Item / Pottery

Nimy|Assiette décor à la brindille

 

19世紀初頭、現在のベルギー南部、ニミー製陶所によるファイアンスフィーヌの藍絵リム皿です。

ニミー製陶所は1789年、エノー地方のモンス近郊に開かれた窯で、フランス北部やパリ広域圏の諸窯、また英陶のクリームウェアの流れを参照にしながら、19世紀を通じて地域の陶業を支えた重要な製陶所のひとつです。

ファイアンスフィーヌの系譜にありながら、フランスの都市近郊の陶器に見られる整った工業的な清潔さに比べると、こちらはもう少し土気があり、北方らしい素朴さに惹かれます。

ほのかに灰みを帯びた象牙の肌に、余白を残して控えめに配されたシャンティイ由来の細い藍の植物文。描き込みすぎない無理のない装飾性が、皿全体に穏やかなリズムを与えていて、品を感じます。釉には穏やかな艶があり、フランスのファイアンスフィーヌと比べるとより硬質です。

リムの縁に小さなチップが見られますが、全体の美観を大きく損なうものではありません。

裏には、ワロン語での地名表記による「NIMI」の刻印。

 


 

年代|19世紀初頭
生産|現ベルギー南部
窯 |ニミー
寸法|直径23.7 / 高2.3cm

(ご売約済)

Related posts

テキストのコピーはできません。