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古いものを長く使い続けるヨーロッパには、文化の影を残した古物が未だに残っています。長い時間を経て今の時代まで残っていた古物が昔を知る頼りになり、そうして知った昔が今をほんの少し豊かなものにしてくれる。暮らしの道具として、ただ眺めるものとして、知識の源泉として。様々な角度から古物をお楽しみいただければと思います。
Argent Massif "Moka Spoon"
クープランでもっとも定番で紹介をし続けている、バゲットと呼ばれる、フランス語圏における伝統的なハンドルデザイン。今回、とても小さな純銀 (シルバー800) のモカスプーンを見つけました。
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935 Silver & Carnelian "Pin Brooch"
ナポレオンの家系で代々引き継がれた所謂「ナポレオンの印章」の天然石としても有名ですね。パリの馴染みの骨董屋で、マダム・マガリから譲ってもらいました。純銀でフレーミングされたカーネリアンの小さなピンブローチ。
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Christofle “Cuillères à Soda"
長く使い込まれたことで生まれたマットな風合いと傷跡。アンティークシルバーこそが持ち得る雰囲気がとても魅力的です。背面には「F.P.」の刻印。1900年前後頃、古手のアンティーククリストルフルのソーダスプーンの紹介です。
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1800's Argent Massif "Gobelet"
古手の純銀ゴブレです。使い込み生まれた器胎の凹みから、側面の「J.F. CARLU」「11」の刻印から、古きパリの生活の息遣いが感じられます。この手のゴブレは、主には子供の誕生や誕生日の祝い物にされることも多かったそうです。カルリュ君、11歳の誕生日だったのでしょうか。なんて、想像は膨らみますね。
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Argent Massif et Nacre "Fromage Knife"
そぎ落とされたごくシンプルな作りと、品のある絢爛さを纏ったナクル(白蝶貝)ハンドル。銀の純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。鈍く美しい光を湛えながら、恐らくは未使用で溶接部分も状態がよく、黒ずんだ刃も磨き、ほぼ完品の状態です。
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Argent Massif et Vermeil “Egg Spoon"
19世紀、ヴェルイユ純銀の小さなエッグスプーンの紹介です。純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金 (=ヴェルメイユ) を施した美しい一品。特別な1本をそっと添えて。ニークピースを生かしたテーブルコーディネートに憧れます。
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Argent Massif "Filet Mini Spoon"
デザイン自体は定番の1つですのでご覧になったことのある方もいらっしゃるかと思いますが、純銀で古手の作りのものは希少です。背面のモノグラムも美しいです。フィレと呼ばれ親しまれてきた、フランス語圏で古くから見られる伝統的なハンドルデザインの小さな純銀スプーンの紹介です。
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Argent Massif et Vermeil “Tea Spoon"
純銀の素地に職人による手仕事で高純度の塗金を施し(=ヴェルメイユ)仕上げられた美しい一品。品の良い絢爛さ。モダンな佇まいさえ感じるモデリング。19世紀、ヴェルイユ純銀のティースプーンの紹介です。
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XIXème siècle Argent Massif "Tea Spoon"
クープランでも定番に紹介している伝統的なハンドルデザインですが、素材は純銀製。純度は95%以上のプルミエ(1er titre)。19世紀の美しいティースプーンの紹介です。
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