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Items / Silverware

Argent Massif et Nacre “Fromage Knife”

 

<Shopping Information>

サイズ: 19.7cm
状態: 良好です。銀は磨いてお届けします。

 


 

日も明けてひと段落、ここでの仕入れは終わりかなと思いかけていたある日の蚤の市で、ふと目に留まった蓋の閉じたカトラリー箱の中に収まっていたのは、使用感が全くない、12本の美しい純銀フロマージュナイフ。

買い付けの前半日程で、以前仕入れたものとかなり近しい作りの同フロマージュナイフに出会い、その魅力に心惹かれながらも既視感に苛まれて選びとれず、ということを2度程繰り返していて、その数日後に出会えた写真の一品。

そぎ落とされたごくシンプルな作りと、特別輝きの美しい個体が用いられたであろう、品のある絢爛さを纏ったナクル(白蝶貝)ハンドル。モデリング、素材感、個々では目にしたり仕入れしたこともありましたが、この組み合わせは自分は初見でした

モノには、その都度収まる場所というのがあるのですね。元より沢山は見つからないからこそ、最初の見過ごしの後には多少の後悔もあったのですが、不思議。買い付けはいつだってそういうことの繰り返しです。

銀の純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。鈍く美しい光を湛えながら、恐らくは未使用で溶接部分も状態がよく、黒ずんだ刃を磨いたらほぼ完品の状態です。

 

 

Argent Massif (純銀器)

素地に別の金属を使うことなく、純度の高い銀のみで成形された純銀器。

美しい輝き、優しい肌触り、食器やグラスに触れたときの綺麗な響き。
そして純銀製だからこそ実現する薄くて軽く、繊細な作り。

couperinでは、鈍い輝きを携えた18〜19世紀の古手の純銀器を紹介しています。

19世紀、産業化の波のなかでヨーロッパの家庭やレストラン、ホテル等さまざまなシーンに所謂シルバープレート (真鍮や洋白等の下地を銀で覆った銀) の銀器が普及しましたが、純銀器は未だにごく一握りの人々のための高価な品物でした。アンティーク市場でもたくさんは見つからない希少な存在です。

 

L’argent massif en France (フランスの純銀器)

couperinで主に紹介をしている19〜20世紀初期頃のフランスの純銀 (=Argent Massif) には2つの種類があります。

純度95%のプルミエ ティトル (1er titre)、純度80%のドゥズィエーム ティトル (2e titre)。ごく柔らかな素材であることから純銀であっても、銅などの別の金属を素材を少量だけ混ぜて成形をされるのが通例なのですが、その純度に応じて呼び方が異なっています。

性質上プルミエはとても柔らかく、ドゥーズィエームはほんの少しだけ硬質になります。

見分け方はフランス国内で統一して使われていた刻印。アンティーク市場で見かけることの多い1838年から1900年代半ばまでの純銀器にはミネルヴァ (ローマ神話の女神) の横顔の刻印がついており、その横に一緒に刻まれている数字「1」「2」を見て、純度を判断します。またミネルヴァと一緒に押されるひし形の刻印が、フランスのどこの銀細工工房で作られたものかを示しています。

 


 

銀食器の普段の使い方とお手入れ方法

銀食器は使っていると空気に触れて色がくすんでいきます。

・洗ったあとはできるかぎりすぐに拭いてあげてください。
・毎日と言わずとも定期的に使ってあげることが大切です。

黒ずみが気になるときはお鍋に熱いお湯を張り、アルミホイルと重曹を入れカトラリーを浸して煮沸してください。銀が輝きを取り戻します。またこの方法であれば、銀食器の量が増えても、手間が増えずにお手入れいただけると思います。

説明をすると面倒な素材に聞こえますが、想像よりずっと気軽に使える素材です。ぜひ暮らしのなかで程よく気をかけてあげながら、シルバーカトラリーと付き合ってみてください。

 

販売価格(税別)
¥0
売り切れ
Stock:0点

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