1950-70's Baccarat “Verre à Eau”
オールドバカラ、1950年代〜70年代初期頃。今回の紹介は、美しい立ち姿の水用グラスです。容量注げるガラス器。実用性が嬉しいですね。食卓にさりげなくも確かな品格を添える素敵な一品 。
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Baccarat 1930's “Verre à Pied modèle Cheverny”
ステムの幾何学図形的な装飾性、比して無駄を感じない全体の佇まい。さり気なさとエッセンスのバランスが素敵です。1930年代バカラ、シュヴェルニーのステムグラス。
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Baccarat XIXème “Verre à Absinthe”
19世紀のアンティークバカラ。薬草酒アブサン用のステムグラスです。優美でいてクラシカルな印象。用途が限定されていることは、選びとることの困難や躊躇に繋がることは重々理解していますが、所有欲を起点にセラーに並べる酒を選びたい、とすら思わせてくれる固有の美しい佇まいを纏っています。
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Ancien Verre Gobelet en Cristal
手彫刻による可憐な草花文とナポレオントロワ様式の細やかなドット柄。引き算の意識された品のよい装飾性に心惹かれました。温かさと冷たさの心地よい均衡。当代アンティークガラスの美質が詰まった、19世紀フランスのクリスタルガラスゴブレ。
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Baccarat Verre à Liqueur
小さな寸法の細部に香る穏やかなエレガント。さり気ない西洋装飾と無理のない佇まいに心惹かれます。ローハンのモデル名で知られるフォルムの無加飾型、加えて刻印のない初期タイプ。希少なアンティークバカラのリキュールグラスです。
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Verre a Cocktail en Cristal Ancien
キンキンに冷えたショートカクテルを嗜むのに最適な極薄のリップと、僅かに重たさを感じる指馴染みよいステム。何より横から眺めたときのプロポーションの美しさ。モダンデザインの潮流が成熟期を迎えた時代のガラス器の魅力が凝縮した、古いクリスタルのカクテルグラスです。
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Baccarat “Service Forme 8726"
19世紀末〜20世紀初頭頃、アンティークバカラ。古き西洋文化の気配をはっきりと纏いながら、国や時代を問わない普遍的な美を同時に有していると感じます。中世のスタイルを、19世紀バカラ社が当代最先鋭の感性で昇華させた、美しく洗練された佇まいの一品。
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1900's Baccarat “Uni Stem Glass”
アンティークバカラのちいさなステムグラス。嗜む程度のアルコールをカジュアルに注ぐ、そんな日々のささやかな食卓風景も思い浮かびます。当時は主に赤ワイン想定していたサイズですが、冷酒やポートワイングラスを注いでいただいても素敵です。なくても構わないけれど、あると思いのほか手にとり役に立つ。そんな器こそが誘う暮らしの豊かさを想います。
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Antique Crystal “Gobelet M”
古きフランスの伝統的なデザイン。1900年代初期頃。型によるマウスブローで仕上げられた、薄吹きクリスタルガラスのゴブレです。バカラかサンルイか、あるいは今では名もなき地方のガラス工か。シンプルなカタチだからこそ特定には至りませんが、器としての確かな作りの良さを感じます。
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Quatrefoil Stem Glass
19世紀末、アール・ヌーヴォー期のボヘミアングラスの紹介です。ラスター彩によるガラス表面。光を浴び変化する美しい虹色は、惚れ惚れとする美しさです。それでいて眺める角度によっては透明に。華美に寄ることはない、とても上品な仕上げは、暮らしの実用における軽やかさへと繋がっています。
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1900's Baccarat Uni “Verre à pied”
モデリング全体には前時代的な気配を残しながらも、成形感に甘さはなく、器全体は、重ねてきた歴史と整った生産環境、そこに職人の技術、経験の粋を合わせてこそ生み出し得た完成度の高さで覆われています。1900年代初期、デッドストックのアンティークバカラ。
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Early 18th Century "Stem Glass"
パリの馴染みの骨董屋でマダム・マガリから譲ってもらいました。ヴェネツィアンガラスの影響がヨーロッパ大陸を北上し、独自の技術発展と洗練化を遂げて生み出された、かつての貴族、有産階級の実用器であると共に、今やアートピースとも呼べる一品。
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Baccarat “Porte cure dent”
型物成形におけるバカラのアイコン的デザイン。バンブーのモデル名でも知られるつまようじケースです。こうしたデザインが19世紀末にプロダクトとして作られていたことにこそ、バカラがバカラたる所以を感じますね。陽光が注がれたときに乱反射するリブガラスは、まさに水晶のようです。
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1900's Baccarat Uni “Verre à Vin”
モデリング全体には前時代的な気配を残しながらも、成形感に甘さはなく、器全体は、重ねてきた歴史と整った生産環境、そこに職人の技術、経験の粋を合わせてこそ生み出し得た完成度の高さで覆われています。1900年代初期、デッドストックのアンティークバカラ、ワイングラス。
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19th Century Baccarat “Moutardier”
静かに佇む装飾美。指で弾いたときに深く柔らな高音を鳴らす、ごく高純度のクリスタルガラス器。推定19世紀末、アンティークバカラのムータルディエ。古手の一品ですが、こうしたデザインが19世紀末にプロダクトとして作られていたことにこそ、バカラのバカラたる所以を感じます。アバギャルドな気配と、用の器としての華美に寄り過ぎない品の良さ。
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Saint-Louis modèle Papin “Chope conique”
