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Toile en France du XIXème Siecle
19世紀半ば〜末頃、大判の古いフランス更紗です。朗らかさのなかに神話的なエッセンス。モチーフの主要花となっているのはコスモスでしょうか。クラシカルな印象と異国情緒。有機的でありながら、全体は、秩序、調和という印象 (まさにコスモスの花言葉のように) も同時に纏っています。
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Vieux Paris "Cup & Saucer"
ゆららかな表情を帯びた白磁質。金彩にローズを添えた、ささやかに可憐なデコレーションは、職人の手仕事による絵付けです。繊細な顔料だからこそ、絵具層が剥がれてしまっている個体も多いなか、使用感が少なく状態はごく良好です。19世紀パリ窯、カップ&ソーサー。
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1900's Baccarat Uni “Verre à pied”
モデリング全体には前時代的な気配を残しながらも、成形感に甘さはなく、器全体は、重ねてきた歴史と整った生産環境、そこに職人の技術、経験の粋を合わせてこそ生み出し得た完成度の高さで覆われています。1900年代初期、デッドストックのアンティークバカラ。
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Bracelet Argent 925 avec Strass
美質はストラスですね。クリスタルガラスを宝石のようにカットし、背面に箔を張り付けた模造宝石。例えば舞踏会で女性たちが履く靴のバックルに用いられたり、また、かのマリー=アントワネットもドレスの素材にストラスを取り入れたそうです。エレガントでカジュアル。素敵なブレスレットだと思います。
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19th Century Basque Linen Torchon
ほんのりと艶感を帯びた細番手の糸を紡ぎ、菱形の織り模様で仕立てられた静かで品よき佇まい。天然染色による藍のアクセント。健やかで美しい19世紀のバスク織りトーションの紹介です。
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Early 18th Century "Stem Glass"
パリの馴染みの骨董屋でマダム・マガリから譲ってもらいました。ヴェネツィアンガラスの影響がヨーロッパ大陸を北上し、独自の技術発展と洗練化を遂げて生み出された、かつての貴族、有産階級の実用器であると共に、今やアートピースとも呼べる一品。
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Miroir de Berger XIXème Siècle
素朴な造形と、狙っているようないないような、さり気ない水彩ペイント。足るを知る、そんな言葉が好ましく響く古道具と感じます。この種の鏡は「羊飼いの鏡」と呼ばれることがあります。こちらの品もあるいは。かつてのフランスにおける民の日常に想いを馳せます。
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935 Silver & Carnelian "Pin Brooch"
ナポレオンの家系で代々引き継がれた所謂「ナポレオンの印章」の天然石としても有名ですね。パリの馴染みの骨董屋で、マダム・マガリから譲ってもらいました。純銀でフレーミングされたカーネリアンの小さなピンブローチ。
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Plat Octogonal en Faience fine
作陶当時の施釉の美しさが削がれることなく刻み込まれた200年という時間。まるで見込みをキャンバスにして描かれた抽象絵画ようですね。風格すらも感じる、ファイアンスフィーヌのオクトゴナルディッシュ
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Aumonière en cotte de maille
19世紀後期から20世紀最初期頃に流行した鎖帷子による服飾小物は、例えば小さな貴重品入れのような小さなものでも1つできあがるのに一週間近くかかったそうです。ここまで手の込んだレティキュール。初めて見ました。どんな女性が身につけたのでしょうね。想像を巡らせる時間も愉しいです。
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Vieux Paris "Cup & Saucer"
リズミカルに規則正しく配されたガーランドは、ルイセーズ16世様式の踏襲。添えられた小花柄がさりげないアクセントに。装飾性豊かですが、全体は細やかに均整がとられ、端正に品よく仕上げられており、絵付け師のセンスを感じます。19世紀パリ窯、金彩のカップ&ソーサー。
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Christofle “Cuillères à Soda"
長く使い込まれたことで生まれたマットな風合いと傷跡。アンティークシルバーこそが持ち得る雰囲気がとても魅力的です。背面には「F.P.」の刻印。1900年前後頃、古手のアンティーククリストルフルのソーダスプーンの紹介です。
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Baccarat “Porte cure dent”
型物成形におけるバカラのアイコン的デザイン。バンブーのモデル名でも知られるつまようじケースです。こうしたデザインが19世紀末にプロダクトとして作られていたことにこそ、バカラがバカラたる所以を感じますね。陽光が注がれたときに乱反射するリブガラスは、まさに水晶のようです。
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Moustiers Varges "Plat rond en faience blanche"
