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Weiss “Lute Music”

 

<Information>

演奏: ヤコブ・リンドベルイ (リュート)
楽器: 1590年頃製作、シクストゥス・ラウヴォルフ製作によるオリジナル楽器

 


 

穏やかな寒空の午後の光を浴びながら耳を傾けたくなります。
慎ましく端正な音運びによる、素朴で高貴な響き。

18世紀初期ドイツ、ドレスデンの宮廷で活躍をしたシルヴィウス・ヴァイス。バッハと同時代(没年は一緒)のリュート奏者、作曲家による代表的なソロ小品が8曲、収められています。

楽器の特性を熟知した、芸術的にも技術的にも洗練されたバロックリュート音楽は、当時のドイツで高い人気を博し、また現代の好事家のなかにもファンが多いです。

悠々とした静かな語り。修辞学的な情緒を内包しながら、音運びにはニュートラルな風通しの良さを感じる瑞々しさがあり、曲々は心の内側にすっと浸透していきます。

ロンドンの王立音楽大学で教授も務めているスウェーデン出身の世界的なリュート奏者、ヤコブ・リンドベルイの演奏で。使用楽器には、1590年頃製作、11コースのバロックリュートが用いてられています。注1

 

*1. 楽器詳細 : シクストゥス・ラウヴォルフなる人物が制作した、現存するなかでは最も古い種類のリュート。彼の作品で現存が確認されているリュート3本のうちの1本。本来は7、8コースのルネサンスリュートだったものが、1715年に11コースに変更(=バロックリュート化)され現在に至る。

 

シルヴィウス・レオポルト・ヴァイス (1686-17)

01. 前奏曲 変ホ長調
02. シャコンヌ 変ホ長調

03. 幻想曲 ハ短調

ソナタ第7番 ハ短調
4. アルマンド
5. クーラント
6. サラバンド
7. ガヴォット
8. ジーグ

ソナタ第4番 変ロ長調
09. プレリュード
10. 序曲

11. クーラント
12. ブーレ

13. サラバンド
14. ブレスト

15. 前奏曲 ニ短調
16. フーガ ニ短調

ソナタ第29番 イ短調 「異邦人」
17. アントレ
18. クーラント

19. サラバンド
20. メヌエット

21. ミュゼット
22. ペザンヌ

(ご売約済)

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