Item / Pottery

Moutardier en faïence de Bruxelles

 

19世紀初期頃、ブリュッセルのファイアンス焼き。

青や紫を基調とした器全体に(Faïence à fond bleu)、牧歌的で素朴な花絵や田舎景色を描いた作風で知られる同地の陶器。その特徴や愛らしさを残しつつ、均衡の整った現代的な装飾性は珍しく、すっと心惹かれました。

より濃紺の作りが広く知られるなかで、淡さのある上品な瑠璃色。朗らかな黄釉との縞模様に、蔦を這うように描かれた草木模様は、幾何学的な節度を保っています。総塗りですが、スポンジウェアの技法が採り入れられており、やわらかい佇まいです。

本来は蓋付きの保存器(ムータルディエ)だったものです。

丈と大きさも程よく、コーヒーや茶の時間にも自然と馴染んでくれそうです。

 


 

口径7 / 奥行き9 / 高7.7cm

販売価格(税別)
¥20,000
Stock:1点

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