Ancien Plat en bois massif
南フランスで仕入れた美しい木皿。木という民衆的なマテリアルを、旋盤により端正的に都会的に仕上げた、その佇まいに心惹かれました。東洋的感性との親和を感じますが、西洋の古木皿としては、非常に珍しい印象の品。その塩梅に目を留めてくださる方がいらっしゃたらと思うところです。
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Baylon Carouge Assiette Rond
現在のスイス連邦・ジュネーヴ州のジュネーヴ郊外南、北イタリア文化の影響が色濃く残る小さな街カルージュで、フランス系スイス人の貿易商アブラハム・ベロンとその一族が組織した時代のフランス式スイス陶器皿。
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Antique Baccarat “Gobelet taille 6410”
洋の設えにはもちろん、和の設えにも溶け込むニュートラルな佇まい。使いかって良きサイズも嬉しい。フランスの伝統的なフラットリブカットをデザインソースにして生み出された、通称「シカゴ」の名でも知られる、アンティークバカラのゴブレ。
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Plat en Terre de fer
モダンデザインの萌芽が見えるモデリングに、古いフランスのクラシックを感じる良質な半陶半磁というマテリアル。使い込まれた白釉の古色もいい雰囲気です。シャルキュトリーにフロマージュ。そんな盛り付けが映えそうな白釉の大皿。
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Assiette Majolique Italienne XVIIème Siècle
からりとした空気と降り注ぐ陽光。乾いた陶肌と明るい絵付けからは、400年前から現代に至るまで変わらない、南欧の気候風土を感じます。17世紀、古き格式が漂う美しいマヨリカ陶皿。
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Plat Octogonale du Nord
八角という造形に、自然美を抽出しパターン化させ、左右相称に描いた薄藍による細やかな細描き。平面幾何学式庭園でも知られる、自然さえも人工的に形式化させようとした、17世紀以来のフランス的美意識の発露を垣間見ます。フランス北部。18世紀。日本での漆継ぎ。
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Nature Morte XIXème
ヨーロッパのクラシカルでごく基本的な構図を、彩度抑えて、描きすぎることなく素朴に丁寧に。 描き手の人柄が伝わってくるようです。パリから届いた果実の油彩画。19世紀。
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Christofle Couverts pour Entremets
モダンな印象とただようクラシック。各部位のごくさりげなくエレガントなシェイプも目をひきます。1950〜70年代後期、クリストフル社のアントルメ用フォーク&スプーン。モデル・ダックス。雑味なくクリーンな、ヴィンテージクリストフルならではの魅力を纏った一品。
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Bordeaux Petite Assiette 1845-65
白釉掛けは品よくまろやか。各部位はやわらかさを残しつつもエッジを効かせ端正にこまやかに仕上げられています。1845〜1865年頃、ボルドー。初期テールドフェールのリム皿。
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Lumignon en verre souffle XIXème siècle
作為のない美しさ、不安定の色気。室内装飾を用途としていた教会グラスは、食卓グラスと比べて仕上げがよりラフに為されており、歪みや揺らぎ、バリの多さが固有の美質です。状態の良い個体のみを厳選して仕入れてきました。
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Antique Baccarat “Petit Gobelet taille 6410”
洋の設えにはもちろん、和の設えにも溶け込むニュートラルな佇まい。冷酒のお供にいかがでしょうか。フランスの伝統的なフラットリブカットをデザインソースにして生み出された、通称「シカゴ」の名でも知られる、アンティークバカラの酒用グラス。
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Bol du Berger L'Année 1891(4)
ジャン=フランソワ・ミレーも好んで描いたオーヴェルニュ地方の羊飼いが、自身の生活のために土地の木を削り出し作り上げた19世紀末期の民衆芸術。良質な堅木による手彫り粥鉢と木匙。
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Christofle Fourchette à Entremet
メゾン・クリストフル。フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もありません。シルバープレートのアントルメフォーク。
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Christofle Cuillère à Entremet
