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Items / Pottery

Mousiters Varagegs “Plat à Poisson”

 

18-19世紀南フランス、ムスティエ・ヴァラージュ近郊。加飾のないプレーンなポワソン皿、それも非常に珍しいミドルサイズの個体を見つけました。幅48センチは存在感がありながらも、奥行きが21cmと浅いため圧迫感はなく軽やかな佇まい。日本の暮らしにも気持ち良く馴染む1枚です。

シンプルなモデリング。テーブルコーディネートのしやすさが魅力ですね。

4人以上で囲む食卓の設えを整えるのに日々活躍してくれると思います。
本来の用途に習い魚料理、或いは前菜やシャルキュトリーを盛り付けても素敵です。

 

 

財政難により減産された銀・金の宮廷食器に代わり当代の貴族たちに愛された、南フランスならではの卓上芸術品は、歴史ある古物としての何にも代え難い魅力を纏っています。

低温焼成による軽やかな陶胎と、土地の気配を感じる美しくも朗らかなとろみある施釉。
当代の南仏錫釉陶器こそがもつ美質を感じていただけたらと思います。

割れや欠けはなく、200年という時を経た器としてごく良好な状態です。

 

(ご売約済)

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