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演奏: アンスニー・ベイルズ (リュート) 楽器: 1722年制作の古楽器 (弦楽器職人グレゴリー・フェルディナント・ヴェンガーによる)
ブルボン王朝ルイ14世親政下の宮廷サロンで愛された楽器、リュート
典雅な響きと、全編通して静かな曲調。 聴いていて穏やかな気持ちにさせてくれる、17世紀パリで生まれたリュートソロアルバムです。
アルバムには、『神々の修辞』という、手稿譜を淡彩画や装飾画付きで装丁した古文書とも言うべき楽譜帳に記された、当時パリのサロンで活躍をしていたリュート音楽家 ドニ・ゴーティエによるリュート組曲と、その従兄であり30最弱程年上の同じくリュート音楽家 エヌモン・ゴーティエによる小品が2曲収められています。
丹念な時代考証のもと古文書の紐解きを受けてよみがえる、 ブルボン王朝ルイ14世親政下、宮廷のサロンで芸術としての頂点を極めた時代のリュートの響き。
作曲家や時代背景についての日本語解説付きです。
アンソニー・ベイルズ (Anthony Bailes)
英国のリュート奏者。ヨーロッパの主要なフェスティバルでも多数演奏。特にフランスとドイツの17世紀音楽の解釈に評価が高く、演奏・教育活動のほか、楽譜の校訂やリュートおよびリュート音楽についての論文も公刊しています。
組曲ト長調 / ドニ・ゴーティエ(1603~1672, 仏) 01. プレリュード
02. パヴァーヌ、または「ラケート氏のトンボー」 03. クラントとドゥーブル 04. クラント 05. クラントとドゥーブル 06. ジグ
07. サラバンド
組曲イ短調 / ドニ・ゴーティエ(1603~1672, 仏) 08. プレリュード 09. パヴァーヌ 10. クラントとドゥーブル 11. アルマンド(「ランクロース氏のトンボー」) 12. サラバンド 13. サラバンド
14. シャコンヌハ長調 / エヌモン・ゴーティエ(1575~1651, 仏)
組曲ヘ長調 / ドニ・ゴーティエ(1603~1672, 仏) 15.「雄弁なるアポロン」
16. クラント 17. クラントとドゥーブル 18. サラバンド「ディアーヌは森に」 19. カナリー
20. シャコンヌヘ長調 / エヌモン・ゴーティエ(1575~1651, 仏)
組曲ロ短調 / ドニ・ゴーティエ(1603~1672, 仏) 21. プレリュード 22. 荘重なアルマンド(「ゴーティエ自身のトンボー」) 23. クラント
24. クラント 25. サラバンド
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