佇まいは品行方正。ムスティエ・ヴァラージュで作陶された白錫釉皿。リム装飾を排したシンプルなデザイン。和洋問わず品良く設えを整えてくれますね。食卓の主役となる風格を内包しながらも、中庸なサイズ感と細身のリム幅が程よい軽やかさを生んでいます。
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1900's Baccarat Uni “Verre à Vin”
モデリング全体には前時代的な気配を残しながらも、成形感に甘さはなく、器全体は、重ねてきた歴史と整った生産環境、そこに職人の技術、経験の粋を合わせてこそ生み出し得た完成度の高さで覆われています。1900年代初期、デッドストックのアンティークバカラ、ワイングラス。
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1900s Antique Dodecagonal Plate A
柔らかな象牙色の12角皿の紹介です。特徴的なのは器の厚み。ジビエや温野菜、冬の食卓に並ぶ姿が目に浮かびます。使い込まれた風合いも程よく、添える料理を気持ち良く引き立ててくれます。
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19th Century Baccarat “Moutardier”
静かに佇む装飾美。指で弾いたときに深く柔らな高音を鳴らす、ごく高純度のクリスタルガラス器。推定19世紀末、アンティークバカラのムータルディエ。古手の一品ですが、こうしたデザインが19世紀末にプロダクトとして作られていたことにこそ、バカラのバカラたる所以を感じます。アバギャルドな気配と、用の器としての華美に寄り過ぎない品の良さ。
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Plateau en faience blanche
こんな器があったのだと思われる方も多いのではないでしょうか。19世紀の白釉トレーです。端正で実直な施釉とモデリング、仄かな貫入と古色。リムの削げすら愛らしい。希少性への躍る心も含め、古いフランスの半陶半磁器の魅力が詰まった一品だと思います。
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Digoin Sarreguemines "Pichet avec Couvercle"
特筆すべきは蓋付きであることですね。当時、窯の定番品として作られていたもので、その時々でさまざまなサイズに出逢い仕入れを続けてきましたが、蓋付きの個体は殆ど見かけたことがありません。1900年前後、ディゴワン・サルグミンヌの白釉ピシェ。
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Saint-Louis modèle Papin “Chope conique”
ルイセーズ(ルイ16世)様式を踏襲し、繊細可憐、かつ左右を対称にして実直に描かれたエッチング装飾。絢爛のなかに宿る品が良さ。穏やかなクラシックを感じる、アンティークサンルイのショップ・コニック(Chope conique)と呼ばれる円錐型のジョッキグラスです。
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Saint-Louis modèle Cluny “Verre à Vin Blanc”
中世ガラスから着想を経てモデリングされた空洞のステム。ブルゴーニュの修道会からその名をとり、クリュニーの名でも知られる、フランスが誇るガラス工房サンルイ、1900年代前後頃、古き時代の象徴デザイン。小ぶりな白ワイングラス。
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19th Century Provence "Toile"
空想の草木。時の移ろいにより褪色した月白色とモチーフを彩る品のよいエメラルドグリーンが、かつての南フランスの人々による夢想を静かに伝えます。 プロヴァンスのアンディエンヌ。推定19世紀初期-中期。木版捺染による更紗の切片です。 インド更紗からの影響を感じる写実的なタッチでありながら、種々織りなし描かれた木々、草花は現実には存在しません。それまた同様にインド更紗の影響。訪れたことのない遠い異国、東方の地に、描き手は想像力を膨らませたのでしょう。 天然染料による木版捺染で生み出された手仕事の気配と、時を経て褪色した古布の纏う表情が、描かれたモチーフと健やかに共鳴しています。
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Antique Baccarat “Nancy Flacon forme cylindrique”
アンティークバカラ、ガラスフラコンの紹介です。シリーズ番号 F.2031、フォルム名称「Cylindrique (円筒型)」。1910-1936年頃の同モデル最初期の成型品です。
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Style Louis XVI "Cadre Carré"
駆体となる木材に、紙と布を用いて中縁とし、仕上げはルイセーズ様式のリボンモチーフの真鍮装飾で。丁寧な手仕事、職人の気配を感じる、19世紀のごく良質なスクエアフレームです。さらりと添える西洋室内装飾。日本の暮らしにも心地よく溶け込む一品だと思います。
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925 Silver & Tiger's Eye "Pentant Top"
フランスのマダムを思わせる絢爛さを、品良く装いに落とし込めたら素敵だな。そんなことを考えながら手にした一品。眺める角度によって表情を変える深みある金褐色の虎目石を、925シルバー、純銀でフレーミングしたクラシックなペンダントトップです。
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Bracelet en filigrane d'argent
