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Items / Pottery

Faiencerie d’Apt “Petitte Assiette Octogonal”

 

アプト焼きの小さなオクトゴナル皿の紹介です。

リュベロンの一部地域でのみ僅かに作陶された上質民芸陶器、アプト焼き。

パリ近郊は元より、南フランスですら見かけることが稀で、個体数は決して多くありません。一般的なオクトゴナル皿の規格より若干小ぶりサイズ感と、汁気もさらりと受け止める見込みの深さ。実用における軽やかさが嬉しいですね。

アプト焼き固有の美質でもある上品な黄釉。彩りは、慎ましく優しく食卓に溶け込みます。
縁の釉剥がれも古陶器としての雰囲気につながる好ましい塩梅です。

背面にはアプトの刻印。1800年代半ばの作陶品です。

 

Faience d’Apt (アプト焼き)

南仏プロヴァンス、リュベロン地方の街アプトでは古くから陶器製造が続けられてきました。

18世紀初頭、セザール・ムーラン (César Moulin) がアプトに隣接する小さな村、カステレで最初の陶器工房を開窯。18世紀代半ば頃には、セザールの息子のうち1人が引き続きカステレで作陶を続け、残り2人はアプトに拠点を移し新たな陶器工房を開窯。それらの工房を基盤に、その後も複数の陶工や経営者により多様な作陶が行われ続けました。時代、工房によってもさまざまな表情を見せてくれる上質民芸陶器です。

当時の主な顧客は南フランスの地方貴族やブルジョワ。特に品のある黄釉は、南仏古陶のなかでもアプト焼きこそが持つ固有の美質として知られています。

 

 


 

<Information>

サイズ: W20.5 × D19 × H3cm

 

 

(ご売約済)

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