Calvaire en bois d'Alsace
祈りとは静かで厳かなものであり、同時に日常の傍らに当たり前のものとしても存る。19世紀、市井の誰かの想いが込められた、木彫り多彩色のカルヴェール。
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Tabatiere époque Napoleonn iii
貴族や有産階級における嗜みでもあった嗅ぎタバコのための小箱、タバティエール。富を示すため、多様な細工品が作られため、その個性を比べることも愉しいのです。紹介は、ブルジョワ文化の芳香がするパピエマシェによる一品です。
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Petit Tissu Vichy en XIXe Siècle
南フランスで見つけた1枚。フランスではチェック織りを伝統産業としていたオーヴェルニュ地方の小都市からその名をとり「ヴィシーチェック」の名でも呼ばれる、19世紀の格子織り、コットンリネン生地の小さな切片。
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Toile de Beautiran, 1793-1830s
時を経て生まれた草木染めの古色の美しさとニュアンス。手にした「モノ」から此処ではないどこかを感じる時間は、何にも代えがたい。ボルドー近郊の小さな街ボーティランで生み出されたフランスの更紗、トワル・ド・ボーティランの切片です。
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Bracelet en Cristal Noir et Or Blanc
ヴィンテージブレスレット。ささやかな緊張感を添え佇まいを引き締める。漆黒のクリスタルガラスビーズに、18金ホワイトゴールドのエンドパーツで仕上げられた、ごく上質な一品。光を浴び乱反射する極小ビーズの不均一なガラス断面がとても美しい。品よく爽やかなホワイトゴールドとの相性も素敵です。
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Dessin au Lavis XIXème "Paris"
パリ郊外のメゾンから出てきた19世紀の淡彩画。単色の水彩や墨のみを用い明暗・濃淡を表現するラヴィと呼ばれる技法で描かれた、繊細で柔らかな風景。空、木々、山々。画紙の大部分に自然物を捉えながらも、木々の奥や脇に描かれた建造物からは人の営みの気配が微かに感じとれる。気持ちのいいバランスです。
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Toile en France du XIXème Siecle
19世紀半ば〜末頃、大判の古いフランス更紗です。朗らかさのなかに神話的なエッセンス。モチーフの主要花となっているのはコスモスでしょうか。クラシカルな印象と異国情緒。有機的でありながら、全体は、秩序、調和という印象 (まさにコスモスの花言葉のように) も同時に纏っています。
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19th Century Basque Linen Torchon
ほんのりと艶感を帯びた細番手の糸を紡ぎ、菱形の織り模様で仕立てられた静かで品よき佇まい。天然染色による藍のアクセント。健やかで美しい19世紀のバスク織りトーションの紹介です。
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Aumonière en cotte de maille
19世紀後期から20世紀最初期頃に流行した鎖帷子による服飾小物は、例えば小さな貴重品入れのような小さなものでも1つできあがるのに一週間近くかかったそうです。ここまで手の込んだレティキュール。初めて見ました。どんな女性が身につけたのでしょうね。想像を巡らせる時間も愉しいです。
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19th Century Provence "Toile"
空想の草木。時の移ろいにより褪色した月白色とモチーフを彩る品のよいエメラルドグリーンが、かつての南フランスの人々による夢想を静かに伝えます。 プロヴァンスのアンディエンヌ。推定19世紀初期-中期。木版捺染による更紗の切片です。 インド更紗からの影響を感じる写実的なタッチでありながら、種々織りなし描かれた木々、草花は現実には存在しません。それまた同様にインド更紗の影響。訪れたことのない遠い異国、東方の地に、描き手は想像力を膨らませたのでしょう。 天然染料による木版捺染で生み出された手仕事の気配と、時を経て褪色した古布の纏う表情が、描かれたモチーフと健やかに共鳴しています。
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Broche en filigrane d'argent
フィリグラン・ダルジャン (filigrane d'argent)。最細0.2mmの純銀線を繊細に紡ぎ上げたパーツを高熱で溶接し、レースのように仕立てた線状細工によるシルバーブローチ。古くから銀細工の一形態としてひと握りの名人、職人により作られてきた手工芸品です。
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Style Louis XVI "Petit Cadre"
時を経た真鍮素材の纏う素朴さとノーブルで可憐な意匠が美しく均衡を保っています。全体のデザインが絢爛に寄り過ぎることなく慎ましく落とし込まれており、どこか静けさを感じます。19世紀にルイセーズ(ルイ16世)様式を踏襲し作られた小さなフレーム。
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Bourse en Argent Massif
19世紀末フランス、ごく上質な純銀製の美しいコインケース、貴重品入れの紹介です。時代柄、より絢爛で装飾性の高い個体も多いですが、写真の品は、19世紀フランスの気配を纏いながらも、ニュートラルな風通しの良さがあり、そんなバランス感覚にクープランとして心惹かれ手に取りました。
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Pendentif Reliquaire en Argent Massif
西洋ならではの歴史をもつ古物ですが、重たさはなく、19世紀フランスの気配を纏ったクラシックで精巧な装飾性と光沢を抑えたアンティークシルバーの表情からは、素直な美しさを感じます。パンダンティフ・ルリケール。
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