線状細工による繊細可憐な純銀ブレスレット。フィリグラン・ダルジャン (filigrane d'argent)。古くから銀細工の一形態として、職人により作られてきた手工芸品です。クラシックな気配を纏いながらも、現代の装いにさりげなく寄り添ってくれる一品。
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1800's Argent Massif "Gobelet"
古手の純銀ゴブレです。使い込み生まれた器胎の凹みから、側面の「J.F. CARLU」「11」の刻印から、古きパリの生活の息遣いが感じられます。この手のゴブレは、主には子供の誕生や誕生日の祝い物にされることも多かったそうです。カルリュ君、11歳の誕生日だったのでしょうか。なんて、想像は膨らみますね。
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Antique Baccarat “Gobelet gravure 7742”
アカンサスの唐草紋様がさりげなく配された、クラシックな佇まい。グラヴュール番号7742番、アテネの女性「アテニエンヌ」のモデル名を翳したゴブレ。1900年代初期、プロダクトとして最も古手な作りの品を、幸運にも当時のバカラシール付きのデッドストックで見つけることができました。
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Baccarat 1950-60s “Verre à Cognac”
ステムの長い現代的でオーセンティックなブランデーグラスももちろん素敵ですが、暮らしに上質さをさりげなく添えてくれる。そんなグラスも魅力的です。1950-60年代、モダンバカラのデッドストックを。
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19th Century Provence "Toile"
空間へ自然と馴染みながら、クラシックな印象をささやかに添える。品よき絵柄からそんな設えのイメージを思い浮かべ手にした1枚。南フランスで仕入れたアンディエンヌ。推定19世紀初期-中期、木版捺染による更紗の切片です。
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Saint-Louis “Tea Glass”
その所有は、富の象徴でもあったそうです。19世紀、サンルイの名声が国際的なものとなり、世界中の富裕層を顧客としていく過程で、フランス語圏モロッコにおいて、王室を通じて貴族やブルジョワに伝わり、当時、愛飲され始めていたミントティーを嗜むのに好んで用いられたことでつとに名高いティーグラス。
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Broche en filigrane d'argent
フィリグラン・ダルジャン (filigrane d'argent)。最細0.2mmの純銀線を繊細に紡ぎ上げたパーツを高熱で溶接し、レースのように仕立てた線状細工によるシルバーブローチ。古くから銀細工の一形態としてひと握りの名人、職人により作られてきた手工芸品です。
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Allioud Beasançon "Lim Plate 21.5cm"
作陶したのはフランス東部、スイスの国境にも近いブザンソンの街に19世紀に存在したファイアンスリー。ブザンソンというとかの小沢征爾が指揮者コンクールで優勝した音楽祭が思い浮かびますが、陶磁器の作陶された土地としてはごくマイナー。以前に一度だけ出会ったことのある珍しいリム皿。今回再び出会うことができました。
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Argent Massif et Nacre "Fromage Knife"
そぎ落とされたごくシンプルな作りと、品のある絢爛さを纏ったナクル(白蝶貝)ハンドル。銀の純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。鈍く美しい光を湛えながら、恐らくは未使用で溶接部分も状態がよく、黒ずんだ刃も磨き、ほぼ完品の状態です。
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Vieux Paris "Cup & Saucer"
金彩をベースに、鮮やかなピンクと燻んだよもぎ色の顔料を用いて繊細自由に手彩で描かれたデコレーションは、チャーミングで前衛的。当代の装飾文化・流行を鑑みれば、その自由度の高さには異質さすらありますが、浮遊感とノーブルな佇まいが同居した、不思議な魅力を纏った一品。19世紀初期パリ窯、カップ&ソーサー。
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Antique Tulle Lace
ほんのりとシャリ感のある柔らかな風合いのチュール地に、繊細チャーミングな花柄ステッチ。馴染みのよいエクリュも相まり、美しくも優しい雰囲気を纏っています。9世紀末-20世紀初頭頃のリネンチュール。
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Style Louis XVI "Petit Cadre"
時を経た真鍮素材の纏う素朴さとノーブルで可憐な意匠が美しく均衡を保っています。全体のデザインが絢爛に寄り過ぎることなく慎ましく落とし込まれており、どこか静けさを感じます。19世紀にルイセーズ(ルイ16世)様式を踏襲し作られた小さなフレーム。
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Bourse, Ancien porte louis
19世紀末フランスの古い小銭入れの紹介です。ベルトなどに引っ掛けることを想定した特徴的な縦長型。主には当時の裕福な身分の男性が、自らを優雅に着飾るために、財布の代わりに携帯しました。古きフランス文化の香りがする洗練された服飾小物です。
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Argent Massif et Vermeil “Egg Spoon"
