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Items / Pottery

Terre de fer “Cafe au lait bowl”

 

<Shopping Information>

サイズ: φ16.5 × H9.8cm
状態: 魅力ある風合い。割れ欠けはなく、古陶器としてごく良好な状態です。

 


 

大振りの白釉カフェオレボウルの紹介です。

フランス古陶ならではの静かで品のある施釉。
刻み込まれた風合いは美しく、器使いしてこそ映える一品だと思います。

均衡の整ったプロポーション。
シンプルな全体と、さりげなく添えられた高台の一本ラインの装飾の色気。

刻印はありませんがカフェオレボウルとしては、ごく初期、古手の作り。施釉の質から、おそらくは1880年前頃のクレイユエモントロー社の作陶ではないかと思います。

古いフランス映画にあるように、起き抜けのたっぷりのミルクも注いでいただくことはもちろんですが、皿使いもオススメです。見込みを余白として、中心部分に料理を盛り付けていただくと、少量の前菜や副菜でも存在感が生まれ、テーブルコーディネートのアクセントとなります。

 

 

Terre de fer (テールドフェール)

技術的・技法的というよりは、商用的な言葉としての側面のほうが強いため語義は多岐にわたり、厳密な定義付けをすることは難しいですが、1800年代初期までの繊細なファイアンスフィーヌ陶器の少量生産を経て、1800年代半ば以降に台頭する市民社会に向けて量産されるようになった、より実用的で磁器質の強い陶器(半陶半磁器)のことを指してフランス語では「テールドフェール」と呼びます。

それ以前の陶器に比べると、主原料である粘土に磁器生産に使われるカオリンや長石がより多く加えられ、釉薬はホウ砂が主原料となっています。

生産者の匂いが感じられる不均一な施釉や経年による貫入といった古い陶器ならではの不安定さと、ある程度量産化が整備された時代の陶器ならではの実直な佇まい。双方が同居した過渡期的バランス感覚は、今の暮らしに溶け込んだときに、無理のない心地よさを生んでくれるなと感じています。

クープランの定番品です。

クレイユエモントロー、ショワジールロワ、ジアン、サルグミンヌ等々。当時のフランスにおける陶器製造の中心にいた様々なファイアンスリーで、多様なテールドフェールの陶器が作られました。

 

販売価格(税別)
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