Glassware / Item

Baccarat|Petit Verre Gobelet vers 1950-60

 

1950~60年代、ヴィンテージ・バカラ、アルクールのゴブレです。

幅広い平面を削り出してフラットカットを連ねる作りは、19世紀以前のフランスのガラス器で好んで用いられました。その伝統を汲みつつ再解釈を経て生まれたバカラを象徴するモデルです。カットの大きさと器形の自然な均衡。古典的な装飾感覚を残しながら、量感のある器体と簡潔な輪郭を組み合わせた意匠には現代性があり、佇まいは上品です。

また過不足なくプロダクトとしての規格が揃えられながら、器胎はマウスブローで成形され、カットは手作業で施されているため、一つひとつには僅かな違いも感じられます。

光を受けたときの明暗。角度によって見える虹色の輝き。宝石のように綺麗です。滑らかな断面と鋭い稜線、それぞれに触れたときの感触も心地よく、眺めただけではわからない触覚に訴えてくる魅力もあります。個人的には、こうした光や指触りが手のなかでの収まりとして感じられることに、穏当なラグジュアリーとして、とりわけ心惹かれます。

ウイスキーのトワイスアップなんかが似つかわしい小さめの作り。瓶ビールをちみちみと嗜むのも素敵です。

 

Baccarat (バカラ)

世界で最も名高いクリスタルガラスのラグジュアリーブランドとして知られるバカラ。

その歴史の始まりは、1764年、フランス王ルイ15世に認可され、ロレーヌ地方のバカラ村に設立されたガラス工房です。1816年、現在でもバカラと並んで称されるクリスタルガラスのブランド、サンルイとの一時的な合併時に技法を学び、最初のクリスタルガラスを工房にて製造。その後、1800年代半ばまでは合併、或いは流通提携を続けますが、1860年「バカラ」として正式に商標登録。現在までその歴史が続いていくこととなります。

デザイン、モデリング、ホットワーク(ガラスの吹き上げ作業)、コールドワーク(カッティング、装飾作業)。あらゆる工程に、超一級の職人の仕事が介在した惚れ惚れする程に素晴らしい作りの工芸品。

クープランでは、そんなアンティークバカラの中から、美しくも現代的な風通しの良さが感じられる、上品な絢爛さを纏った品を厳選、紹介しています。

 

Crystal Glass (クリスタルガラス)

清らかな透明感、美しい輝き、高音の澄んだ音色。まるで天然の水晶のようなであることから、その呼び名で呼ばれるクリスタルガラスは、特に西洋では、装飾芸術としてガラスの価値を高めた存在です。

通常のソーダガラスより硬質で、溶解温度も低く抑えられるという特徴から、繊細なカットやグラヴィールをすることができますが、その成形には高度な知識や技術が必要です。

例えば歴史ある工房では、火を用いてクリスタルを吹く作業「ホットワーク」と、製品を研磨しカットや装飾を施す「コールドワーク」の、それぞれの工程に専門の職人がおり、フランスが世界に誇る著名なクリスタル工房バカラやサンルイは、同国の最優秀職人 M.O.F. (MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE ) を多数輩出しています。

高品質なクリスタルガラス成型は、まさに伝統と技術の結晶です。

 


 

年代|1950〜60年代
生産|フランス
地域|ロレーヌ地方
寸法|φ6.3 × H6.5cm(若干の個体差あり)

個体希望がある場合、注文時に備考欄へアルファベットを書き添えください。
A、B:在庫あり/在庫C:売約済

販売価格(税別)
¥12,000
Stock:2点

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