Table d'Atelier
朴訥とした佇まいと幾何学的な調和、やわらかな詩情。過去、実際にどのように用いられたのかは詳らかには判りませんが、今回に於いては空想を空想のまま捉えることに心地よさすら覚える、そんなアトリエテーブル。
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Yealmpton Windsor Side Chair Circa 1810-30
褪せた緑を残した色目のニュアンスとすっと佇む端正な造形。1800〜30年代頃、イギリス南西部のデヴォンシャー、ヤームプトン村のウィンザーサイドチェア。
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18-19th Century Twelve-slatted chair
特徴的な設計は、現地の好事家には「12本の横木椅子」を意味するトルヴスローストールの名で親しまれているそうです。スウェーデンの地方民芸チェア。
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18th century Oak Six plank Coffer
現代の室内空間に添えたときに自然と馴染む端正で静かな佇まいに心惹かれます。18世紀頃、英国のシックスプランクコファー。
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Georgian Revolving Tea Table
19世紀初期頃、英国のジョージアン様式家具。アフタヌーンティーやイブニングティーといった社交の場で女性たちに用いられたティーテーブル。
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19th Century Welsh Oak Farmhouse Chair
農村の家具として、地元の職人によって手作業で作られた素朴なフォークアート。19世紀、ウェールズ。良質なウェルシュオークを用いた堅木椅子です。
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Banc rustique en chêne vers 1900
雨風すら受けながら時を経て生まれた枷せた肌合いは、硬質な肌理のオーク材だからこそ品の良さを残しています。1900年頃、フランスの朴訥としたベンチ。
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Tabouret de traite
さり気なくも遊び心とセンスを感じる座面の造形と木肌の表情には固有の美質があります。乳搾りのために用いられた西欧の三本脚スツール。
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19th Century Windsor Arm Chair
線が細く軽やかな、すっとした佇まいに心惹かれました。深みのある色目と程よく使い込まれた具合も素敵です。19世紀後期、英国。ボウバック型のウィンザーアームチェア。
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Table à Vin vers 1900
農家や修道院において、ぶどうの収穫期やワインの試飲・作業の際に簡易的に用いられた素朴なワインテーブル。19世紀末〜20世紀初期頃、フランス。
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British Coffee Table Circa 1900
元々は塗装がされていたものですが、剥離と仕立て直しをDOUGUYAに行ってもらいました。2025年5月3日〜6日に行なった企画展『Petits Meubles』に出品した英国のローテーブル。
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19th Century Spanish Baroque Stool
ニュアンスを帯びた深みある色目と粗野な木肌も露出したプリミティブな全体に、17世紀以来のバロック建築の様式美がさり気なく寄り添っています。19世紀、スペイン北部。バロック復古様式のスツール。
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Verre de Lustre
高い場所から吊るして灯りをとるに際して、輪にはめて固定できるよう意図された側面の突起構造が、今の目には装飾性として美しく写ります。18世紀後期〜19世紀初期頃、フランス。教会や修道院のキャンドル用ガラス器。
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18th century England Twist Stem Glass
不透明な白い糸ガラスを螺旋状に編んだ繊細なツイストステムの装飾性。築的で清清とした感性で仕上げた近代英国らしい作り。1760〜80年代頃、18世紀後期の英国製ワイングラスです。
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Verre Bourguignon vers 1750
1700年代中葉、フランス中〜北部。古いガラス器の儚さを醸しつつ、宙吹き成形ゆえの僅かに傾いだ造形には、やわらかで長閑な印象も受けます。貴金属が含有したことによる仄かな灰みとボウル側面の気泡にも雰囲気があり、小さな器ですが、古い田舎工芸品の魅力がグッと詰まっています。
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Verre à Liqueur vers 1900
フランスでは見たことのない造形ですが、スタイルとしてはドイツの蒸留酒、シュナップス用のグラスと近しいでしょうか。パリの蚤の市でカタチの珍しさにすぅっと惹かれて手にした吹きガラス酒器です。
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Vieillard Bordeaux Saladier
良質で瀟洒な造形感覚加えて、使い込みやれた具合が器としての雰囲気をぐっと高めています。絵になる器です。19世紀、ヴィエイヤール・ボルドーの輪花鉢。
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Bol à Thé en Faience
中国からヨーロッパにもたらされた把手のない茶用を想定した器形。西洋でありながら東洋とのあわいを感じられることが日本人である自分にとってはとても心地よく、常々好みの品を探しています。ファイアンス焼きのティーボウル。
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Becherglas mit Spruch 19. Jh.
