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Verre à Bistrot vers 1900
以前と比べても仕入れ難くなりましたが、方々の蚤の市でぽつりぽつりと見つけては、カタチや揺らぎ、状態を吟味し選び、紹介を重ね続けています。1900年前後頃、フランスのビストログラス。
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Trivet en fer forgé
鍋や薬缶を添えるにおいて、最も合理的で簡素な作りながら、道具の特性としての無骨さと素朴な佇まいからは、古き鍛冶屋による精巧で細やかな職人仕事の感性が仄かに香り、ゆららかな鉄味にも味わいがあります。19世紀初期頃、古い蓮鉄製のトリベット。
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Platre Ancien
バルビゾン派の潮流を経て自然主義的な農村や田園風景に光があたり、無骨な男性の左手は、画家にとって愛で慈しむべき存在へと変わりました。かつてのアトリエの情景を思い浮かべながら。1900年頃、パリ近郊。石膏。
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Vaso Ceramica di Grottaglie
西洋の中心から外れた立地で、時代の流行やスタイルに捉われず、ただ日常に用いることだけを考えて作られたであろう地産地消の陶器。19世紀末頃、イタリア半島の南東先端、プーリア州グロッターリエ古いの食料保存壺です。
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Bol Blanc à Café en Relief
作陶スタイルの流行と食器としての一般化時期が完全には重なっていないことから、皿類と比べても個体数がかなり少なく、ささやかな好事家のコレクションピースとして知られています。1800年代後期、レリーフ装飾をあしらった白釉のカフェオレボウル。
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Petit Pot en Terre Cuite Vernissée
プロヴァンスの黄釉陶器としては落ち着いた彩度に、垣間見えるさらりと流れるような緑釉の一筆文様の控えめな印象に惹かれました。20世紀初頭頃、プロヴァンスのちいさな保存壺です。
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Pot à confiture en Terre de fer
幾度も扱ってきましたが、なんとなくとも安心感がある、そんな一品ですね。やわらかで上品な白釉に、雑味がなくニュートラルな佇まい。1900年前後頃、半陶半磁のコンフィチュールポットです。
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DIgoin Sarreguemines Petit Bol a Café
フランスでメゾンを訪れて仕入れた1920年代頃、ディゴワンのちいさなカフェオレボウル。デッドストックで相当数があったなかから吟味して、状態よしと判断した個体をすべて纏めて譲ってもらいました。日常に寄り添う西洋の古い器としては最良のカタチの1つと感じます。
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Petrus Regout Square Mini Plate
気取り過ぎないけれど、上品で質の良さも感じられる、実用的な西洋古陶器の魅力が詰まった1枚。19世紀半ばのオランダのマーストリヒトより、ペイトリュス・ルグー社の前菜皿。
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Digoin Sarreguemines Assiette épaisse
修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた半陶半磁の厚皿。フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが魅力ですね。1920年代頃、ディゴワン・サルグミンヌ。
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Badonviller Assiette épaisse
修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた半陶半磁の厚皿。フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが魅力ですね。1920年代頃、バドンヴィレ。
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Gien Petite Assiette en Relief
フランスらしい意匠が、華美に寄ることなく上品に落とし込まれているのは、何よりその小ささがあってのことですね。1900年代初頭頃のジアンより、籐籠をモチーフにしたレリーフのリム皿。
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Assiette en Faïence décor Camaïeu Blue
カマユー・ブルー。18世紀に東洋陶磁への羨望から流行しフランスに根付いていった絵付けのスタイルです。18世紀後期頃、フランス南西部のトゥールーズ近郊、輪線の花綱風模様による錫釉リム皿。
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Assiette en Faience fine/Creamware
やわらかな象牙のマチエールに、古典建築を想起させる装飾リム。伝統的な西洋工芸固有の気配を纏いながら、絢爛になり過ぎることのない控えめな印象で今の時代との親和性も感じます。1800年代初頭頃の軟陶皿。
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Plat en Faience fine 1800-1830
実直な焼成と、彩度を抑えたシックな象牙色。錫釉陶器のようにかなりたっぷりとした施釉が、ぐっと渋みある雰囲気を生んでいます。1800年代初頭、ファイアンスフィーヌの大皿。
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Verre Bourguignon vers 1750
1700年代中葉、フランス中〜北部より。ガラス製造がより大衆化し、器の寸法やカタチにバリエーションが増えていくのは1770年頃以降とされていますが、それ以前の古手の作りです。素朴で雑味のない造形にほのかな気品を兼ね備えたワイングラス。
