Compotier en bois d'Haute-Savoie
プリミティブなマチエールを統べる品性は、西洋の山岳地帯文化ならではのものと感じます。古き地域文化の奥深さの一端。オーサヴォワ近郊で市井の職人が木工旋盤と彫りを併用し仕上げた脚付きの果実盛り皿。推定18〜19世紀頃。
更に詳しく読む
Panier de fromage suédois
西欧ではあまり見かけないこの造りが好きで、以前から扱ってきました。今回紹介の個体は枷せた木肌と抑えられた彩度が抜群に雰囲気があります。19世紀のスウェーデンで、木の根を編み成形されたチーズの水切り籠。
更に詳しく読む
Bol du Berger L'Année 1891(4)
ジャン=フランソワ・ミレーも好んで描いたオーヴェルニュ地方の羊飼いが、自身の生活のために土地の木を削り出し作り上げた19世紀末期の民衆芸術。良質な堅木による手彫り粥鉢と木匙。
更に詳しく読む
Cuillère en bois XVIIIème siècle
眺め共鳴し、愛でていきたい。そんなささやかなコレクション。探しはすれど、なかなか見つからない古い木匙。恐らくは18世紀の造りと思しき一品は、パリの蚤の市で仕入れました。
更に詳しく読む
Petit Cadre Doré
線を繋いで構成された実直さで、余白をクラシックにさり気なく引き締める。さり気ない金彩は光を湛えながらも、華美に寄らず、むしろ素朴を感じます。19世紀後期頃、フランス。
更に詳しく読む
Tableau Nature Morte
器に盛り付けられた豊かな実り。細部の細やかさと全体のおおらかさ。描き手の想いがにじみでてくるような筆触には、名もなき無名の絵画の中庸でやわらかな包容力があります。1900年代初期、南フランス。
更に詳しく読む
Bracelet en Argent et ivoire
古いアクセサリーならではの空気感が魅力的ですね。純銀チェーンにアイボリービーズのブレスレット。大人の女性の腕元をさらりと彩る、静かで上品な1本です。
更に詳しく読む
Rat de Cave - Queue de Cochon
かつてのアールポピュレール、美しい民芸道具。18世紀 - 19世紀初期、ワインの貯蔵庫であったりの暗がりを灯すために作られ使われた、古い鉄製の燭台ラ・ド・カーヴです。
更に詳しく読む