Glassware / Item

Svenskt blåst vinglas, sent 1700-tal

 

18世紀末頃、スウェーデン、あるいは周辺の北欧圏で作られた吹きガラス酒器です。

フランスで、行商に訪れていたスウェーデン人骨董商から譲ってもらいました。

英国やフランスといった西欧のガラス工芸の潮流を受け止めつつ、グラヴュールによる草花文には、北方のガラス工房らしい美意識がうかがえます。

すっと縦に伸びた軽やかな立ち姿。フットは縁を内側に折り畳み、円錐状に立ち上げることで安定をもたせた、古作に見られる成形。ステムの空洞装飾の揺らぎも魅力的です。

都市生活者や地方都市の上層の食卓、北方都市における穏当な上質さ。宮廷文化やグスタヴィアン様式の影響を背景にしつつ、過度な装飾からは距離があり、均整や明るさ、素朴な品位が、日常の器に落ち着いたかたちで残っているように思います。

工業製品とも素朴な民具とも異なる、当時の北欧の暮らしと趣味が伝わってくる一客です。

古作のグラスとしては比較的容量もあります。

 


 

年代|18世紀末頃
生産|スウェーデン、北欧圏
寸法|口縁径6 / 底径7.5 / 高15.9cm

販売価格(税別)
¥25,000
Stock:1点

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