menu

Curiosité / Items

Cuillère à Écrémer des Pyrénées

 

主にはラングドック、ピレネー山脈で見られるのこのカタチ。フランスでは、地方の民衆的芸術品(アールポピュレール)としても認知されている古き郷土の生活道具です。

バターの製造時にミルクから分離したクリームを掬いあげるために用いられ、所謂スキミングスプーンです。大きな寸法であれば粉物用のスプーンに。ミルクボウルへ引っ掛けるために、U字に成形してあることも特徴的ですね。

かつてのフランスの田舎では、1つの家庭で1匹は牛を飼っていたとも言われており、贅沢品でもあったバターは、市場に売ることで、ささやかな家計の助けにもなったそうです。

この時代の田舎仕事ならではの木材を切り出して作ったプリミティブな作りですが、さりげない造形にフランスならではの装飾趣向が見て取れます。木の肌合いに枷せた塗装も雰囲気を感じます。

 


 

丈19  / 幅11.5 / 奥行き4.5 センチ

販売価格(税別)
¥13,000
Stock:1点

Related posts

テキストのコピーはできません。