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Items / Pottery

Creil et Montereau Petite Assiette Octogonale

 

1900年代前期、クレイユ エ モントローのモントロー製陶所。オクトゴナル皿です。

フランスのアンティーク陶器のなかでも人気の品ですが、ごく小さなサイズ感のこちらの皿は生産数が多くなく希少です。ひと回り大きい22cm、ふた回り大きい26cmの定番サイズに比べて、出会うのは数倍難しい印象です。

アンティークのオクトゴナル皿。主だったものとしては19世紀初頭の合併前、単独経営時代のクレイユやモントロー、あるいはシャンティーといった窯で作陶された初期のものと、20世紀初頭頃にクレイユ エ モントローで作陶された復刻のものと2種類がありますが、こちらは後者、食器としての製陶技術がある程度安定した時代の品です。

カジュアルな佇まいに漂うフランスらしいエレガントの気配が魅力です。

 

* 写真右上から時計回りにφ26cm、φ22cm、φ19cm

 

Creil et Montereau (クレイユ エ モントロー)

1796年に開窯したクレイユ、1700年代前半から陶器の製造を行っていたモントローとが1840年に合併してできたのがファイアンスリー、クレイユ エ モントロー。その後、1920年にはショワジールロワと合併し、社名をHBCM (Hyppolyte-Boulanger Creil Montereau) と変更し、1955年まで陶器の製造を続けました。

さまざまな変遷を経てきた窯ですが、couperinでは骨董としての儚げでありならが凛とした美しい佇まいをもった合併前1800年代前半頃の器や、1800年代半ば以降の器のなかから、美しさと実用性の同居が感じられるモノを主にご紹介しています。

(ご売約済)

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