エレガントな気配を湛えつつ、どこか大らかで長閑な印象を受けるのは、色絵による自然描写であることに加えて、どこか稚拙でやわらかなタッチがあってでしょう。19世紀、ドイツ語圏のエナメル彩色グラス。
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Albarello en Faïence à fond bleu
絵付けのない簡略様式とも呼ぶべき器胎全体を青で覆ったアルバレロが、他のヨーロッパ諸国と比べても好んで作られるスペイン。18世紀頃、カタルーニャ地方のアルバレロ。
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Platre Ancien
バルビゾン派の潮流を経て自然主義的な農村や田園風景に光があたり、無骨な男性の左手は、画家にとって愛で慈しむべき存在へと変わりました。かつてのアトリエの情景を思い浮かべながら。1900年頃、パリ近郊。石膏。
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Compotier en verre soufflé
擦れや小傷もありながら、嫌な感じはなくむしろ魅力的に映るのは、灰味を帯びた色目と気泡や不純物の含有、器胎の厚みがあってこそで、そこに古物としての吹きガラスの魅力が詰まっているように思います。吹きガラス製コンポティエ。
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Tabouret d'église 17e/18e siècle
直線で構成した素朴な佇まいに、経年の肌艶、意匠細部の家具職人の伝統に則した感性が混じり合う具合がとても自然で心惹かれます。17世紀、北フランス、フランドルの教会家具様式による腰高のタブレ。
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Verre à Pied Soufflé vers 1800
1800年代初期頃、古手の葡萄酒器です。マニファクチュアによる職人仕事らしい実直で良質な成形感。当時の市民階級の在りようを閉じ込めたような姿形は古物としての奥行きが深く、その滋味にこそ個人的には心を打たれます。
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Christofle Fourchette à Poisson 17cm
潔いシンプルでモダンなフォルムに銀というクラシックな材が寄り添います。クリスフルより、モデル・コンコルドのフィッシュフォーク。デザインはジャン・ピエール・アマール。
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Couteau à Entremets en metal Argenté
特筆すべき点は、なんと言っても波刃であることです。センターハンドルのアントルメスプーン&フォークに合わせて設計されたシルバーナイフ。
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Fourchette à Entremet en Métal Argenté
フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もありません。シルバープレートのアントルメスプーン。
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Cuillère à Entremet en Métal Argenté
フランスの市民の食卓において、もっとも好んで用いられてきた、センターラインの伝統的なハンドルデザイン。これ以上もこれ以下もありません。シルバープレートのアントルメスプーン。
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Fourchette à huitre en Métal Argenté 13.8cm
無駄のない端正でミニマルなフォルム、クラシックな印象。小さめのオイスターフォークは、フルーツから焼き菓子に添えて。和洋のしつらえを問わないことも魅力です。
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Fourchette à huitre en Métal Argenté 13.6cm
牡蠣や貝を取りやすいように設計されたヨーロッパならではの用途のフォークは、プロポーションに緩やかな愛らしさを感じます。1900年代、フランスのオイスターフォーク。
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Maastricht 6 Toy Dishes 9.7cm
豆皿という概念が殆どなかった西洋の食器文化。ままごと陶器というのは見立ての範疇に入りますが、現代的感覚に立てばやはり気が利いていて嬉しい器です。1900年代初期頃、オランダ。マーストリヒト窯のままごと皿を6枚揃いで。
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Maastricht 6 Toy Dishes 8.4cm
勤勉さを備えつつさらりとした同国らしい窯仕事が、風通しもよく好印象です。1900年代初期頃、オランダ。マーストリヒト窯のままごと皿を6枚揃いで。
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Wedgwood Toy Dish 11cm
見込みやリム幅の比率までをそっくりそのままに食卓用の器のスモールスケールでモデリングされた一品。当たり前のように丁寧なモノ作りをしていた、当時の窯の職人仕事の気配を感じます。19世紀、英国ウェッジウッドのままごと用陶器。
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Petit Gobelet en Verre Soufflé
厚みのある器胎に、ほんの僅か迫り上がったトロンプルイユの設計。過ぎるということはなく軽やかさもあり、あまり見かけない気の利いた作りに惹かれました。手どりのよい小さな手吹きガラスコップ。