メゾン・クリストフル。フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もありません。シルバープレートのアントルメスプーン。
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Assiette en Faïence fine au décor de Barbeaux
装飾性を排した端正なモデリングに散りばめられた細やかで薄い色彩。描きすぎない控えめな具合が好ましいです。1830年頃、フランス北部。矢車菊模様の色絵オクトゴナル皿。
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Petite Couvercle en Grès
砂岩を含有した粘土を用い焼成した特徴的な製法はフランスでは「グレ = Grès」と呼ばれます。砂岩製の陶磁器、あるいは炻器(ストーンウェア)の一分類とも捉えられると思います。19世紀、ロワール川流域圏。食法保存瓶の蓋部。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
天然無垢の黒色が、空間を上品に引き締めます。1819-1838年製。ナポレオン3世様式流行の萌芽を感じる一品です。ミネルヴァ以前、老人の横顔の純銀刻印。黒檀ハンドルに純銀刃のフロマージュナイフです。
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Tableau peinture ancienne signée P.Luiten
自然と対峙し、動物たちと共存する、世界最古の職業とも呼ばれる羊飼い。その脇に描かれているのは、羊たちの群れと、羊を率いる羊毛犬。夕暮れどきに羊を連れて帰る場面を描いたものでしょう。健やかで牧歌的な筆致は、描かれたモチーフと呼応し合う。暖かなを印象を湛えた1枚です。
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Tazza con piattino terraglia bianca XIX sec
成形感も釉調も、他の国の上質陶器では見ることのない、固有の趣きを湛えています。ボローニャを中心に、規模としては小さいながらも存在したイタリア半島の上質陶器「テライヤ (Terraglia)」の小さなカップ&ソーサーです。
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Creil et Montereau "Tasse et sous tasse"
19世紀後期、クレイユエモントロー。手彩色によるちいさなカップ&ソーサーです。主要モチーフはカーネーションでしょうか。植物の愛らしさが、ごく上品に描かれています。有機的でいて保たれた均衡、さらさらと流れるような筆触。素敵な一品です。
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Ancien Bougeoir en Verre au Mercure
19世紀フランスの空気をそのまま現代まで運んできたような、クラシカルでエレガントな佇まいと、銀箔の経年剥離で生まれたゆららかで儚げなマチエールの均衡。美しいメルキュリゼ燭台の紹介です。
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Gargoulette en faience XVIIIème Siècle
心惹かれたのは素朴な藍絵。間の抜けたとすら言いたくなるような筆致なのですが、牧歌的で愛らしい。プロポーションの美しさに習熟した轆轤師の存在を感じるからこそ、不均衡な均衡に、物語を想像したくなりました。18世紀、南フランスのガルグレット。
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Saint-Louis 1960/70 “Verre à vin”
固有の美質はステムのカッティング。寸分の狂いなくぴしりと面取られたヘキサゴナル。美しいガラス断面は、光を浴びる角度によって、さまざまな表情を魅せます。推定1960-70年ごろ、サンルイのステムグラス。
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Sarreguemines Assiette Creuse
1920〜50年代頃、サルグミンヌ製陶所。デッドストック。モダンデザインの潮流を感じさせるカタチに、フランス古陶のクラシックを引き継ぐ柔和さを帯びた白釉。この塩梅って、なかなかないのではと思います。ひと目見て食卓景色がさまざまと思い浮かび手にとった一品。
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Creil et Montereau Assiette
クープランで紹介を重ね続けているプレーンなテールドフェールの白釉皿において、見つけることの困難な初期から中期のタイプ。古い手ならではの雰囲気がごく魅力的です。1849-67年頃。クレイユ エ モントロー、ルブッフ・ミリエ社(Lebeuf Milliet et Cie)。
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Creil et Montereau "Tasse et sous tasse"
柔らかな牧歌。淀みなく流れるように描かれた細やかな図柄に、デコレーターが培ってきた確かな職人仕事の美しさを視ます。初期テールドフェールの不安定さも愛おしい、クレイユエモントロー、手彩小花柄のカップ&ソーサー。
