Curiosité / Item

Stammhaus “Stringel” in Karlstadt

 

いつかの誰かのちいさな物語。そういうものに触れたくて、この仕事をしています。蔦に覆われた煉瓦造りの家から、そこに住む子供たちが毎日のように駆け出していってた時代に、勝手な想いを巡らせます。写実的であるからこそ生まれる距離感の近さと、どこまでいっても絵であることにより残る想像の余白。背面の一筆が、そんな物語を補ってくれます。

実家『ストリンゲル』カールシュタットにて
G.パーリチェック

緻密で穏やかな筆触と、丁寧な額装。やさしい思い入れが感じられます。
骨董的などうのこうのは置いておいて、すっと自然に手が伸びました。

20世紀半ば頃、ドイツ。

 


 

約 幅32.2 / 高さ25.7cm

(ご売約済)

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