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Christofle Pichet à lait vers 1900
曲線的な構成がアール・ヌーヴォー期のデザイン潮流を備えつつ、華美に寄らない上品な素朴さにはメゾンのセンスを感じます。20世紀初期頃、クリストフル社。蓋付きのミルク差しです。
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Petit Coffret à Bijoux Normand
彩度を抑えた紺青色に簡素な五弁花のスイレンは、土地の象徴的なスタイルです。時計や宝石を収めました。19世紀初期〜半ば頃、ノルマンディー地方の小さな色彩木箱。
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Tasse en Faience de Normandie
器胎側面にサン・マロ湾上に浮かぶ小島「モン・サン・ミシェル」の文字が読みとれます。19世紀末〜20世紀初期頃、フランス西部ノルマンディー地方のファイアンス製カップ。
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Pichet éponge bleu de Normandie
造形・施釉のどちらもからも地域固有の伝統と美質を感じていただける珍しい佳品。19世紀、ノルマンディー地方より、スポンジウェアのシードル用ピシェ
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Plat Godronné en Faience XVIIe
ファイアンス焼きの起源であるルネサンス期のイタリアが本歌とされ、ヨーロッパ各国に伝わったとされるカタチ。17世紀後期頃のフランスより、輪花の装飾皿。
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Bol suédois en verre soufflé
宙吹きによる不揃いの姿形に、揺らぎや傾ぎ。迫り上がった底面のポンテ跡も愛らしく魅力的です。古い時代の北欧に特有の器形。19世紀、スウェーデンの吹きガラスのヨーグルトボウルです。
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Carafe de Bourgogne
モールで筋を入れ凝固する前に吹き上げ成形した、波打つガラスのテクスチャ。光を浴びて、見る角度によって濃緑から薄緑へと変化していくグラデーションがとても綺麗です。18世紀半ば〜19世紀初期頃、ブルゴーニュ近郊。ワイン、或いは水用のカラフェです。
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Petit Pichet de Provence
ころんとした佇まいに落ち着いた彩度、仄かな貫入。土地の気候風土を反映した褐釉のまだら模様は朗らかで明るい印象を受けます。プロヴァンスのガール県近郊で好んで作られた小さな水差し
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Assiette en Faience de Moustiers
類例の少ない非常に珍しい意匠です。同地の焼物は、18世紀末頃から量産への舵取りが顕著になりますが、そうなる一世代前の作りだろうことが判ります。18世紀半ば〜末頃。プロヴァンス地方、ムスティエ焼きの灰釉皿。
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Set de 2 Petits Couverts en Argent Massif
1826〜28年、パリの名工ジャン・ルイ・ノブレ氏による純銀製の子供用フォーク&スプーンです。革命直後、近代初期の銀器として均整がとれた造形に、未だ職人の痕跡を感じるマチエールは、今に自然と溶け込む魅力があります。
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Assiette en Faience de Moustiers/Varages
土地の気候風土が感じられる、程よく肩の力が抜けた穏当でおおらかなエレガントは、この時代の同地の工芸品らしく魅力的です。18世紀後期の南フランス、ムスティエ・ヴァラージュのリム皿。
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Pexonne Plat Rond 30cm
上品でやさしテールドフェール陶器。この時代のフランスにおけるマニュファクチュアとしての過不足を感じない、気持ちの良い一品です。1900年前後頃、ペクソンヌ窯
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Tasse de Cul Noir
黒というよりは小豆色のやわらかな表情に惹かれます。フランス北西部の伝統的な日用雑器「キュノワール」より、シードルを嗜むのに好んで用いられたとされるタッス。19世紀末頃。
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Pichet de Cul Noir vers 1900
アボガドのようなころんとして愛らしい姿形。雑味のない中庸な佇まいは、現代の暮らしにも自然と溶け込んでくれると感じます。1900年代初頭頃、キュノワール。
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Montereau Assiette Octogonale vers 1830
淡く深く刻まれた経年の古色。器であることを保ちながら、200年という時間を確かに内包しています。1830年前後頃、モントロー窯のオクトゴナル皿。
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Chantilly Assiette Octogonale vers 1790-1805
作陶初期の貴族性と、革命後、作陶最盛期のブルジョワ性との狭間で、二世代を「橋渡し」をするかたちで、ごく短期間に存在感を示したシャンティイのファイアンスフィーヌより、オクトゴナル皿。1790〜1805年頃。
