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Items / Pottery

Loncghamp “Assiette modèle Sapho”

 

フランス東部、ブルゴーニュ地方のファイアンスリー、ロンシャンで作陶された、古代ギリシャの女流作家「サッフォー」のモデル名を翳した花綱文の装飾深皿です。

西洋ではフェストゥーン、或いはガーランド装飾というふうに呼ばれる、左右対称にリズミカルに編み込まれたリボン柄は、古代ギリシャ、ローマ文化の復興、18世紀末以来の新古典主義のスタイルを踏襲したもの。均整・調和を保ったモチーフには、穏やかな安心感があります。

クラシカルな気配を湛えつつ、全体は描きすぎず控えめに落とし込まれており、落ち着いた印象。添えた料理を自然に引き立てつつ、食卓のさりげないアクセントにもなってくれると思います。

ロンシャン近郊の街ディジョンのアーティストたちと手を組み、1800年代後期から、第一次大戦直前まで、多数の装飾皿をデザイン・リリースしたロベール・シャルボニエール、ディレクション期の一品です。1880-1912年。

 


 

Size: φ24.7 × H3.7cm

割れや欠けはありません。どの個体も使用感は少なく、古い器として良好な状態です。

(ご売約済)

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