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Items / Silverware

Couteau Ancien en Métal Argenté

 

プレーンハンドルのアントルメ用シルバーナイフ。

ホテル、或いはレストランでプロユースされた個体を纏めて見つけることができました。日々タフに、それでいて粗雑になることなく丁寧に使い込まれたことでこそ生まれたシルバーハンドルの心地よい傷跡。銀を磨きあげることで、アンティークシルバーこそが纏う気配とクリーンな印象が同居した、素敵な一品となりました。

無駄のない端正でミニマルなフォルムは、クープランで定番的に紹介を重ねてきているバゲットモデルのカトラリーに合わせるカタチでデザインされたものですね。

ナイフは、フォーク&スプーンと比べても仕入れ難度は少し高め。紹介も限られてきましたので、纏まった数でのHP掲載は久しぶりです。お探しだった方いらっしゃいましたら。

 

Silver Plate Cutlery (シルバープレートカトラリー)

シルバープレートとは産業革命の波を受けて、18世紀から19世紀にかけて発展した、真鍮や洋白 (ニッケルシルバー) 等の下地を銀で覆った素材のことです。

美しい輝き、優しい肌触り、食器やグラスに触れたときの綺麗な響き。純銀に比べると暮らしにも取り入れやすく、ヨーロッパの家庭やレストラン、ホテル等さまざまなシーンでも広く使われてきたシルバープレートカトラリーは、食卓の品位を気軽にぐっとあげてくれる存在です。

 


 

銀器の普段の使い方とお手入れ方法

銀器は使っていると空気に触れて色がくすんでいきます。

・洗ったあとはできるかぎりすぐに拭いてあげてください。
・毎日と言わずとも定期的に使ってあげることが大切です。

黒ずみが気になるときはお鍋に熱いお湯を張り、アルミホイルと重曹を入れ銀器を浸しください。銀が輝きを取り戻します。またこの方法であれば、銀器の量が増えても、手間が増えずにお手入れいただけると思います。それぞれの銀器は重ねずに離していただいたほうが、効果は出やすいです。

※鍋はアルミ以外の素材を使用してください。
※シルバーナイフについてのみ、ハンドルとブレードの接合部がニカワという熱に弱い糊で接着されているため、上記方法には注意が必要です。

説明をすると面倒な素材に聞こえますが、実際は想像よりずっと気軽に使っていただけると思います。ぜひ暮らしのなかで程よく気をかけてあげながら、銀器と付き合ってみてください。

(ご売約済)

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