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Curiosité / Items

Rat de Cave – Queue de Cochon

 

18世紀 – 19世紀初期。ワインの貯蔵庫であったりの暗がりを灯すために作られ使われた、古い鉄製の燭台、ラ・ド・カーヴ。直訳すると「地下室のねずみ」となるその言葉は、尻尾に似た部位の形状が語源。ハンドル付き、引っ掛け式などいくつかのカタチが存在するなかで、写真の据え置き式は、ラ・ド・カーヴの総称から派生したクー・ド・コション (ピッグテール) の別称でも知られます。

ワインの貯蔵庫に限らず、宿屋の食卓や田舎の家の寝室に飾られた似た手の燭台を、映画や書籍で目にすることがあります。想像は膨らみますね。

経てきた時間の流れを感じるホールド部分の蜜蝋も当時のオリジナルのままで。

堅牢な作り、摘みを回すことで高低の調整が可能な実用性。
かつてのアールポピュレール。美しい民芸道具です。

(ご売約済)

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