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Description / Entreprise

Choisy le Roi / ショワジー ル ロワ

市民革命を経た1804年、パリから北に10km程離れた郊外に位置する工業地域圏ショワジー ル ロワで、パイヤール3兄弟が開窯した陶器窯です。

1863年、イポリット・ブーランジェがディレクターとなったときに急成長を遂げ、1878年にはH.ブーランジェ社 (H.Boulenger&Cie)の名をかざし、当代有数の陶器会社となりました。1920年には、クレイユ エ モントロー社と合併。HBCM(Hiperolyte Boulanger-Creil-Montereau)社となり、引き続き製陶が続けられました。

※ショワジー ル ロワの窯では1934年まで、HBCM社となってからは合併先のモントローの窯で1955年まで、製陶は続けられました。

1800年代初頭のファイアンスフィーヌから、1800年代半ば以降のテールドフェール(半陶半磁器)まで、特に19世紀を通して単独のショワジールロワとして製陶された品には、フランスの産業革命と並行して隆盛を極めたことを示すブルジョワジー的な堅実な装いのなかに、フランス中心部に窯を構えていたからこそでしょうか、どこか18世紀を思わせる前時代的な貴族趣味も見え隠れし、当代ならではの時の移ろいが強く感じられます。

パリという地が、作陶品の雰囲気を特徴付けると共に、アイデンティティーでもあった製陶所だと思います。