Fourchette à Rôti en Fer forgé
唐草文のような小気味良い螺旋装飾。暖炉脇に飾ることを踏まえた、遊び心すら感じる意匠性に何より惹かれ、ざらりとした柔らかな鉄味も雰囲気があります。18世紀頃、フランスの蓮鉄製肉叉。
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Bourse à Jeton
かつて賭博は富裕層にとって嗜みであり、またささやかな気晴らしでもありました。ブルス・ア・ジュトン。19世紀に代用貨幣を収納するために用いられた巾着袋です
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Baccarat Verre à Pied 1960
モダニズムの潮流を経てこそ生まれた姿形は、決して無機質さなんかではなく、使う人や空間にこそ目を向けて設計され、生活に溶け込み、匂いや気配を纏ってこそ本当の魅力を放つ有機的なものです。オールドバカラのステムグラスです。
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Musique sur Faïence
音楽がモチーフに描かれたいたことが目に留めるきっかけでした。とは言え、手元に寄せたいと心動かされたのは、描き足していくにおけるセンスと、経年の古色の塩梅のよさ故です。18世紀、フランスのファイアンス焼き色絵皿。
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Lèchefrite en terre cuite
素朴で雰囲気ある茶釉の表情に、ぐっとこちらを惹きつける存在感は王道然としています。当時の庶民の暮らしぶりを想像したくなる、西洋らしい古陶器です。レッシュフリットの名で知られる調理用の耐熱皿。
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Creil Assiette Dodecagonale vers 1800-30
直線美と彫刻的な陰影が食卓を引き締め、控えめな品の良さは、添える料理をぐっと引き立てくれます。ファイアンスフィーヌ、テール・ド・ピップ。1800〜30年代頃、初期クレイユ窯のドデカゴナル、十二角皿です。
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Tasse de Normandie
フランス北西部の伝統的な「キュノワール」は好事家には広く知られているところですが、19世紀末頃、背面に青・黄・灰、等々のさまざまな釉薬を用いた色彩豊かな手が少ないながら作られたことは、あまり知られていないかもしれません。ノルマンディー地方のシードル用タッス。
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Pichet à Cidre Cul Noir
道具箱と作業用の椅子だけを持って行商し、町を訪れては大きな声で「壊れた陶磁器はないか!」と呼びかける。そんなさすらいの修繕屋が、きっと直してくれたのでしょう。19世紀、ブリキ直しのキュノワール水差しです。
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Verre à Contiture / Gobelet
見かけることのない寸法と造形。僅かにクリスタルガラスの性質を帯びた柔らかな白色に、揺らぎかしぎもたっぷりで雰囲気があります。おやっと目を引いた珍しい吹きガラス器。19世紀半ば頃、ベルギー近郊。
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English Hand Blown Glass
ビールを愉しみたい古物好事家のために。宙吹きで仕上げられ、かつ加飾のないような素朴な手は、存外見かけることが少ないのです。19世紀末頃、イギリスのシンプルな吹きガラス製タンカード。
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Stammhaus "Stringel" in Karlstadt
いつかの誰かのちいさな物語。そういうものに触れたくて、この仕事をしています。蔦に覆われた煉瓦造りの館から、そこに住む子供たちが毎日のように駆け出していってた時代に、勝手な想いを巡らせます。G.パヴリチェックによる、カールシュタットの生家。
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Baccarat Petit Verre Gobelet 1950-60
大胆なカッティングでありながら、同時に抑制が効いており、佇まいにはさり気ない上品さを感じます。現代の暮らしに生活道具として自然に溶け込む、穏当なラグジュアリー。モデル・タリランド。
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Art Populaire sur Faïence
確固たる様式美は、フランスの錫釉陶器がもつ魅力の一つですが、寧ろ寧ろ民衆芸術としてのパーソナルな気配こそを一層つよく感じます。18世紀、フランス地方部のささやかなフォークロア。
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Cul Noir pour Calvados
カルヴァドス盃を主な用途として想定し造られたものだろうと考えています。19世紀末頃、ノルマンディー地方より、簡素な佇まいが好ましい、掌に収まる程にちいさな筒形のキュノワール。
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Creil et Montereau Grand Pot à Contiture
雑味のないミニマルな造りが好きで、見つけたときには仕入れるようにしています。バルリュエ社、1876〜1884年頃。クレイユエモントローのコンフィチュールポットです。
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Risler kist Cuillere à Cafe en Argent Massif
ジャン・アンリ・リスラーキスト。アルザス地方ミュールーズで代々オルフェーヴル(銀細工師)を営んでいた職人による純銀カフェスプーンです。1840〜70年代頃頃。
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English Ironstone Lim Plate
