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Sarreguemines 1840-50’s “Panier Plate”

 

1840-50年代。ディゴワンへの窯増設以前、単独経営時代のサルグミンヌ製陶所で作られた古手のパニエリム皿の紹介です。

透かし模様 (フランス語: ajouré,e) と呼ばれ、フランスアンティーク陶器のなかでもアイコニックな存在の1つとして人気な可憐で繊細なリム装飾ですが、その中でも特に古手な作りです。

佇まいの程よい緊張感。モデリングや施釉におけるニュアンスの細やかさは、勃興初期のテールドフェール陶器こそがもつ美質ですね。纏う雰囲気に心惹かれます。

見込みの風合いの塩梅。当代のフランスならではのクラシックな装飾性を帯びながら、甘さも控えめ。その魅力を心地よい実用性と共に感じていただけたらと思います。

 

 

Sarreguemines (サルグミンヌ)

1790年、フランスとドイツの国境の町サルグミンヌに開窯したファイアンスリー、サルグミンヌが、1870年、当地がフランス領からドイツ領となり陶器に莫大な輸出税が掛かるようになったことを受けて、元々陶器文化が栄えていたブルゴーニュ地方にある町ディゴワンに、1879年に製陶所を構えた(当地に既存であった窯との合併というかたち)のが、現在、ディゴワン サルグミンヌと呼ばれているファイアンスリーの歴史の始まりです。以降、様々な変遷を経ながらも2007年までその歴史は続きました。

サルグミンヌ単独窯時代の初期には貴族や有産階級を主な顧客とした上品で希少なファイアンスフィーヌが、サルグミンヌ単独窯時代の後期〜ディゴワンでの作陶が活発になる19世紀末以降には、少しづつ大衆化していき、機能的で軽やかな陶磁器が製陶されました。

 

 


 

 

<Information>

サイズ:  φ20.5cm
備考:
割れや欠けなくごく良好な状態です。
古陶器として、経年による見込みの風合い、個体差がございます。写真を確認ください。

 

(ご売約済)

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