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Creil et Montereau Petite Assiette 18.5cm
見つけることの困難な小さめの設計が何より嬉しいです。常々探しながらも、紹介できる頻度は本当に限られています。1900年代初期頃、クレイユ エ モントローのリム小皿。
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Tasse en porcelaine pâte tendre XVIIIème
あわく儚げに、力強くそこに在る。佇まいの美しさ。道具としての役割を全うしながら、軽やかにその向こう側へと越境する。そんなふうな。18世紀、フランドルの軟質磁器。
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Belle Huile sur Toile Nature Morte
たわわな実り。豊かな静物が運ぶ安らぎと愉悦。 季節を飾る。19世紀、油彩。
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Calvaire en bois d'Alsace
祈りとは静かで厳かなものであり、同時に日常の傍らに当たり前のものとしても存る。19世紀、市井の誰かの想いが込められた、木彫り多彩色のカルヴェール。
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Plat en Faïence décor Camaïeu Ocre XVIIIème
赤褐色の建物が並び立つヴォクリューズ・ルシヨン村の美しさにも象徴されるように。気候風土を反映し育まれた、南フランス固有の文化の一端。18世紀、オークル彩のリム皿。
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Pot à pharmacie en Verre soufflé
端正なプロポーション。職人によるマウスブロー成形が生む、大胆さと繊細さが同居したアンティークガラスの揺らぎ、表情が心地よいです。19世紀、吹きガラスの薬草瓶。
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Verre à Bistrot vers 1900
以前と比べても仕入れ難くなりましたが、方々の蚤の市でぽつりぽつりと見つけては、カタチや揺らぎ、状態を吟味し選び、紹介を重ね続けています。1900年前後頃、フランスのビストログラス。
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Vaso Ceramica di Grottaglie
西洋の中心から外れた立地で、時代の流行やスタイルに捉われず、ただ日常に用いることだけを考えて作られたであろう地産地消の陶器。19世紀末頃、イタリア半島の南東先端、プーリア州グロッターリエ古いの食料保存壺です。
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Assiette en Faïence décor Camaïeu Blue
カマイユ・ブルー。18世紀に東洋陶磁への羨望から流行しフランスに根付いていった絵付けのスタイルです。18世紀後期頃、フランス南西部のトゥールーズ或いは近郊アルデュ、オーヴィラールより、輪線の花綱風模様による錫釉リム皿。
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Verre à pied inspiration Médiévale
推定19世紀、中世のヴェネツィアンガラス、ボヘミアンガラスの様式を踏襲し成形された小ぶりなゴブレ。華美にはならず繊細さを感じる線状装飾。民芸的気配を纏いつつごく上品な僅かに灰み掛かった薄いエナメル。職人のセンスを感じる一品です。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
希少性の高い品との出逢いが立て続けに重なることがあるのは、古物の不思議と愉しさ。少し以前に紹介した19世紀、黒檀ハンドル純銀ブレードのシンプルなフロマージュナイフが再入荷いたしました。
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Saint-Amand-les-Eaux "Pot à Confiture"
かつての持ち主に長く使い込まれたことにより生まれた固有の風合い。刻まれた時間の深み、アブストラクトな陶景色。1900年代初頭北フランス、サンタマン=レゾー。オブジェとしての風格すら感じる美しい保存器です。
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Baccarat 1915 “Gobelet pour Yvonne”
狂いなくぴしりと均整をとり側面に掘られた「Baccarat 1915 Yvonne」のグラヴュール。クラシカルで上品なイタリック体、さりげない文字装飾も魅力です。1915年、イヴォンヌに贈られた工房による特注品。オールドバカラ、カット番号7743。
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Petrus Regout Tankard
ペイトリュス・ルグー社のタンカード。英国のピューターや純銀製、ドイツの炻器製と、さまざまな素材の造りが知られますが、こちらはオランダより、ダッチ・ストーンウェアとも呼ばれる半陶半磁製の白釉器です。
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Digoin Sarreguemines Pichet avec Couvercle
