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Items / Pottery

Plat Dodecagonal en L’Atelier Primavera

 

19世紀後期、商業革命を経て消費社会という潮流の只中にあったパリで、9区オスマン通りに産声をあげた百貨店プランタン。そんなプランタンがもっとも活況を呈していたとも言える1910年代頃に、インテリアにおける装飾芸術 (arts décoratif) の発展と普及を目指してルネ・ギレレにより設立された同店の工房「アトリエ・プリマヴェーラ」の名義でリリースした12角リム皿を紹介します。

プリマヴェーラ。春 (仏: プランタン) を意味するラテン語ですね。

施釉の質から、作陶はおそらくクレイユエモントロー、ショワジールロワあたりかなと推測します。

アール・デコの影響を受けた幾何学的な全体の実直さに、わずかなリムの曲線が柔らかい印象を添えている。その均衡が心地よいです。甘くなりすぎない繊細なアイボリーとほんのりと風合いを帯びた古色もごく好みな塩梅。

パリ中心部の百貨店の芸術部門でデザインされたということに頷かされる固有の美質を纏いながら、華美になることはなく佇まい上品な一品です。

リム縁に一箇所削げがあるように見えますが、これは作陶時のもの(スライドショー2枚目)。
釉薬が掛かっており、欠けではありません。美観を損なうものではありませんのでご安心ください。

大人数の食卓の中心に。あるいは季節の果実を添えるだけでも。
20世紀初頭という時代の気配を纏った、とても絵になる器だと思います。

 

 


 

<Information>

サイズ:  W31 × D28.8 × H3.3cm

 

販売価格(税別)
¥0
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