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Timbale en Argent Massif du XVIIIe
薄い成形とやわらかなマチエール。手取りがハッとするほど軽く、指馴染みはしっとりとしていて持ち心地やさしいです。18世紀フランス、パリの純銀杯です。
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Plat Oval en Faience de Moustiers
見込み中心には愛らしい「JR」のステンシル印。製陶所への注文品ですね。プロヴァンスのどこかの家族の日常景が思い浮かぶようです。19世紀、南フランス、ムスティエ焼のオーバル皿。
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Bourse à Jeton
かつて賭博は富裕層にとって嗜みであり、またささやかな気晴らしでもありました。ブルス・ア・ジュトン。19世紀に代用貨幣を収納するために用いられた巾着袋です
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Choisy le Roi Assiette Dodecagonale
ファイアンスフィーヌ、テール・ド・ピップの涼やかで白に、手彩によるぴしりとした藍の線描。クラシックを湛えながら端正で実直な上がりに、絵付の濃淡や滲みが愛らしさを添えます。月桂樹レリーフをリムに配した、初期ショワジールロワの十二角皿。
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Bol suédois en verre soufflé
宙吹きによる不揃いの姿形に、揺らぎや傾ぎ。迫り上がった底面のポンテ跡も愛らしく魅力的です。古い時代の北欧に特有の器形。19世紀、スウェーデンの吹きガラスのヨーグルトボウルです。
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Cuillère à Entremet en Métal Argenté
フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もありません。シルバープレートのアントルメスプーン。
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Verre à Pied Soufflé vers 1800
1800年代初期頃、古手の葡萄酒器です。マニファクチュアによる職人仕事らしい実直で良質な成形感。当時の市民階級の在りようを閉じ込めたような姿形は古物としての奥行きが深く、その滋味にこそ個人的には心を打たれます。
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Baccarat Verre à Pied 1960
モダニズムの潮流を経てこそ生まれた姿形は、決して無機質さなんかではなく、使う人や空間にこそ目を向けて設計され、生活に溶け込み、匂いや気配を纏ってこそ本当の魅力を放つ有機的なものです。オールドバカラのステムグラスです。
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Verre à Xérèz en verre soufflé
宙吹き成形ならではの気泡や揺らぎといった古い手仕事跡と、木型を用いたプロダクト然としたモダンな佇まい。1900年頃、フランスの小さなガラス酒器です。
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Risler kist Cuillere à Cafe en Argent Massif
ジャン・アンリ・リスラーキスト。アルザス地方ミュールーズで代々オルフェーヴル(銀細工師)を営んでいた職人による純銀カフェスプーンです。1840〜70年代頃頃。
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Lèchefrite en terre cuite
素朴で雰囲気ある茶釉の表情に、ぐっとこちらを惹きつける存在感は王道然としています。当時の庶民の暮らしぶりを想像したくなる、西洋らしい古陶器です。レッシュフリットの名で知られる調理用の耐熱皿。
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Pelle à Beurre
家庭でのバター製造時に、最終工程で捏ねて成形をする際に用いられたスプーンです。成形後には、ハンドル底面で飾り印を押すことで、作り手のサインとしました。北フランス(ブルターニュ〜ノルマンディー近郊)、古い田舎の生活道具。
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Pelle à Beurre
古いバタースプーン。かつてのフランスの田舎では、1つの家庭で1匹は牛を飼っていたとも言われており、贅沢品でもあったバターは、市場に売ることで、ささやかな家計の助けにもなったそうです。やわらかで素朴な生活の気配。
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Gien Sucrier vers 1880-1900
天面のさり気ない線上の沈み彫りに、側面に添えられた獅子のレリーフ。この種の保存器には多様なバリエーションが存在しますが、珍しい造りです。古いフランスのクラシックが漂う彫刻的な佳品。ジアンの砂糖菓子用保存器です。
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Cuillère à Écrémer des Pyrénées
主にはラングドック、ピレネー山脈で見られるのこのカタチ。フランスでは、地方の民衆的芸術品(アールポピュレール)としても認知されている古き郷土の生活道具です。バターの製造時にミルクから分離したクリームを掬いあげるためのスキミングスプーン。
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Sarreguemines Petite Assiettes
リムすら廃した雑味ないシンプルなモデリングと、日常さっと手に取りたくなる穏当なカジュアルさ。1900年代、サルグミンヌ製陶所。エクリュの小皿です。
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Baccarat Petit Verre Gobelet 1950-60