ルイセーズ(ルイ16世)様式を踏襲し、繊細可憐、かつ左右を対称にして実直に描かれたエッチング装飾。絢爛のなかに宿る品が良さ。穏やかなクラシックを感じる、アンティークサンルイのショップ・コニック(Chope conique)と呼ばれる円錐型のジョッキグラスです。
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Saint-Louis modèle Cluny “Verre à Vin Blanc”
中世ガラスから着想を経てモデリングされた空洞のステム。ブルゴーニュの修道会からその名をとり、クリュニーの名でも知られる、フランスが誇るガラス工房サンルイ、1900年代前後頃、古き時代の象徴デザイン。小ぶりな白ワイングラス。
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Antique Baccarat “Nancy Flacon forme cylindrique”
アンティークバカラ、ガラスフラコンの紹介です。シリーズ番号 F.2031、フォルム名称「Cylindrique (円筒型)」。1910-1936年頃の同モデル最初期の成型品です。
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Antique Baccarat “Gobelet gravure 7742”
アカンサスの唐草紋様がさりげなく配された、クラシックな佇まい。グラヴュール番号7742番、アテネの女性「アテニエンヌ」のモデル名を翳したゴブレ。1900年代初期、プロダクトとして最も古手な作りの品を、幸運にも当時のバカラシール付きのデッドストックで見つけることができました。
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Baccarat 1950-60s “Verre à Cognac”
ステムの長い現代的でオーセンティックなブランデーグラスももちろん素敵ですが、暮らしに上質さをさりげなく添えてくれる。そんなグラスも魅力的です。1950-60年代、モダンバカラのデッドストックを。
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Saint-Louis “Tea Glass”
その所有は、富の象徴でもあったそうです。19世紀、サンルイの名声が国際的なものとなり、世界中の富裕層を顧客としていく過程で、フランス語圏モロッコにおいて、王室を通じて貴族やブルジョワに伝わり、当時、愛飲され始めていたミントティーを嗜むのに好んで用いられたことでつとに名高いティーグラス。
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Antique Baccarat “Gobelet gravure 5588”
中世以来フランスの伝統装飾として王家の紋章にも取り入れられた「フルールドリス」 (図案の起源は諸説ありますが、ユリ/アイリスの花とすることが定説) が繊細にあしらわれています。1900年代初期、アンティークバカラのゴブレ。
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Antique Baccarat “Handle Liqueur Glass”
小さなちさな器には、古いクリスタルガラスの美質が凝縮していて、言葉通りまさにジュエリーのよう。19世紀末から20世紀初頭頃、ディアモン・ビゾー (斜めに面取りしたダイヤモンドの意) の名でも知られる、アンティークバカラ、プレス成型によるリキュールグラスです。
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Baccarat Gobelet forme Bohême
古手な作りのアンティークバカラのゴブレットグラスです。成形型によるマウスブローとその後のハンドカット。コート・プラット (Côtes plates =フラット・リブ)と呼ばれるフランス全土で古くから作りが見られる伝統的なデザインをこれだけの練度で作り上げる職人の技術力の高さに惚れ惚れします。
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Old Baccarat “Lulli Stem Glass”
かつてのバカラで用いられた装飾技法アシッドエッチング(酸化腐食)により立体的に細やかに表現されたパターン。同技法を活用したデザインはバカラのなかに種々存在しますが、絢爛のなかに宿る品が良さ・繊細さが際立つ、ごく美しいモデル。1930年代前期。ルッリのモデル名を翳したアンティークバカラの小さなステムグラス。
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Antique Baccarat “Timbale de Punch taille 7743”
無刻印、1900〜1936年頃成型。古いカタログ上では7743のカット番号が振られた、バカラの美質である絢爛さに品の良さが同居した魅力的なカッティング。ショニー (Chauny) やビゼルト (Bizerte) といった呼び名でも有名ですね。アンティークバカラの小さな取っ手付きグラスの紹介です。
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Antique Crystal “Timbale de Punch”
アンティーククリスタルの小さな取っ手付きグラスの紹介です。ブランデーやラムに果汁、炭酸水、砂糖などを混ぜ合わせた「パンチ酒 (ポンチ酒)」を注ぐことを用途として作られました。パンチ酒を嗜むのが主には英国だったため、フランスアンティークではあまり見かけることのない、珍しい作りの一品です。
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Old Baccarat “Gobelet taille 7743”
カット番号7743。バカラの美質である絢爛さに品の良さが同居したモデル。ショニーやビゼルトといった呼び名でも有名ですね。ドゥミ・フォール = セミ ストロングと形容される、中庸な厚みのクリスタルガラス。オールドバカラの小ぶりなゴブレの紹介です。
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18th Century "Bourguignon Glass"
ガラスの表情と注ぐ飲み物の色彩が織りなし魅せる美しさを、注げる量が少ないからこそ、味覚と共にゆっくりと味わいたい。ささやかで特別な時間を提供してくれる、古手のステムグラス。
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Verrerie à Paris "SAXE"
クープランとして初めて仕入れた現行作家・職人のグラス。 15-18世紀末までのヨーロッパの古いガラスからインスピレーションを受けて作品制作を続けている現代パリの、とある小さなガラス工房。あるときはアンティー...
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19th Century "Mazagran"
本来の用途に近いかたちでアイスコーヒーやブランデー入りのコーヒーを注いでいただくことはもちろん、ビールグラスとしてぴったりのサイズだと思います。19世紀のマザグラングラス。
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