フェザーリムに藍の輪線という18世紀以来のクラシックを踏まえつつ、浮き彫りのコントラストが控えめで、気のおけない佇まい。1900年頃、英国製のリム皿です。
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Baccarat Verre à Pied vers 1950-60
国際規格のテイスティンググラスの形状とも近しく、日常のワイングラスとして用いたい。1960年代〜70年代初期頃、バカラ社。
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Baccarat Verre Gobelet vers 1950-60
1950年代後期〜60年代、バカラ。白眉はモダンデザインの潮流が成熟期を迎えたなかで生み出されたロダクトの、美しくアノニマスな佇まい。潔い美しさが詰まった縦型のゴブレです。
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Digoin Sarreguemines Petit Pichet 11.4cm
さまざまな寸法で存在する、この時代の窯を象徴するカタチの1つでもある水差しですが、殊にこの寸法にこそ狙いを定めて普段から探しています。1920年代頃、ディゴワンの水差し。高11.4センチ。
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Digoin Sarreguemines Plat Oval 30.5cm
道具としての柔らかさや、ある種の弱さ。現行品にはない色気をそこはかとなく纏いながら、肩肘張らず安心して向き合える古陶。こういう器こそ、何の気なしに食器棚から日々手に取ってしまいます。1920年代頃、ディゴワンのオーバル皿。
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Petit Assiette de Delft XVIIème
シノワズリによる藍絵。描き手の東洋情景が生んだ見込みの有機的な草木模様に比して、均等なリズムで幾何学的に配されたリムの装飾趣向からは、西洋固有の啓蒙主義的美意識の工芸における萌芽も感じられます。18世紀、デルフト焼きの小皿。
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DIgoin Sarreguemines Assiette épaisse
フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが、この種の厚皿の魅力でしょう。修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた白釉厚皿。
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Chantilly Assiette Dessert Octogonale
個人的には殆ど見た記憶がありません。デセール寸法のシャンティィ。革命前のポントシュー製陶所を軸とした作陶初期の貴族性と、革命後のクレイユやモントローを軸とした作陶最盛期のブルジョワ性との狭間で、二世代を「橋渡し」をするかたちで、ごく短期間に存在感を示したファイアンスフィーヌ。
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Verre à Pied vers 1750
底部に向かってまっすぐとテーパードした、真横から眺めたときの端正で潔いプロポーション。ステムは六角に面取りをしつつ内側を空洞とし、フットも縁を折り畳み円錐状とした古い時代固有の成形法を用いています。1700年代中葉、フランスの吹きグラス器です。
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Christofle Fourchette à Gateaux
無理なく使い込まれたやわらかな銀の肌合いはやわらかで、カタチ、マチエール、時間、各々の美質が無理なく均衡を保っています。なんとなくともエレガンスを感じる、ヴィンテージクリストフルらしい魅力的な佳品。クリストフルのガトーフォークです。
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Baccarat Verre Gobelet vers 1950-60
やや小ぶりですらりと細身な設計に親近感を覚えるのは、やはり自分が日本人だからなのでしょう。一口ビールグラスとしては勿論のこと、冷酒を注ぐも佳しと思います。推定1960〜70年代頃成形、オールドバカラの5オンスグラスです。
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Baccarat Petite Flûte à Champagne vers 1960
すらりとした佇まいと端正な造形。これからの暑い夏の季節に冷茶器として活躍する場面が目に浮かんで手にとったものです。1960年代頃、バカラ。小さめのフルートグラス。
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Pichet a huile de Dordogne/Périgord
フランス南西部内陸、ペリゴールより。飾り気はなく、全体の印象は粗野で素朴。例えば同じ南フランスの明朗快活としたプロヴァンス気質とは異なる、どこか内向的で静かな気配を纏った19世紀の油差しです。
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Vire-Omelette Provençal
19世紀のプロヴァンスより、オムレツ皿。調理時には蒸し焼き蓋とし、仕上がりひっくり返したときには盛り付け皿とできるよう実用的に設計されたヨーロッパ南西部の伝統的な民陶。
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Petit coffret en bois vers 1800
農耕ができない厳しい冬籠りの時期に、女性は羊毛紡ぎをし、男性たちはさまざまな手彫りによる木工調度品が作ったといいます。18世後期〜19世紀初期頃、フランス・アルプス。手彫りのちいさなコフレ。
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Plat en Val de Loire
フランス中央部、ロワール川近郊で、より田舎的で素朴な土地の陶芸に、近代的で端正なスタイル(北方、キュノワールであったりの影響)を取り入れて、19世紀に作陶されたものだろうと考えています。アールポピュレールの魅力が詰まった赤褐色釉の大皿。
