※若干数の空席がございます。
イベントのお知らせです。
2016年11月16日(水) の夜、couperinにて “Apéro-Conférence” と銘打ち、
パリを中心に活躍するソプラノ歌手 高橋美千子と翻訳家・音楽ライター 白沢達生による
「ルネサンス音楽とその周辺」をテーマにしたトークショーを開催します。
11月24日(木)に高橋美千子主催で、東京、近江楽堂で行われる古楽演奏会《花咲く日々に生きるかぎり 〜 Zeghere van Maleの装飾写本とフランスルネサンス音楽》のプレイベントとなります。*1
アンティークに囲まれた静かな空間で、美味しい食事と共に古いヨーロッパのハナシを。
couperin ならではの、穏やかで実り豊かな集い。
予約制の食事付きトークショーとなります。ご予約は下記をご確認ください。
専門家や愛好家を除けば、馴染みのある方がきっと多くはない古楽という音楽ジャンルですが
その魅力は、couperin で普段紹介しているアンティークの品々ときっと同じものです。
なんとなく Unique な感じで、現代とは異なる感覚が人を惹きつけ、
「もうちょっといろいろと背景を知りたいな」という知的好奇心をくすぐってくれる。
古楽業界の第一線で活躍をする識者が小さなエピソードの連なりから紡いでいく奥深い話に
お洒落な感性をもって耳を傾けてみる。
決して敷居の高いものや貴重なものにしすぎず、 couperin らしく軽やかに
音楽に留まらなら古いヨーロッパの文化全般まで話題が広がるトークショーです。
タイトルになっている Apéro-Conférence (アペロ-カンファレンス) とは「アペリティフを伴った会合」を意味するフランス語。イベントでは couperin 併設のカフェ filtopierre による特別メニューのお食事とドリンクがお召し上がりいただけます。
EVENT
日程: 2016年11月16日 (水)
時間: 18:30 開場&アペリティフ / 19:30 〜 21:30 トークショー (40分×2回、休憩20分)
食事: お食事プレート + ワンドリンク / デザートとしてコーヒー or ルイボスティー + 焼き菓子 付き
料金: 4,000円(税込)
予約: 15名様限定 ご希望の方はinfo@couperin.net までご連絡ください
TALK
聞き手: 高橋 美千子 / ソプラノ歌手
東京藝術大学卒業後、アンサンブル・プラネタとしてCDデビュー。
波多野睦美、つのだたかし氏より古楽の手ほどきを受け、2007年モンテヴェルディ『オルフェオ』でバロックオペラデビュー、その後、2009年よりパリを拠点に活動。イェール市立音楽院、パリ市立高等音楽院古楽科で研鑽を積み、A・メロン、H・クルック、I・プルナールに師事。パリ在住。
話し手: 白沢達生 / 翻訳家・音楽ライター
西洋美術史を専攻、学業を終えたあと
音楽雑誌編集部で書き物と編集の基礎を学んだのちCD輸入販売に携わるように。
フランス語・イタリア語・オランダ語・ラテン語・ドイツ語・スペイン語
スウェーデン語・ポルトガル語などクラシック音楽関連の解説・歌詞翻訳を手がけるかたわら
イベント企画設計も手がけ、自らトーク・司会も行っています。
美術展への音楽CD供出企画・選曲協力も。
THEME
テーマは「ルネサンス音楽とその周辺」。
ゼーゲル・ヴァン・マール (Zeghere van Male) という16世紀のフランドルの大商人が作らせた装飾写本に掲載された当時の流行歌からの抜粋が主となる、11月24日の演奏会本番。*2
トークショーでは、15世紀から16世紀、約150年にわた
*1. 装飾写本: 文字だけでなく、装飾イニシャルや縁取り、挿絵などの華麗な飾りを付けた写本。
*2.フランドル: オランダ南部、ベルギー西部、 フランス北部にかけての地域。ルネサンス音楽の中心地。
※CONCERT
花咲く日々に生きるかぎり 〜 Zeghere van Maleの装飾写本とフランスルネサンス音楽
歌とヴィオルコンソートによる
日時: 11月24日(木) 14:00 / 19:00開演(13:30 / 18:30開場)
出演者: ソプラノ 高橋 美千子 / ヴィオラ・ダ・ガンバ 井上 奈緒美、坪田 一子、田中 孝子、品川 聖
チケット代金: 前売3500円 当日4000円 学生2000円
詳細は演奏会特設サイトへ click!