Early Music / Item / Music
<Information>
演奏: パスカル・デュブリュイユ (チェンバロ) 楽器: アントウェルペンのヨハンネス・クーシェ1679年製モデルに基づく再現古楽器 録音: ベルギー、バス・ボドゥー 聖母被昇天教会
グレン・グールドによるピアノ演奏も有名ですね。
バッハが音楽の手ほどきをしたゴルトベルク少年が、不眠症に悩むカイザーリンク伯爵の眠れぬ夜の慰めのために演奏した。そんな逸話が残っていることでも有名なゴールドベルク変奏曲を、当代貴族のための鍵盤楽器チェンバロで。
楽器の特性である絢爛でいて品のある音色と、繊細で、ときに内省的なバッハの音楽特性が相まった、唯一無二の深遠。
音運びの妙を 「ことば」 による表現の技法になぞらえ、ひとつひとつの音に託された 「語り」 をじっくり解きほぐしてゆく。音楽修辞学にも通じた奏者パスカル・デュブルイユによる知的で素晴らしい演奏に、静かに耳を傾けてみてください。
パスカル・デュブリュイユ (Pascal Dubreuil)
1970年、フランス生まれのハープシコード (チェンバロ) 奏者であり、音楽修辞学の専門家です。
パリ国立高等音楽院でチェンバロおよび通奏低音のクラスでともに一等賞 (プルミエ・プリ) を取得したのち、古楽奏者たちの登竜門として世界的に名高いブリュッヘ (ブリュージュ) 国際古楽コンクールで入賞。若くしてフランス国内外のヨーロッパ各地で、優秀な奏者として活躍しています。また当アルバムと同レーベル RAMÉE にバッハの作品集をすでに3枚リリース。そちらも世界的な好評を博しています。
ヨハン・セバスティアン・バッハ (1685 – 1750) ゴールドベルク変奏曲 BWV988
アリア
第1変奏
第2変奏 第3変奏 第4変奏 第5変奏 第6変奏 第7変奏 第8変奏 第9変奏
第10変奏 第11変奏 第12変奏 第13変奏 第14変奏 第15変奏 第16変奏 第17変奏 第18変奏 第19変奏 第20変奏
第21変奏 第22変奏 第23変奏 第24変奏
第25変奏 第26変奏 第27変奏 第28変奏 第29変奏 第30変奏 アリア
Bach "Cello Suites BWV1007-10…
古楽器ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラによるバッハの無伴奏
Chopin "Ballades & Nocturnes"
19世紀パリ、プレイエル社の古いピアノでショパンを
Messe de Notre Dame
14世紀、中世フランスの美しい歌声
Polonica
16世紀ポーランド文化、素朴なリュートの響き
L'Argument de Beauté
女声による清らかな初期ルネサンス、教会音楽の響き
Flour de Beaulté
中世キプロスのフランス音楽
L'heritage de Petrus Alamire
15-16世紀ネーデルラントに響いたミサ曲を様々に
Erik Satie
19世紀末パリの響きを、古いピアノで