1920年代頃、ディゴワン・サルグミンヌより、白釉水差し。窯の定番品として作られていたもので、これ迄もその時々でさまざまなサイズを仕入れてきましたが、稀に見つかる蓋付きタイプの紹介です。
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Creil et Montereau Assiette effet patiné
1867-76年頃、ルブッフ・ミリエ社 (Lebeuf Milliet et Cie) 経営による盛期クレイユ エ モントローで作陶されたリム皿。クープランで定番的に紹介を重ねている無加飾ミドルサイズの白釉皿のなかでも、なかなか見つからない古手の作陶品です。
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1960's Baccarat “Champagne Glass 18.4cm”
職人の熟練した技巧が、力むことも手を抜くこともなく、ごく自然にストンっと落とし込まれている。20世紀半ばのバカラ社の潮流が垣間見えるモダンなプロポーションもとても気持ちがいいです。リベラックのモデル名を翳したオールドバカラのフルートグラス。
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Verre à Vin Soufflé et Gravure XVIIIème
狂いなく彫られた繊細高貴な花綱文のグラヴュール装飾に、柔らかなティアドロップ。とろみのある硝子胎はクリスタルの性質を帯びながら、含有する不純物により深く鈍い灰みを湛えています。18世紀手工芸の気配を存分に感じられる、美しいワイングラスです
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Christofle Fourchette à Gateaux
一見でのモダンな印象と漂うクラシック。無理なく使い込まれたやわらかな銀肌。形、マチエール、時間、各々の美質が無理なく均衡を保っている素敵な一品。1900年代後期、クリストフル社のガトーフォークです。
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Fourchette à Entremet en Métal Argenté
センターラインの伝統的なハンドルデザイン。見つけることが困難なナイフも仕入れられました。1900年半ばごろ、クリストフル社のアントルメ用カトラリーです。
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Assiette en Faience de Moustiers/Varages
18世紀後期のプロヴァンスより。ムスティエ・ヴァラージュ、藍の輪線文リム皿です。食卓に馴染みながら、全体をすっと引き締めてくれる無理のない緊張感が、こうした線描皿にはありますね。シンプルな造形で、しつらえの和洋を問わない魅力もあります。
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Arboras Assiette Blanche 1855-75
時代固有の手工業品として通底した魅力がある、19世紀、半陶半磁器の白釉リム皿ですが、ちょっと珍しい1枚を、積み重ねて埋もれてしまわないように敢えて取り出しフォーカスしてみます。1855〜75年頃、アルボラス窯より。
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Ancien Verre Gobelet en Cristal
手彫刻による可憐な草花文とナポレオントロワ様式の細やかなドット柄。引き算の意識された品のよい装飾性に心惹かれました。温かさと冷たさの心地よい均衡。当代アンティークガラスの美質が詰まった、19世紀フランスのクリスタルガラスゴブレ。
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Baccarat Verre à Liqueur
小さな寸法の細部に香る穏やかなエレガント。さり気ない西洋装飾と無理のない佇まいに心惹かれます。ローハンのモデル名で知られるフォルムの無加飾型、加えて刻印のない初期タイプ。希少なアンティークバカラのリキュールグラスです。
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Tabatiere époque Napoleonn iii
貴族や有産階級における嗜みでもあった嗅ぎタバコのための小箱、タバティエール。富を示すため、多様な細工品が作られため、その個性を比べることも愉しいのです。紹介は、ブルジョワ文化の芳香がするパピエマシェによる一品です。
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Petit Tissu Vichy en XIXe Siècle
南フランスで見つけた1枚。フランスではチェック織りを伝統産業としていたオーヴェルニュ地方の小都市からその名をとり「ヴィシーチェック」の名でも呼ばれる、19世紀の格子織り、コットンリネン生地の小さな切片。
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Couteau en Argent Massif et Èbène
19世紀後期、マテリアルに黒檀を採用した無加飾ハンドルの純銀フロマージュナイフ。空間を引き締める緊張を纏い、優しい美しさが香る。19世紀後期に裕福なブルジョワ家庭に納品されたであろう一式は、当代固有の美質を確かに備えながらも、印象はかなりモダンです。理想的な一品。
