初期近代英国陶器、奥深さの一端
近代英国陶器史の礎。良質な陶器産地スタッフォードシャーで、かのウェジウッドを筆頭に、18世紀半ばから19世紀初頭にかけて作陶された上質陶器。 その奥深さの一端。クープランとの交差点の記録。
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古物を扱う理由 (わけ)
1930年代、古い家族写真の束の中から、名もなき子供たちの暮らしの一片。 それは戦間期と呼ばれる時代。大恐慌とファシズムの台頭に見舞われていたヨーロッパは、やがて第二次世界大戦へと突入していくこととなる。彼らにどんな未来が待ち受けているのか、それは僕には分からない。 けれどシャッターが切られたこの一瞬には、確かな幸せが詰まっている。
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女性のための服飾小物、古き文化のかけら
18世紀末から19世紀初頭ごろ、市民革命を経た第一帝政期 (ナポレオン1世治世期) より、上流階級の女性の衣服において、王政期のパニエ入りの大きなドレスが否定され、肌着を省略したよりタイトなシュミーズ・ドレスが流行しました。それにより腰に巻きつけてドレスの内側に隠していた "ポケット" がなくなったため、貴重品入れを手に提げる必要性が生まれ、「レティキュール (Réticule)」と呼ばれることになる、小さなメッシュバッグが女性のファッションとして取り入れられるようになりました。
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ファイアンスフィーヌ、古手のオクトゴナル皿
1800年代初期頃を主としたごくわずかな時代に作陶されたファイアンスフィーヌの古手のオクトゴナル皿は、多くの古物好きの心を掴んで離さない魅力ある存在です。 比較的作陶数の多かったクレイユ、モントローといった窯だけでなく、あるときは独自に、あるときは模倣をし合いながら(例えば窯の経営者の転籍や、陶工の独立が、製法の伝播・変容の一因でした)、フランス各地で行われた相当数の作陶。 華美で貴族的な佇まいがありながらも、上品で抑制されたモデリング。絵付けや銅板転写等による柄のないシンプルなものであっても、陶土やリムデザインから窯・年代毎の個性が感じられる器は、そこに時を経て生まれた風合いが加わり、各々がたった1つの存在となります。
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FAIENCERIE FILE No.1:Choisy le Roi
18〜19世紀にかけてフランスに勃興した大小様々な陶磁器窯。ごく有名な場合を除けば日本語の資料も乏しく、普段はなかなか詳細に語られることの少ない、そんな窯の出自や生産背景をまとめ、クープランのサイトにアーカイブ化する試みをしてみようと思います。初回はパリ近郊で19世紀に栄えた「ショワジー ル ロワ」のささやかな年代記です。
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