<Shopping Information>

サイズ:  φ25.5 × H6.5cm
状態: 良好

 


 

その時々でさまざまな表情を魅せてくれるアンティーク陶器の風合い。
計算されて作り上げることはできないからこそ、都度の出会いにいつも心が躍ります。

控えめな古手の雰囲気が上品でごく好ましい。
1900年代前後。ゆったりとしたサイズ感の深皿です。

刻印には「Granit de Longwy」とありますが、この “Granit” は1873年にロンウィーが開発、使用するようになった特別な粘土を使ったことを示しているのだそうです。フランス語でGranitは花崗岩のこと。窯の細かな粘土の配合までは分からないのですが、陶肌はとても特徴的で、磁器質の陶器、あるいはせっ器と呼んでも良いかもしれません。

作陶年代は1880年-1939年頃です。

 

 

> Longwy (ロンウィー)

現在は、主にロンウィー エナメル (Emaux de Longwy) と呼ばれるエナメル陶器 (七宝焼き) の生産で有名な陶器工場。

1798年、ロレーヌ地方、ベルギーとルクセンブルクの国境付近、ドイツにも程近い町ロンウィーで、シャルル・レニエ (Charles Régnier) なる人物が、古い修道院の中に作陶工場を作ったのが窯の起源です。ロレーヌ地方は、リュネヴィルやサルグミンヌ等、フランスのアンティーク市場で現在も知られている複数の窯元がかつて存在し、陶磁器文化が盛んだったことでも知られている場所です。

開窯初期の1810年代には、ナポレオン戦争化でプロイセン(ドイツ軍)による市内包囲があり工場が活動停止するなど、経済的には困窮しますが、レニエがジャン=アントワーヌ・ド・ノトームなる人物に窯を売却して以後は、一族による経営を続けながら、1800年代半ばのエナメル陶器の商業的な成功や、1900年代初期のアールデコ陶器の生産等も経て、現在まで陶器の生産を続けています。

couperinで定番で取り扱っているという窯ではありませんが、ロンウィーならではの、可愛らしさがありながらも、現在の暮らしに取り入れやすいシンプルな器が見つけられたときに仕入れ、紹介をしています。

 

販売価格(税別)
¥6,500
Stock:1点