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演奏: ホプキンソン・スミス(テオルボ、リュート)
使用楽器: 第1-3番: ヨエル・ファン・レンネップ製作のジャーマン・テオルボ 第4、6番: ヨエル・ファン・レンネップ製作の13コース・リュート 第5番: ニヴォ・ファン・デア・ワールス製作の13コース・リュート
世界中の人々から愛されてきたJ.S.バッハ『無伴奏チェロ組曲』。数十年にわたってバッハの音楽を研究してきたリュートの巨匠ホプキンソン・スミスが、足掛け約30年をかけて録音を揃えたリュート編曲版です。
おおらかな曲想の1-3番(CD1枚目)を、バッハが所有していたともいわれるジャーマン・テオルボ(バロックリュートの1種として、テオルボ型リュートとも呼ばれる一般的なリュートに低弦を足した楽器)で、4-6番(CD2枚目)は13コースのバロックリュートで品よく煌やかに演奏。楽器の選定にもこだわりが感じられます。聴き比べも愉しいですね。
対位法が解きほぐされ浮かび上がる和声。新しい聴感覚。
第5番組曲は、バッハ自身の手によるリュート版が残されていることも知られています。17世紀ヨーロッパで深く愛された撥弦楽器のやわらかで素朴な響きが、聴き手をバッハの音楽性の深みに心地よくいざないます。
CD 2枚組仕様。
ホプキンソン・スミス (Hopkinson Smith)
アメリカ・ニューヨーク生まれスイス・バーゼル在住の撥弦古楽器奏者。
ハーヴァードで音楽学を学び、1970年代初頭に渡欧後は、ジョルディ・サバールらと共に古楽アンサンブル、エスペリオンXXを設立・活動。1980年代中頃より、ソロ活動に重点を移し、現在はバーゼル・スコラ・カントルムで教鞭をとり後進も育てている、リュート界の巨匠です。
静謐な世界と真摯な音楽性は、世界中の聴衆を魅了し続けています。
ヨハン・セバスチャン・バッハ (1685 – 1750)
[CD1}
第1番 ハ長調 BWV1007(原曲:ト長調/ホプキンソン・スミス編) 01 前奏曲
02 アルマンド 03 クーラント 04 サラバンド 05 メヌエット I/II
06 ジーグ
第2番 ト短調 BWV1008(原曲:ニ短調/ホプキンソン・スミス編) 07 前奏曲 08 アルマンド
09 クーラント 10 サラバンド 11 メヌエット I/II 12 ジーグ
第3番 ヘ長調 BWV1009(原曲:ハ長調/ホプキンソン・スミス編) 13 前奏曲
14 アルマンド
15 クーラント 16 サラバンド 17 ブーレ I/II
18 ジーグ
[CD2]
第4番 変ロ長調 BWV1010(原曲:変ホ長調/ホプキンソン・スミス編) 1 前奏曲 2 アルマンド 3 クーラント 4 サラバンド 5 ブーレ I/II
6 ジーグ
第6番 ニ長調 BWV1012(ホプキンソン・スミス編) 7 前奏曲 8 アルマンド 9 クーラント 10 サラバンド 11 ガヴォット I/II 12 ジーグ
第5番 イ短調 BWV1011(原曲:ハ短調/バッハによるリュート版 BWV995 ト短調 を転調して演奏) 13 前奏曲 14 アルマンド 15 クーラント 16 サラバンド 17 ガヴォット I/II
Chopin "Piano Works"
19世紀パリ、音楽サロンの気配
Weiss "Lute Music"
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German Baroque Sonatas
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