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Items / Pottery

Beurrier en Faience de Moustiers XVIIIème

 

18世紀南フランス、ムスティエ。

古典的なフランス様式美を踏襲しながらも、職人仕事の跡が垣間見えるディテール。無加飾の陶胎も相まって、佇まいには素朴を感じます。装飾的な器は所謂皿類と比べても、各部位における職人の「手(指)」が介在する領域が多く、そこには一層のパーソナルが宿ります。

乾いた陽光を浴び、木々山々に囲まれ、澄んだ泉と良質の赤土にも恵まれた村、ムスティエ・サント・マリー。大らかでいて丁寧さを保った、器の造形性を統べているのは、気候風土が育んだプロヴァンスの職人的美意識なのだろうと思います。

ムスティエ固有の灰みを帯びたとろりとした施釉にも雰囲気があります。

この種の蓋付き保存器は、当時バター用として用いられました。
非常に希少な一品です。

佇む古き南仏文化に、目を留めてくださる方がいらっしゃいましたら。

 


 

W23.5 × D18 × H14cm

背面下部となりますが、リム縁、胴縁に欠けがございます。飾るにおいては美観を損なうものではありませんが、ご注文前に画像をご確認くださいませ。

(ご売約済)

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