Trivet en fer forgé
鍋や薬缶を添えるにおいて、最も合理的で簡素な作りながら、道具の特性としての無骨さと素朴な佇まいからは、古き鍛冶屋による精巧で細やかな職人仕事の感性が仄かに香り、ゆららかな鉄味にも味わいがあります。19世紀初期頃、古い蓮鉄製のトリベット。
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Platre Ancien
バルビゾン派の潮流を経て自然主義的な農村や田園風景に光があたり、無骨な男性の左手は、画家にとって愛で慈しむべき存在へと変わりました。かつてのアトリエの情景を思い浮かべながら。1900年頃、パリ近郊。石膏。
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Bourse à Jeton
かつて賭博は富裕層にとって嗜みであり、またささやかな気晴らしでもありました。ブルス・ア・ジュトン。19世紀に代用貨幣を収納するために用いられた巾着袋です
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Pelle à Beurre
家庭でのバター製造時に、最終工程で捏ねて成形をする際に用いられたスプーンです。成形後には、ハンドル底面で飾り印を押すことで、作り手のサインとしました。北フランス(ブルターニュ〜ノルマンディー近郊)、古い田舎の生活道具。
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Pelle à Beurre
古いバタースプーン。かつてのフランスの田舎では、1つの家庭で1匹は牛を飼っていたとも言われており、贅沢品でもあったバターは、市場に売ることで、ささやかな家計の助けにもなったそうです。やわらかで素朴な生活の気配。
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Cuillère à Écrémer des Pyrénées
主にはラングドック、ピレネー山脈で見られるのこのカタチ。フランスでは、地方の民衆的芸術品(アールポピュレール)としても認知されている古き郷土の生活道具です。バターの製造時にミルクから分離したクリームを掬いあげるためのスキミングスプーン。
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Panier de fromage suédois
西欧ではあまり見かけないこの造りが好きで、以前から扱ってきました。今回紹介の個体は枷せた木肌と抑えられた彩度が抜群に雰囲気があります。19世紀のスウェーデンで、木の根を編み成形されたチーズの水切り籠。
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Cuillère en bois XVIIIème siècle
眺め共鳴し、愛でていきたい。そんなささやかなコレクション。探しはすれど、なかなか見つからない古い木匙。恐らくは18世紀の造りと思しき一品は、パリの蚤の市で仕入れました。
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