大胆なカッティングでありながら、同時に抑制が効いており、佇まいにはさり気ない上品さを感じます。現代の暮らしに生活道具として自然に溶け込む、穏当なラグジュアリー。モデル・タリランド。
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Art Populaire sur Faïence
確固たる様式美は、フランスの錫釉陶器がもつ魅力の一つですが、寧ろ寧ろ民衆芸術としてのパーソナルな気配こそを一層つよく感じます。18世紀、フランス地方部のささやかなフォークロア。
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Cul Noir pour Calvados
カルヴァドス盃を主な用途として想定し造られたものだろうと考えています。19世紀末頃、ノルマンディー地方より、簡素な佇まいが好ましい、掌に収まる程にちいさな筒形のキュノワール。
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English Ironstone Lim Plate
柔らかな半陶磁にはしる貫入と仄かな染まりは無理がなく、甘手ですが硬質で実直なニュアンスも湛えてします。フェザーリムに藍の輪線という18世紀以来のクラシックを踏まえつつ、浮き彫りのコントラストが控えめで、気のおけない佇まい。1900年頃、英国製のリム皿です。
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Baccarat Verre à Pied vers 1950-60
バカラ社。1960年代〜70年代初期頃。国際規格のテイスティンググラスの形状とも近しく、日常のワイングラスとして用いたい。常々探しており、生産数の多いモデルではないですが、今後も見つけられた折には紹介し続けたいと素直に思える、そんな佳品。
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Baccarat Verre Gobelet vers 1950-60
1950年代後期〜60年代、バカラ。白眉はモダンデザインの潮流が成熟期を迎えたなかで生み出されたロダクトの、美しくアノニマスな佇まい。潔い美しさが詰まった縦型のゴブレです。
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DIgoin Sarreguemines Assiette épaisse
フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが、この種の厚皿の魅力でしょう。修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた白釉厚皿。
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Chantilly Assiette Dessert Octogonale
個人的には殆ど見た記憶がありません。デセール寸法のシャンティィ。革命前のポントシュー製陶所を軸とした作陶初期の貴族性と、革命後のクレイユやモントローを軸とした作陶最盛期のブルジョワ性との狭間で、二世代を「橋渡し」をするかたちで、ごく短期間に存在感を示したファイアンスフィーヌ。
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Baccarat Verre Gobelet vers 1950-60
やや小ぶりですらりと細身な設計に親近感を覚えるのは、やはり自分が日本人だからなのでしょう。一口ビールグラスとしては勿論のこと、冷酒を注ぐも佳しと思います。推定1960〜70年代頃成形、オールドバカラの5オンスグラスです。
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Plat en Val de Loire
フランス中央部、ロワール川近郊で、より田舎的で素朴な土地の陶芸に、近代的で端正なスタイル(北方、キュノワールであったりの影響)を取り入れて、19世紀に作陶されたものだろうと考えています。アールポピュレールの魅力が詰まった赤褐色釉の大皿。
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Saint-Louis Verre à Pied 1960/70
雑味のないモダンでニュートラルなプロポーションのすらりとした立ち姿。 1950〜60年代頃、サンルイのステムグラスです。
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Panier de fromage suédois
西欧ではあまり見かけないこの造りが好きで、以前から扱ってきました。今回紹介の個体は枷せた木肌と抑えられた彩度が抜群に雰囲気があります。19世紀のスウェーデンで、木の根を編み成形されたチーズの水切り籠。
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Plat en Faience de Moustiers/Varages
ムスティエ・ヴァラージュより。その装飾様式・技術は、17世紀以来、戦争により不足した銀の代用品として王侯貴族のための食器を手がけるなかで発展したことは知られいるところですが、当時の窯々を象徴するリム装飾の一品です。18世紀、プロヴァンス地方。
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Petit Verre à Pied XIXe sècle
19世紀中期〜後期頃。素朴な全体のプロポーションに、上品なステムのファセットカットがアクセントとなった、小さなガラス酒器です。古きフランスを心地よく愉しんでいただける佳品。
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Leeds/Rörstrand Gathers lim Plate
造りの真面目さと細やかなギャザーに漂う品格が、絢爛さをおおらかに包み込みます。英国のリーズ、或いはそれを模倣した最初期のスウェーデン、ロールストランドより。1700年代後期。
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Bylon Carouge Assiette Octogonale
多様な造りが見られる古手のオクトゴナル皿より、現在のスイス連邦・ジュネーヴ州のジュネーヴ郊外南、北イタリア文化の影響が色濃く残る小さな街カルージュで作陶された一品。19世紀初期〜半ば頃。
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Cuillère en bois XVIIIème siècle
