Curiosité / Item

Fragment de meuble du XVIe Siècle

 

 

推定16世紀頃、フランス。近世初期の家具残欠。

所謂、羽目板ではなく駆体の一部だと思われ、材は厚みがあり存在感を備えつつ、縦にすっと伸びた細身な残欠らしく、重たさは感じず軽やかな印象です。ゴシックの様式美を踏襲した律動的な抽象文様に、2箇所のロゼット文様は今の眼ではささやかな自然描写とも捉えられるでしょうか。日本の住環境に馴染みも良いだろうと手元に寄せました。

経年による木肌の古色と剥落も雰囲気があり、数百年前という時代を心地よく感じていただける一品です。

 


 

約 幅13.5 / 奥行き2 / 丈45 センチ

背面丈夫には壁飾り用に色調を整えた真鍮の三角カンをこちらで取り付けています。

(ご売約済)

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