Vieux Paris "Cup & Saucer"
金彩をベースに、鮮やかなピンクと燻んだよもぎ色の顔料を用いて繊細自由に手彩で描かれたデコレーションは、チャーミングで前衛的。当代の装飾文化・流行を鑑みれば、その自由度の高さには異質さすらありますが、浮遊感とノーブルな佇まいが同居した、不思議な魅力を纏った一品。19世紀初期パリ窯、カップ&ソーサー。
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Antique Tulle Lace
ほんのりとシャリ感のある柔らかな風合いのチュール地に、繊細チャーミングな花柄ステッチ。馴染みのよいエクリュも相まり、美しくも優しい雰囲気を纏っています。9世紀末-20世紀初頭頃のリネンチュール。
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Style Louis XVI "Petit Cadre"
時を経た真鍮素材の纏う素朴さとノーブルで可憐な意匠が美しく均衡を保っています。全体のデザインが絢爛に寄り過ぎることなく慎ましく落とし込まれており、どこか静けさを感じます。19世紀にルイセーズ(ルイ16世)様式を踏襲し作られた小さなフレーム。
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Bourse, Ancien porte louis
19世紀末フランスの古い小銭入れの紹介です。ベルトなどに引っ掛けることを想定した特徴的な縦長型。主には当時の裕福な身分の男性が、自らを優雅に着飾るために、財布の代わりに携帯しました。古きフランス文化の香りがする洗練された服飾小物です。
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Argent Massif et Vermeil “Egg Spoon"
19世紀、ヴェルイユ純銀の小さなエッグスプーンの紹介です。純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金 (=ヴェルメイユ) を施した美しい一品。特別な1本をそっと添えて。ニークピースを生かしたテーブルコーディネートに憧れます。
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Antique Baccarat “Gobelet gravure 5588”
中世以来フランスの伝統装飾として王家の紋章にも取り入れられた「フルールドリス」 (図案の起源は諸説ありますが、ユリ/アイリスの花とすることが定説) が繊細にあしらわれています。1900年代初期、アンティークバカラのゴブレ。
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Antique Baccarat “Handle Liqueur Glass”
小さなちさな器には、古いクリスタルガラスの美質が凝縮していて、言葉通りまさにジュエリーのよう。19世紀末から20世紀初頭頃、ディアモン・ビゾー (斜めに面取りしたダイヤモンドの意) の名でも知られる、アンティークバカラ、プレス成型によるリキュールグラスです。
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Bourse en Argent Massif
19世紀末フランス、ごく上質な純銀製の美しいコインケース、貴重品入れの紹介です。時代柄、より絢爛で装飾性の高い個体も多いですが、写真の品は、19世紀フランスの気配を纏いながらも、ニュートラルな風通しの良さがあり、そんなバランス感覚にクープランとして心惹かれ手に取りました。
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Argent Massif "Filet Mini Spoon"
デザイン自体は定番の1つですのでご覧になったことのある方もいらっしゃるかと思いますが、純銀で古手の作りのものは希少です。背面のモノグラムも美しいです。フィレと呼ばれ親しまれてきた、フランス語圏で古くから見られる伝統的なハンドルデザインの小さな純銀スプーンの紹介です。
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Argent Massif et Vermeil “Tea Spoon"
純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金を施し(=ヴェルメイユ)仕上げられた美しい一品。品の良い絢爛さ。モダンな佇まいさえ感じるモデリング。19世紀、ヴェルイユ純銀のティースプーンの紹介です。
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Baccarat Gobelet forme Bohême
古手な作りのアンティークバカラのゴブレットグラスです。成形型によるマウスブローとその後のハンドカット。コート・プラット (Côtes plates =フラット・リブ)と呼ばれるフランス全土で古くから作りが見られる伝統的なデザインをこれだけの練度で作り上げる職人の技術力の高さに惚れ惚れします。
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Pendentif Reliquaire en Argent Massif
西洋ならではの歴史をもつ古物ですが、重たさはなく、19世紀フランスの気配を纏ったクラシックで精巧な装飾性と光沢を抑えたアンティークシルバーの表情からは、素直な美しさを感じます。パンダンティフ・ルリケール。
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Old Baccarat “Lulli Stem Glass”
かつてのバカラで用いられた装飾技法アシッドエッチング(酸化腐食)により立体的に細やかに表現されたパターン。同技法を活用したデザインはバカラのなかに種々存在しますが、絢爛のなかに宿る品が良さ・繊細さが際立つ、ごく美しいモデル。1930年代前期。ルッリのモデル名を翳したアンティークバカラの小さなステムグラス。
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Wedgwood "Dinette"
見込みやリム幅の比率までをそっくりそのままに食卓用の器のスモールスケールでモデリングされた一品。当たり前のように丁寧なモノ作りをしていた、当時の窯の職人仕事の気配を感じます。19世紀、英国ウェッジウッドのままごと用陶器。
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Wedgwood "Dinette"
見込みやリム幅の比率までをそっくりそのままに食卓用の器のスモールスケールでモデリングされた一品。当たり前のように丁寧なモノ作りをしていた、当時の窯の職人仕事の気配を感じます。19世紀、英国ウェッジウッドのままごと用陶器。
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Antique Baccarat “Timbale de Punch taille 7743”
