年頃にサルグミンヌで作られたブリュロです。

優しい、柔らかい色味の青いデコレーションの軽やかな雰囲気。

主に北フランスを中心に、カフェやビストロで使用されていたブリュロ。作られた時代や窯によってさまざまなカタチが作られていますが、こちらは持ち手に大きさがあるので手に馴染みが良く、またカップもブリュロのなかでは容量が多く入るようになっているので、普段使いにも便器だと思います。

ブリュロについてはコラムで綴ってもいますので、よろしければご覧ください。
> Brûlot / ブリュロ

 

 

> Digoin Sarreguemines  (ディゴワン サルグミンヌ)

1790年、フランスとドイツの国境の町サルグミンヌに開窯したファイアンスリー サルグミンヌが、1870年、当地がフランス領からドイツ領となり陶器に莫大な輸出税が掛かるようになったことを受けて、元々陶器文化が栄えていたブルゴーニュ地方にある町ディゴワンに、1879年に工場を構えた (当地に既存であった窯との合併というかたち) のが、現在、ディゴワン サルグミンヌ、或いはサルグミンヌ ディゴワンと呼ばれているファイアンスリーの歴史の始まりです。以降、様々な変遷を経ながらも2007年までその歴史は続きました。

サルグミンヌ時代には貴族等の上流階級を主な顧客とした上質な器が主に作られ、ディゴワンでの作陶が活発になる19世紀末は少しづつ大衆化していき気軽で親しみやすい器が多く作られました。時代によって異なった器の表情を見せてくれるファイアンスリーです。

 

> China (チャイナ)

こちらの器の刻印には「China Srreguemines (チャイナ サルグミンヌ)」の表記があります。

東洋の磁器が中世から近世に掛けてヨーロッパの支配階級の強い人気があった背景もあり、ヨーロッパでは磁器のことを総称してチャイナと呼びます。チャイナ・サルグミンヌはあくまで陶器ですが、磁器を構成する主成分の1つでヨーロッパでは大変希少だった素材、カオリンを粘土に40%近く配合することで、磁器質の強い陶器を生産していました。

陶器の器の刻印にチャイナの表記を入れる、というようなことはヨーロッパではしばしばあることなのですが、そこにはヨーロッパ人の東洋の磁器への憧れのようなものが感じられます。

 

販売価格(税別)
¥0
売切れ
Stock:0点