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Items / Pottery

Cul Noir “Pot avec anse”

 

<Shopping Information>

サイズ: W24.5 × D19 × H11cm / ハンドル含む H14cm

 


 

渡仏の頻度が増えてきているなかで、諸々の事情で少しづつ手元に溜まっていきながらも、現状のままでは紹介することが難しいと判断していた傷物の器を、友人の継ぎ師に直してもらいました。再び役目を果たす機会を得た器々。土を継ぎ、時を紡ぐ。新たな色気を纏った繕いの古陶を。

 

 

継ぎの仕上げは白漆。

柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させた、フランスの古民芸品キュノワール。

錫釉よりも比較的安価で、かつ耐熱性 (直火ではなく主には窯焼きを想定) を確保するための熱膨張率も低い素材だったマンガン釉の性質が、調理用陶器としての実用性を高めたいという民意とも合致し、18世紀にノルマンディー地方ルーアンで生まれたキュノワールは、素地の陶土に改良が加えられながら、フランス北部から中部にかけての広い地域に伝播、発展していきました。

当時の人々に日常使いをされてきた器。ですがそれが故、100年を越える時間の経過のなかで、生活道具として少しずつ破損、散逸していて、特にクープラン好みの表面が無加飾のシンプルな見込みの個体の現存数は、当時の生産数に比して多くはありません。

 

 

19世紀のハンドル付きの保存器。白漆の美しい仕上げ。眺めているだけでも絵になる古物です。実用するなら当時の用途に習いスープの給仕に使って頂いたり、小ぶりな果実のストックに良さそうですね。

ピンときた方、いらっしゃいましたら。

 

販売価格(税別)
¥15,000
Stock:1点

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