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Saint-Amand-en-Puisaye Pichet à Vin
無釉の焼き締めである備前焼のような胎土とフランスらしい朗らかな褐釉が施された、独特のコントラストの妙に惹かれて手にとりました。19世紀、サンタマン・アン・ピュイゼの水差し。
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Assiettes Ko-Imari ver 1700
凛花の器形で染付や陽刻もないシンプルな白磁というのはあまりありませんね。西洋古物を専門とする当店ですが、すっと手が伸びました。江戸中期、古伊万里の白磁長皿です。
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Saint-Louis Verre à Pied 1960/70
雑味のないモダンでニュートラルなプロポーションのすらりとした立ち姿。 1950〜60年代頃、サンルイのステムグラスです。
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Bordeaux Tasse Blanche
すんっとした佇まいに手仕事を感じるハンドルの造形となめらかなテールドフェールの乳白。19世紀後期、ジュール・ヴィエイヤール社ボルドー窯のデミタスカップです。
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Panier de fromage suédois
西欧ではあまり見かけないこの造りが好きで、以前から扱ってきました。今回紹介の個体は枷せた木肌と抑えられた彩度が抜群に雰囲気があります。19世紀のスウェーデンで、木の根を編み成形されたチーズの水切り籠。
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Plat en Faience de Moustiers/Varages
ムスティエ・ヴァラージュより。その装飾様式・技術は、17世紀以来、戦争により不足した銀の代用品として王侯貴族のための食器を手がけるなかで発展したことは知られいるところですが、当時の窯々を象徴するリム装飾の一品です。18世紀、プロヴァンス地方。
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Petit Verre à Pied XIXe sècle
19世紀中期〜後期頃。素朴な全体のプロポーションに、上品なステムのファセットカットがアクセントとなった、小さなガラス酒器です。古きフランスを心地よく愉しんでいただける佳品。
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Plat Oval en Faience de Salernes
雑味のないシンプルな造形にまろやかで瀞みある釉調。19世紀初期、南フランス。ムスティエ、ヴァラージュ近郊にあった小さな村、サレルヌで作陶された白錫釉のオーバル皿です。
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Gien Plat Carré 1871-75
古手半陶半磁器/テールドフェールの一層ゆららかさを感じる釉調。上質陶器/ファイアンスフィーヌの美質であった陶胎の薄さや釉の高い透明度により実現した緊張感を一定引き継ぎつつ、プロダクトとしての実直なやさしさも内包した、過渡期的な魅力を纏った一品。1870年代、ジアンの白釉角皿。
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Gien Théières 1871-75
比較的古手のテールドフェール陶器の一層ゆららさを感じる釉調には雰囲気があり、19世紀のフランスならではの美意識が漂う緊張感があり彫刻的な一品ですが、装飾性は最低限に抑えられており、楚々とした佇いで華美な印象は持ちません。1870年代、ジアンの白釉テイエール。
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Leeds/Rörstrand Gathers lim Plate
造りの真面目さと細やかなギャザーに漂う品格が、絢爛さをおおらかに包み込みます。英国のリーズ、或いはそれを模倣した最初期のスウェーデン、ロールストランドより。1700年代後期。
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Bylon Carouge Assiette Octogonale
多様な造りが見られる古手のオクトゴナル皿より、現在のスイス連邦・ジュネーヴ州のジュネーヴ郊外南、北イタリア文化の影響が色濃く残る小さな街カルージュで作陶された一品。19世紀初期〜半ば頃。
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Cuillère en bois XVIIIème siècle
眺め共鳴し、愛でていきたい。そんなささやかなコレクション。探しはすれど、なかなか見つからない古い木匙。恐らくは18世紀の造りと思しき一品は、パリの蚤の市で仕入れました。
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18th Century Loza Catalonia
18世紀スペイン、カタルーニャ近郊の錫釉陶器です。さらさら描ききったように思わせる全体と、一歩踏み込んで眺めると仄かに垣間見える稚拙な細部。腕と指に仕事を染み込み覚えさせたであろう陶工こそが生み出せる、作為や構えのない自由さ。土地の気候風土と暮らしが育み生んだ自然な筆触に心惹かれます。
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Digoin Granc Bol à Café
ゆったりとした寸法にディゴワンらしい良質で柔らかな施釉で仕上げられた、実直で端正で一品。1920年代頃、カフェオレボウル。
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Bol à Café en Terre de fer
なんてことなくともフランス(および周辺地域国)を象徴する器として、ずっと好きであり続けています。紹介は女性の掌にもおさまるくらいの小さな寸法。小ぶりで愛らしい一品です。半陶半磁のカフェオレボウル。