19世紀、ヴェルイユ純銀の小さなエッグスプーンの紹介です。純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金 (=ヴェルメイユ) を施した美しい一品。特別な1本をそっと添えて。ニークピースを生かしたテーブルコーディネートに憧れます。
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Antique Baccarat “Gobelet gravure 5588”
中世以来フランスの伝統装飾として王家の紋章にも取り入れられた「フルールドリス」 (図案の起源は諸説ありますが、ユリ/アイリスの花とすることが定説) が繊細にあしらわれています。1900年代初期、アンティークバカラのゴブレ。
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Antique Baccarat “Handle Liqueur Glass”
小さなちさな器には、古いクリスタルガラスの美質が凝縮していて、言葉通りまさにジュエリーのよう。19世紀末から20世紀初頭頃、ディアモン・ビゾー (斜めに面取りしたダイヤモンドの意) の名でも知られる、アンティークバカラ、プレス成型によるリキュールグラスです。
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Bourse en Argent Massif
19世紀末フランス、ごく上質な純銀製の美しいコインケース、貴重品入れの紹介です。時代柄、より絢爛で装飾性の高い個体も多いですが、写真の品は、19世紀フランスの気配を纏いながらも、ニュートラルな風通しの良さがあり、そんなバランス感覚にクープランとして心惹かれ手に取りました。
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Argent Massif "Filet Mini Spoon"
デザイン自体は定番の1つですのでご覧になったことのある方もいらっしゃるかと思いますが、純銀で古手の作りのものは希少です。背面のモノグラムも美しいです。フィレと呼ばれ親しまれてきた、フランス語圏で古くから見られる伝統的なハンドルデザインの小さな純銀スプーンの紹介です。
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Argent Massif et Vermeil “Tea Spoon"
純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金を施し(=ヴェルメイユ)仕上げられた美しい一品。品の良い絢爛さ。モダンな佇まいさえ感じるモデリング。19世紀、ヴェルイユ純銀のティースプーンの紹介です。
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Baccarat Gobelet forme Bohême
古手な作りのアンティークバカラのゴブレットグラスです。成形型によるマウスブローとその後のハンドカット。コート・プラット (Côtes plates =フラット・リブ)と呼ばれるフランス全土で古くから作りが見られる伝統的なデザインをこれだけの練度で作り上げる職人の技術力の高さに惚れ惚れします。
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Pendentif Reliquaire en Argent Massif
西洋ならではの歴史をもつ古物ですが、重たさはなく、19世紀フランスの気配を纏ったクラシックで精巧な装飾性と光沢を抑えたアンティークシルバーの表情からは、素直な美しさを感じます。パンダンティフ・ルリケール。
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Old Baccarat “Lulli Stem Glass”
かつてのバカラで用いられた装飾技法アシッドエッチング(酸化腐食)により立体的に細やかに表現されたパターン。同技法を活用したデザインはバカラのなかに種々存在しますが、絢爛のなかに宿る品が良さ・繊細さが際立つ、ごく美しいモデル。1930年代前期。ルッリのモデル名を翳したアンティークバカラの小さなステムグラス。
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Wedgwood "Dinette"
見込みやリム幅の比率までをそっくりそのままに食卓用の器のスモールスケールでモデリングされた一品。当たり前のように丁寧なモノ作りをしていた、当時の窯の職人仕事の気配を感じます。19世紀、英国ウェッジウッドのままごと用陶器。
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Wedgwood "Dinette"
見込みやリム幅の比率までをそっくりそのままに食卓用の器のスモールスケールでモデリングされた一品。当たり前のように丁寧なモノ作りをしていた、当時の窯の職人仕事の気配を感じます。19世紀、英国ウェッジウッドのままごと用陶器。
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Antique Baccarat “Timbale de Punch taille 7743”
無刻印、1900〜1936年頃成型。古いカタログ上では7743のカット番号が振られた、バカラの美質である絢爛さに品の良さが同居した魅力的なカッティング。ショニー (Chauny) やビゼルト (Bizerte) といった呼び名でも有名ですね。アンティークバカラの小さな取っ手付きグラスの紹介です。
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XIXème siècle Argent Massif "Tea Spoon"
クープランでも定番に紹介している伝統的なハンドルデザインですが、素材は純銀製。純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。19世紀の美しいティースプーンの紹介です。