眺め共鳴し、愛でていきたい。そんなささやかなコレクション。探しはすれど、なかなか見つからない古い木匙。恐らくは18世紀の造りと思しき一品は、パリの蚤の市で仕入れました。
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18th Century Loza Catalonia
18世紀スペイン、カタルーニャ近郊の錫釉陶器です。さらさら描ききったように思わせる全体と、一歩踏み込んで眺めると仄かに垣間見える稚拙な細部。腕と指に仕事を染み込み覚えさせたであろう陶工こそが生み出せる、作為や構えのない自由さ。土地の気候風土と暮らしが育み生んだ自然な筆触に心惹かれます。
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Plat Oval de Cul Noir
柔らかな赤褐色や淡黄色の陶土を素地として、表面を透明な錫釉により白や灰色に、背面を酸化マンガンを含む釉薬により濃度を調整しながら飴色や漆黒に焼成させた、フランスの古民芸品キュノワール。食卓の設えの主役となるオーバル皿。
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Plat en Faïence décor Camaïeu Blue XVIIIème
18世紀初期、フランス南西部。トゥールーズ近郊で作陶されたと思しき色絵皿。たっぷりとした鉛錫釉は18世紀の南仏ファイアンスに通底する美質ですが、広く知られているムスティエ(ヴァラージュ)焼とはまた異なる気配があります。
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Assiette en Faience de Moustiers XVIIIème
細やかなギャザー装飾に、ほんのごく僅かな朱を帯びた、まろやかで瀞みある白錫の釉調。穏当でおおらかなエレガント。ムスティエ古陶器独自の美観を備えた、美しい一品。
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Vetro del XVIII secolo
職人的精巧さを備えながら、漂う大らかさからは自然なイタリア半陶的気質を確かに感じます。イタリア人ディーラーから譲ってもらった、18世紀のガラス酒器です。
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Digoin Sarreguemines Plateau à Charcuterie
古いフランスのテールドフェールならではのやわらかな肌合いの白釉に、盆という用途に最適化された潔いデザイン。僅かに立ち上がったリム縁の意匠はさり気なく。1920〜1950年頃、ディゴワン&サルグミンヌ。白釉の平盆。
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Clichy Petit Verre à Vin 1870-90
パリに隣接する地域性もまさに感じながら、サン=トゥアンの蚤の市にて仕入れました。クリスタルリー・クリシー。工房の美質を存分に感じていただける、繊細優美な小さめのステムグラス。
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Baccarat “Service Forme 6185"
型吹きのゆららかなリブに空洞型ステム。中世のヴェネツィアンガラスのスタイルを、19世紀バカラ社の感性で昇華させた一品です。フォルム番号6185。アンティークバカラの小ぶりな白ワイン用グラス。
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Assiette Octogonale en Faience fine
1800年代初頭頃。広く知られるクレイユやモントローのそれと比べても1センチ近くゆとりを持たせたリム幅。窯不祥ながら固有の美意識を感じるモデリングは希少で、ぐっと心惹かれます。数あるなかから敢えて選びたい、そう思える初期オクトゴナル。
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Baccarat 1916 Gobelet pour Renaud
1915年、アルマン・ルノーに捧げられた工房による特注品。物語を所有する。生誕、結婚、或いは...、背景にどんな逸話が隠れているのだろう。オールドバカラ、カット番号7743。
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Bordeaux Plat à Barbe
この道具を用いたもっとも有名な職業人といえば、『セビリアの理髪師』『フィガロの結婚』のフィガロでしょう。婉曲したリムに頬を乗せ、くぼんだ見込みに髭を剃り落とす。かつての髭剃り師のための陶皿です。19世紀、ボルドー窯。
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Antique Baccarat “Gobelet taille 5777”
さりげなく添えられた意匠の個性と、和洋問わずしつらえに溶け込む無理のないニュートラル。1900年代初期アンティークバカラ。カット番号5777、通称リシュリュー。
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Assiette Octogonale en Faience fine
知性と理性に訴えかけてくる秩序ある安定したフォルムを基盤にしながらも、その奥に垣間見える典雅な感性。王侯貴族の没落がありながらも、彼らへの憧れが未だ残り香として確かに存在する、そんな市民社会台頭直後のフランスの時代性。佇まいにこそ心惹かれて。
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Plat en faience fine XVIIIeme Siècle
フランス東部からの出物は、恐らくはロレーヌ公国領リュヴィル、或いは近郊で作陶されたものと考えられます。パリのポントシューとはまた異なる文化を築いた、テール・ド・ロレーヌとも呼ばれる18世紀後半の初期ファイアンスフィーヌです。
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Verre pour Liqueur à fond Trompe l'œil
ウイスキーやゴールドラムの琥珀色が一層美しく、とろりとしたガムシロップがそのまま凝固したようなニュアンス豊かなガラス胎の表情は、そのまま酒の肴にすらなるでしょう。19世紀フランス、トロンプ・ルイユのガラス酒器。
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