<Shopping Information>

サイズ:  φ22.8  × H3.7cm
状態: 良好です。

 


 

サルグミンヌ製陶所で作られた「Mozart = モーツァルト」の名をかざしたテーブルウェアシリーズから、深皿の紹介です。

スープを注いだ時に、ふわっとヨーロッパのような空気が香ると思います。華やかなデコレーションでありながら甘すぎない雰囲気が魅力的で、数あるサルグミンヌのシリーズ陶器のなかでも、個人的にごく好みなデザインです。

割れ欠けなく使用感もほとんど見られない、良好な状態です。

個体の特性についてページ最下部に記載しておりますので、ご確認のうえご注文をお願いします。

 

 

 

20世紀初期、こちらの「Mozart」シリーズと同様に、サルグミンヌではさまざまなデコレーション陶器がシリーズ名をかざして作られました。そして一連のシリーズ陶器の多くには、オリジナルのバックスタンプが捺印されています。

このほんの少し前の時代までは、工場や経営者が代わることでの変化はあれど、ほぼ全ての陶器に共通の捺印がされる、というのがサルグミンヌ以外でも窯の通例だったことを思うと、そうした試みはとても新鮮に感じられます。

19世紀までの、窯の多くが周辺地域に向けた地域産業だった時代から、より広い顧客に向けての販路拡大やブランディングを意識した時代に。そんな変化が、スタンプ1つからでも垣間見えます。もちろんそれは以降の窯の淘汰にも繋がり、いまでも名前が残る陶器窯・会社はごく僅かです。

過渡期の時代、経営者や職人によるいろんな苦慮や新しい試みがあったのだろうな。1つの器からからそんなことを想像します。

 

> Digoin Sarreguemines  (ディゴワン サルグミンヌ)

1790年、フランスとドイツの国境の町サルグミンヌに開窯したファイアンスリー サルグミンヌが、1870年、当地がフランス領からドイツ領となり陶器に莫大な輸出税が掛かるようになったことを受けて、元々陶器文化が栄えていたブルゴーニュ地方にある町ディゴワンに、1879年に工場を構えた (当地に既存であった窯との合併というかたち) のが、現在、ディゴワン サルグミンヌ、或いはサルグミンヌ ディゴワンと呼ばれているファイアンスリーの歴史の始まりです。以降、様々な変遷を経ながらも2007年までその歴史は続きました。

サルグミンヌ時代には貴族等の上流階級を主な顧客とした上質な器が主に作られ、ディゴワンでの作陶が活発になる19世紀末は少しづつ大衆化していき気軽で親しみやすい器が多く作られました。時代によって異なった器の表情を見せてくれるファイアンスリーです。

 

 


 

まとまった数量揃っていましたが、在庫が残り僅かとなりました。こちらの個体には写真で見て分かるか分からないかくらいのごく僅かな茶染み(一覧写真1)とデコレーションの擦れ(写真2の右側部分)がございます。器としての美観を損なうものではありませんが、少しだけ価格を抑えてご紹介しています。

貫入についての注意点は下記リンクも参考にしていただければと思います。
フランスアンティーク陶器の性質について

販売価格(税別)
¥0
売切れ
Stock:0点