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Luneville Bol Epais à Café
中庸な寸法に少し厚作りの器胎が、ありそうでない一品です。1900年代初期頃、リュネヴィルのカフェオレボウル。
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Sarreguemines Petit Saladier
西洋らしい造形感覚をもって発露したプロダクトとしての個性と、そこからごく微細に香るデザインソースが古い東洋陶磁の凛花鉢にあるという匂いの塩梅。サルグミンヌ窯の小さなサラディエ。
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Baccarat Petit Verre à Pied
このグラスに冷やや冷酒を注げば、食卓はぐっと華やぎ豊かになるように思え、久しぶりに纏って見つけものを揃いで譲ってもらうことにしました。1950年代〜70年代初期頃、バカラ。モデル・タリランドの脚付グラス。
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Compotier en verre soufflé
太く重量のある質実剛健なステムに無駄のないフラットなプレート。直径は24cm。19世紀後期頃、フランスの吹きガラス製コンポティエ。
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Plat Oval de Cul Noir
柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させた、フランスの古民芸品キュノワール。食卓の設えの主役となるオーバル皿。
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Plat en Faïence décor Camaïeu Blue XVIIIème
18世紀初期、フランス南西部。トゥールーズ近郊で作陶されたと思しき色絵皿。たっぷりとした鉛錫釉は18世紀の南仏ファイアンスに通底する美質ですが、広く知られているムスティエ(ヴァラージュ)焼とはまた異なる気配があります。
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Assiette en Faience de Moustiers XVIIIème
細やかなギャザー装飾に、ほんのごく僅かな朱を帯びた、まろやかで瀞みある白錫の釉調。穏当でおおらかなエレガント。ムスティエ古陶器独自の美観を備えた、美しい一品。
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Panier en Vannerie fine
18世紀頃から20世紀半ば頃までフランスで栄えたヴァヌリー(枝編み細工)の文化。柔軟性があり加工性に優れた籐を軸に、用途に応じて多種多様な枝、茎、藁も活用しながら、日常の生活道具が作られました。推定19世紀末頃、繊細なヴァヌリーフィーヌ。
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Vire-Omelette Provençal
緩やかで牧歌的な作為ない筆模様に、落ち着いたニュアンスの赤褐釉というのもぐっと心惹かれました。1900年前後頃、プロヴァンスのスリップウェア。オムレツ皿。
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DIgoin Sarreguemines Petit Bol a Café
フランスでメゾンを訪れて仕入れた1920年代頃、ディゴワンのちいさなカフェオレボウル。デッドストックで相当数があったなかから吟味して、状態よしと判断した個体をすべて纏めて譲ってもらいました。日常に寄り添う西洋の古い器としては最良のカタチの1つと感じます。
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Plat en Faience Blanche Patiné
半陶半磁のやわらかなテクスチャーと全体の細かな貫入に滲み生まれた時間の足跡。パリの骨董屋で見つけ、古色の具合に惹かれ迷いなく手にとりました。1900年頃、サルグミンヌ製陶所。
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Plat Oval en Faience Blanche Patiné
一にも二にも、見込みに残された古色に惹きつけられて手にした皿です。無数に刻まれたカトラリー痕と、その傷跡から染み込んだだろう料理の滲みが、かつての生活の気配をありありと今に伝えます。1920〜50年頃、ディゴワン・サルグミンヌ。
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Plat en faience fine de Lorraine
フランス東部、恐らくはロレーヌ公国領リュヴィル、或いは近郊からの出物と考えられます。パリのポントシューとは異なる文化を築いた、テール・ド・ロレーヌとも呼ばれる1800年頃のファイアンスフィーヌ。素朴さを得た穏当なノーブルが、現代の食卓にも心地よく溶け込みます。
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Tisanière en Terre Cuite Vernissé
さて、取手脇のまるで貯金箱のような細長い穴は一体なんでしょうか? 正解は。枝付きティザンヌ(ハーブ)の差し込み口です。 朗らかで風通しよいフランスの地方民芸品。19世紀、ブルゴーニュで作陶されたティザニエール。
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Plat Cul Noir
柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させた、フランスの古民芸品キュノワール。中庸な寸法、食卓の設えの主役となる深型皿です。
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Petit Pichet de Cul Noir
酒器にも良さそうな掌に馴染む寸法はなんとも珍しく、柔らかな小豆色は朗らかさのなかに奥深さが感じられます。フランスの古民芸品キュノワール。ノルマンディー地方より、ビネガー、あるいはオイル用の小さな水差しです。
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