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Glassware / Items

1900’s Baccarat “Petit Gobelet taille 10930”

 

カット番号10930番、バカラ近郊にある街からその名を取り「ナンシー (Nancy)」のモデル名でも呼ばれる小さなゴブレの紹介です。1910-1936年頃。最も古手な作りの品を、幸運にもシール付きでまとめて見つけることができました(1936年以降のバカラはグラス背面にエッチングが施される仕様に変更され、作品の質も徐々に変化していきます)。

成形型によるマウスブローと、きりりとエッジの効いた美しいハンドカッティング。バカラ職人の練度の高さは、眺めていて本当に惚れ惚れします。ドゥミ・フォール (demi-fort = 英語でセミ ストロングの意) と形容される、自然と指に馴染む中庸な厚みのオールドクリスタルのガラス質も好印象。どこか優しさも感じる軽やかな佇まいです。

アンティークバカラこそが纏う代え難い魅力にぜひ触れていただきたいなと思います。

足るを知る。そんな言葉が似合う、指馴染みの良き中庸サイズ。起き抜けのウォーターグラスに、晩酌のビールに。何気ない日常を特別にしてくれる一品です。

 

 

Baccarat (バカラ)

世界で最も名高いクリスタルガラスのラグジュアリーブランドとして知られるバカラ。

その歴史の始まりは、1764年、フランス王ルイ15世に認可され、ロレーヌ地方のバカラ村に設立されたガラス工房です。1816年、現在でもバカラと並んで称されるクリスタルガラスのブランド、サンルイとの一時的な合併時に技法を学び、最初のクリスタルガラスを工房にて製造。その後、1800年代半ばまでは合併、或いは流通提携を続けますが、1860年「バカラ」として正式に商標登録。現在までその歴史が続いていくこととなります。

デザイン、モデリング、ホットワーク(ガラスの吹き上げ作業)、コールドワーク(カッティング、装飾作業)。あらゆる工程に、超一級の職人の仕事が介在した惚れ惚れする程に素晴らしい作りの工芸品。

クープランでは、そんなアンティークバカラの中から、美しくも現代的な風通しの良さが感じられる、上品な絢爛さを纏った品を厳選、紹介しています。

 

 

Crystal Glass (クリスタルガラス)

清らかな透明感、美しい輝き、高音の澄んだ音色。まるで天然の水晶のようなであることから、その呼び名で呼ばれるクリスタルガラスは、特に西洋では、装飾芸術としてガラスの価値を高めた存在です。

通常のソーダガラスより硬質で、溶解温度も低く抑えられるという特徴から、繊細なカットやグラヴィールをすることができますが、その成形には高度な知識や技術が必要です。

例えば歴史ある工房では、火を用いてクリスタルを吹く作業「ホットワーク」と、製品を研磨しカットや装飾を施す「コールドワーク」の、それぞれの工程に専門の職人がおり、フランスが世界に誇る著名なクリスタル工房バカラやサンルイは、同国の最優秀職人 M.O.F. (MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE ) を多数輩出しています。

高品質なクリスタルガラス成型は、まさに伝統と技術の結晶です。

 

 


 

<Item Information>

サイズ: φ5.4 × H7.8cm
状態: デッドストック完品。全ての在庫にバカラシールが添付してあります。

 

販売価格(税別)
¥7,000
Stock:2点

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