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17th Century Fragment of Majolica
デルフト産の陶器が趨勢を極めヨーロッパ中を席巻し「デルフト焼き」としての名と存在を確率する前時代に、オランダ各地で焼かれていたルネサンス期イタリア由来の陶器、マジョリカ焼き。17世紀の出土陶片。
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Assiette Octogonale vers 1820-40
一般的なファイアンスフィーヌと初期のテールドフェールの性質が混交したような、とても珍しい作りのオクトゴナル深皿を見つけました。細やかな張りめぐった貫入にできた古色に何より惹かれます。1820〜40年代頃、フランス。
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Creil Petite Assiette Octogonale
涼しげなノーブルを纏った佇まい。テールドピップらしいゆららかな表情の白色には、実直な清廉さを感じます。1810〜30年頃、合併前のクレイユ窯より、ファイアンスフィーヌ、ちいさめのオクトゴナル皿です。
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Trivet en fer forgé
鍋や薬缶を添えるにおいて、最も合理的で簡素な作りながら、道具の特性としての無骨さと素朴な佇まいからは、古き鍛冶屋による精巧で細やかな職人仕事の感性が仄かに香り、ゆららかな鉄味にも味わいがあります。19世紀初期頃、古い蓮鉄製のトリベット。
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Bocal d'apothicaire en verre soufflé
雑味を抑えた素朴な造形感覚が古ガラスの歪み、揺らぎといった手仕事の作為のない美しさを一層引き立てます。19世紀、フランス。吹きガラスの薬草瓶。
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Cuillère à Dessert 16.8cm en Métal Argenté
19世紀から20世紀初頭におけるフランス市民の食卓において好んで用いられた伝統意匠、センターラインハンドルの銀カトラリーより、一般的に主要規格としては殆ど造られなかった珍しい寸法のデザートスプーン。
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Fourchette à Dessert 17cm en Métal Argenté
19世紀から20世紀初頭におけるフランス市民の食卓において好んで用いられた伝統意匠、センターラインハンドルの銀カトラリーより、一般的に主要規格としては殆ど造られなかった珍しい寸法のデザートフォーク。
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Montereau Plat Carré en Faience fine
上質陶器/ファイアンスフィーヌの美質である陶胎の薄さと釉の高い透明度により緊張感を纏いつつ、プロダクトとしての実直さも備えています。1830年代頃、初期モントローの角皿です。
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Creil et Montereau Pletit Plat Creuse
大きすぎない寸法とわずかな深さ。リム幅は狭めでゆとりをとった見込み。定番とも呼べる白釉の半陶半磁器ですが、ちょっと珍しい設計の妙になんとも惹かれた1枚です。19世紀末頃、クレイユ・エ・モントロー社のリム深皿。
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Plat en Faience de Moustiers/Varages
程よく肩の力が抜けた穏当でおおらかなエレガントは、この時代の同地の工芸品らしく魅力的です。18世紀後期、ムスティエ・ヴァラージュ焼きの白釉皿です。
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Petit Gobelet en Argent Massif
パリの蚤の市で見つけた、1900年代前期頃、フランスの純銀酒盃です。なんと言っても寸法。珍しく、そうはないものです。ヨーロッパの一般的な規格にはない寸法ですが、日本人には酒器や茶器として、自然と馴染みが感じられるだろうと思います。
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Digoin Sarreguemines Assiette épaisse
修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた半陶半磁の厚皿。フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが魅力ですね。1920年代頃、ディゴワン・サルグミンヌ。
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Badonviller Assiette épaisse
修道院や宿舎といった公的な場所の食堂で日常使いされた半陶半磁の厚皿。フランスのテールドフェールらしい柔らかな肌合いに、質実剛健を感じるタフな佇まい。相反する要素を合わせ備えた塩梅のよさこそが魅力ですね。1920年代頃、バドンヴィレ。
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Assiette en Faience de Moustiers/Varages
一般的に知られる白釉と比べると仄かに青磁のようなニュアンスを帯びており、どこか東洋の陶器にも通じるような滋味は、食卓のしつらえの和洋も問わないだろうと思います。18世紀半ば頃、プロヴァンス。
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