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Verre a Cocktail en Cristal Ancien
キンキンに冷えたショートカクテルを嗜むのに最適な極薄のリップと、僅かに重たさを感じる指馴染みよいステム。何より横から眺めたときのプロポーションの美しさ。モダンデザインの潮流が成熟期を迎えた時代のガラス器の魅力が凝縮した、古いクリスタルのカクテルグラスです。
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Creil|Assiette décor aux Barbeaux
テールドピップの軽くてやわらかな薄象牙の陶胎に薄い透明釉。白と青の矢車菊をあしらった初期クレイユ窯の色絵皿です。
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Baccarat “Service Forme 8726"
19世紀末〜20世紀初頭頃、アンティークバカラ。古き西洋文化の気配をはっきりと纏いながら、国や時代を問わない普遍的な美を同時に有していると感じます。中世のスタイルを、19世紀バカラ社が当代最先鋭の感性で昇華させた、美しく洗練された佇まいの一品。
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Toile de Beautiran, 1793-1830s
時を経て生まれた草木染めの古色の美しさとニュアンス。手にした「モノ」から此処ではないどこかを感じる時間は、何にも代えがたい。ボルドー近郊の小さな街ボーティランで生み出されたフランスの更紗、トワル・ド・ボーティランの切片です。
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Bracelet en Cristal Noir et Or Blanc
ヴィンテージブレスレット。ささやかな緊張感を添え佇まいを引き締める。漆黒のクリスタルガラスビーズに、18金ホワイトゴールドのエンドパーツで仕上げられた、ごく上質な一品。光を浴び乱反射する極小ビーズの不均一なガラス断面がとても美しい。品よく爽やかなホワイトゴールドとの相性も素敵です。
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Dessin au Lavis XIXème "Paris"
パリ郊外のメゾンから出てきた19世紀の淡彩画。単色の水彩や墨のみを用い明暗・濃淡を表現するラヴィと呼ばれる技法で描かれた、繊細で柔らかな風景。空、木々、山々。画紙の大部分に自然物を捉えながらも、木々の奥や脇に描かれた建造物からは人の営みの気配が微かに感じとれる。気持ちのいいバランスです。
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Quatrefoil Stem Glass
19世紀末、アール・ヌーヴォー期のボヘミアングラスの紹介です。ラスター彩によるガラス表面。光を浴び変化する美しい虹色は、惚れ惚れとする美しさです。それでいて眺める角度によっては透明に。華美に寄ることはない、とても上品な仕上げは、暮らしの実用における軽やかさへと繋がっています。
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Toile en France du XIXème Siecle
19世紀半ば〜末頃、大判の古いフランス更紗です。朗らかさのなかに神話的なエッセンス。モチーフの主要花となっているのはコスモスでしょうか。クラシカルな印象と異国情緒。有機的でありながら、全体は、秩序、調和という印象 (まさにコスモスの花言葉のように) も同時に纏っています。
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19th Century Basque Linen Torchon
ほんのりと艶感を帯びた細番手の糸を紡ぎ、菱形の織り模様で仕立てられた静かで品よき佇まい。天然染色による藍のアクセント。健やかで美しい19世紀のバスク織りトーションの紹介です。
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Aumonière en cotte de maille
19世紀後期から20世紀最初期頃に流行した鎖帷子による服飾小物は、例えば小さな貴重品入れのような小さなものでも1つできあがるのに一週間近くかかったそうです。ここまで手の込んだレティキュール。初めて見ました。どんな女性が身につけたのでしょうね。想像を巡らせる時間も愉しいです。
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19th Century Provence "Toile"
空想の草木。時の移ろいにより褪色した月白色とモチーフを彩る品のよいエメラルドグリーンが、かつての南フランスの人々による夢想を静かに伝えます。 プロヴァンスのアンディエンヌ。推定19世紀初期-中期。木版捺染による更紗の切片です。 インド更紗からの影響を感じる写実的なタッチでありながら、種々織りなし描かれた木々、草花は現実には存在しません。それまた同様にインド更紗の影響。訪れたことのない遠い異国、東方の地に、描き手は想像力を膨らませたのでしょう。 天然染料による木版捺染で生み出された手仕事の気配と、時を経て褪色した古布の纏う表情が、描かれたモチーフと健やかに共鳴しています。
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