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Luneville "Plate 22cm"
リュネヴィルで作陶されたシンプルな白釉皿。説明の必要がないくらいのシンプルなデザインは、低温焼成が生む軽やかさと、陶工の匂いを感じさせる施釉の柔らかさにより、フランス古陶こそがもつ気配を纏います。久しぶりにHPを通しての紹介です。
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Antique Crystal “Timbale de Punch”
アンティーククリスタルの小さな取っ手付きグラスの紹介です。ブランデーやラムに果汁、炭酸水、砂糖などを混ぜ合わせた「パンチ酒 (ポンチ酒)」を注ぐことを用途として作られました。パンチ酒を嗜むのが主には英国だったため、フランスアンティークではあまり見かけることのない、珍しい作りの一品です。
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Longwy 1830-60's "Panier Plate"
凛とした佇まいと涼しげな白釉。透かし模様と呼ばれ、フランスアンティーク陶器のなかでもアイコニックな存在の1つとして人気な可憐で繊細なリムデザイン。ここまで古手の作りの品 は特に希少です。古くから工芸の産地として栄えたロレーヌ地方の名窯ロンウィーで、1830半ば - 60年代前期頃に作陶された古手のパニエリム皿の紹介です。
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Old Baccarat “Gobelet taille 7743”
カット番号7743。バカラの美質である絢爛さに品の良さが同居したモデル。ショニーやビゼルトといった呼び名でも有名ですね。ドゥミ・フォール = セミ ストロングと形容される、中庸な厚みのクリスタルガラス。オールドバカラの小ぶりなゴブレの紹介です。
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18th Century "Bourguignon Glass"
ガラスの表情と注ぐ飲み物の色彩が織りなし魅せる美しさを、注げる量が少ないからこそ、味覚と共にゆっくりと味わいたい。ささやかで特別な時間を提供してくれる、古手のステムグラス。
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Verrerie à Paris "SAXE"
クープランとして初めて仕入れた現行作家・職人のグラス。 15-18世紀末までのヨーロッパの古いガラスからインスピレーションを受けて作品制作を続けている現代パリの、とある小さなガラス工房。あるときはアンティー...
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Cul Noir "Lim Plate"
柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させたキュノワール。背面の黒釉はもちろん、素地層と釉薬層の膨張率の違いが生む貫入や釉飛びも、使い込まれた風合いも。キュノワールの美質にはかつての物語が宿っています。タフな美しさを冬の食卓に。
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18th Century Moustiers "Lim Plate"
民芸的な力強さと貴族趣味を背景にもつ美しさ。当時の食文化を反映し、中庸サイズの皿の希少性はより高いですね。テーブルコーディネートの主役として1枚添えるだけで、空間はぐっと引き締まったものとなります。ムスティエ・ヴァラージュ近郊、18世紀南フランスのリム皿の紹介です。
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Jules Vieillard et Cie "Tea Pot"
混じり気のない白釉、光を浴びたときに生まれる彫刻的な陰影。シンプルでありながらも磁器窯からの影響を強く感じさせるノーブルな意匠が美しい、19世紀半ばボルドー、ジュール・ヴィエイヤール社のテイエールです。 フランスアンティーク陶器の魅力が存分に詰まった作陶品だと思います。 状態はごく良好。良質な半陶半磁器で、サイズ感も日本の暮らしにも馴染む、実用的な器です。
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19th Century "Mazagran"
本来の用途に近いかたちでアイスコーヒーやブランデー入りのコーヒーを注いでいただくことはもちろん、ビールグラスとしてぴったりのサイズだと思います。19世紀のマザグラングラス。
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Petit Médaillon en Plâtre
19世紀に作られた小さな石膏レリーフのメダイオン。 西洋骨董ならではの枯れた色気と佇まいが感じられますね。
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Antique Crystal “Gobelet L”
古きフランスの伝統的なデザイン。このカタチ、ソーダガラスと比べても、クリスタルガラス製は個体数の多くなく希少です。バカラかサンルイか、あるいは今では名もなき地方のガラス工か。シンプルなカタチだからこそ特定には至りませんが、器としての確かな作りの良さを感じます。1900年代初期頃。型によるマウスブローで仕上げられた、薄吹きクリスタルガラスのゴブレです。
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Luneville "Tall Pichet"
古いフランス陶器らしい、色気を帯びたハンドルの装飾性は嫌味にならず、高台がきちんと取り付けられているため佇まいにはすっとした印象があります。プロポーションのバランスも、とても良いです。1900年前後頃、リュネヴィル。ありそうでない雰囲気ではないでしょうか。ごく好みな塩梅のトール型ピシェです。
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