無刻印、1900〜1936年頃成型。古いカタログ上では7743のカット番号が振られた、バカラの美質である絢爛さに品の良さが同居した魅力的なカッティング。ショニー (Chauny) やビゼルト (Bizerte) といった呼び名でも有名ですね。アンティークバカラの小さな取っ手付きグラスの紹介です。
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XIXème siècle Argent Massif "Tea Spoon"
クープランでも定番に紹介している伝統的なハンドルデザインですが、素材は純銀製。純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。19世紀の美しいティースプーンの紹介です。
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Luneville "Plate 22cm"
リュネヴィルで作陶されたシンプルな白釉皿。説明の必要がないくらいのシンプルなデザインは、低温焼成が生む軽やかさと、陶工の匂いを感じさせる施釉の柔らかさにより、フランス古陶こそがもつ気配を纏います。久しぶりにHPを通しての紹介です。
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Antique Crystal “Timbale de Punch”
アンティーククリスタルの小さな取っ手付きグラスの紹介です。ブランデーやラムに果汁、炭酸水、砂糖などを混ぜ合わせた「パンチ酒 (ポンチ酒)」を注ぐことを用途として作られました。パンチ酒を嗜むのが主には英国だったため、フランスアンティークではあまり見かけることのない、珍しい作りの一品です。
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Longwy 1830-60's "Panier Plate"
凛とした佇まいと涼しげな白釉。透かし模様と呼ばれ、フランスアンティーク陶器のなかでもアイコニックな存在の1つとして人気な可憐で繊細なリムデザイン。ここまで古手の作りの品 は特に希少です。古くから工芸の産地として栄えたロレーヌ地方の名窯ロンウィーで、1830半ば - 60年代前期頃に作陶された古手のパニエリム皿の紹介です。
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Old Baccarat “Gobelet taille 7743”
カット番号7743。バカラの美質である絢爛さに品の良さが同居したモデル。ショニーやビゼルトといった呼び名でも有名ですね。ドゥミ・フォール = セミ ストロングと形容される、中庸な厚みのクリスタルガラス。オールドバカラの小ぶりなゴブレの紹介です。
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18th Century "Bourguignon Glass"
ガラスの表情と注ぐ飲み物の色彩が織りなし魅せる美しさを、注げる量が少ないからこそ、味覚と共にゆっくりと味わいたい。ささやかで特別な時間を提供してくれる、古手のステムグラス。
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Verrerie à Paris "SAXE"
クープランとして初めて仕入れた現行作家・職人のグラス。 15-18世紀末までのヨーロッパの古いガラスからインスピレーションを受けて作品制作を続けている現代パリの、とある小さなガラス工房。あるときはアンティー...
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Cul Noir "Lim Plate"
柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させたキュノワール。
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19th Century "Mazagran"
本来の用途に近いかたちでアイスコーヒーやブランデー入りのコーヒーを注いでいただくことはもちろん、ビールグラスとしてぴったりのサイズだと思います。19世紀のマザグラングラス。
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Petit Médaillon en Plâtre
19世紀に作られた小さな石膏レリーフのメダイオン。 西洋骨董ならではの枯れた色気と佇まいが感じられますね。
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19th Century "Provence Quilt"
在りし日の手仕事。19世紀、美しい純白の南仏キルトの紹介です。キルティングのふくよかな繊細さと、当時の生活の気配を感じるくったりとした風合い。布肌のきめ細やかさ。何より微に入り細に穿った縫製の見惚れる美しさ。触れ、眺め、その上質さに感嘆させられる素晴らしい一品です。
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Creil et Montereau Assiette Dessert Octogonale
1900年代前期、クレイユ エ モントローのモントロー製陶所。カジュアルでありつつも、フランスらしいエレガントな気配が魅力です。デザートサイズ。
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Creil et Montereau Assiette Octogonale
1900年代前期、クレイユ エ モントローのモントロー製陶所。カジュアルでありつつも、フランスらしいエレガントな気配が魅力です。ディナーサイズ平型。
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Creil et Montereau Assiette Creuse Octogonale
1900年代前期、クレイユ エ モントローのモントロー製陶所。カジュアルでありつつも、フランスらしいエレガントな気配が魅力です。ディナーサイズ深型。
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Salins "Bowl"
18世紀以前から「耳付きのエキュエール / Écuelle à oreilles (エキュエールとは食器の一種で、フランス語特有の平たいボウルの名称)」として親しまれた伝統的なカタチの耳付きのボウル。20世紀前期、サラン窯。
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Zenmen glass case
W305 × D306 × H487mm
棚間 上段131 / 中段132 / 下段148mm
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