Curiosité / Item

Ancien jeu de Cheval en bois

 

パリのセーヌ左岸、年に一度だけ近隣に住む人々によって催される瀟洒な蚤の市で見つけた木馬と馬車です。

「パパがだいぶ手伝ってくれたけれど、仕上げはちゃんと自分でやりました!」

そんな夏休みの宿題みたいな雰囲気に惹きつけられました。何よりその困り顔に、こちらの頬も緩んでしまいます。こうした古い玩具はプロが手がけた作りも多く、それもまた魅力的ですが、こちらは手作りの品。子と大人の協業で仕上げたのでしょう。

人々の生活の傍らにいた常に寄り添ってきた馬という存在。物資を運び、畑を耕す。そんな当たり前の農村の日常景色が、子どもの玩具のモチーフ1つからも感じとれるでしょうか。

古物を通して人間が知りたいという、ただそれだけなのだと思います。

 


 

約 幅31 / 奥行き13 / 高14cm

(ご売約済)

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