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Items / Pottery

Vieux Paris “Cup & Saucer”

 

19世紀パリ窯、カップ&ソーサーの紹介です。

パリ窯では、ほかのフランス各地の陶磁器窯と同様にプレートからティーポット、パニエまで様々な器が作られましたが、個人的にはカップ&ソーサーが白眉と感じています。上流階級に向けられた華やかな視線を残しながらも、サイズ感とフォルムのシンプルさには慎ましやかな佇まいがあります。

当代のパリ窯らしいゆららかな表情を帯びた白磁質。
金彩にローズを添えた、ささやかに可憐なデコレーションは、職人の手仕事による絵付けです。

繊細な顔料だからこそ、絵具層が剥がれてしまっている個体も多いなか、使用感が少なく状態はごく良好です。

8分目まで注いで約90ml。これは19世紀パリ窯の一般的な規格ですが、香りや味わいと向き合うのに、80〜90mlという量感は、ごく丁度よいです。睡眠前にハーブティーを嗜むならカップ1杯で満足できますし、洋菓子を添えてのティータイムであれば、ポットから注ぎ足しながら飲めば、コーヒー、紅茶は冷めることがありません。

白を基調としたシンプルなテーブルコーディネートに、アクセサリーのようにそっと添えていただいたら、とても素敵だと思います。

 

 

Vieux Paris (ヴュー パリ、パリ窯)

 

 


 

サイズ: カップ W8.4 × D6.1 × H6.2cm / ソーサー φ12.3cm
状態: 使用感は少なく、ごく良好な状態です。

(ご売約済)

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