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Erik Satie

 

<Information>

演奏: クレール・シュヴァリエ (ピアノ)
楽器: パリ・エラール社1905年製作の時代楽器

 


 

ベルエポック、古いパリのピアノでサティを…

ベルエポック (古き良き時代)、19 世紀末から第一次世界大戦勃発までの間のパリで、ミニマル・ミュージックの先駆けとも言われる、どこか物憂げ美しく、つかみどころのないならがも耳に残る旋律のピアノ小品を多数生み出した作曲家、エリック・サティ。

彼がベルエポック手前、青年期時代に作った曲々がこのアルバムの演目です。さまざまな映画の背景音楽にも使われているジムノペディやグノシエンヌといった著名な楽曲も収められています。

演奏はパリの老舗ピアノ製造会社エラールが1905年に製作した楽器によるもの。

生前、決して経済的に豊かということはなかったサティの自宅にあったのはせいぜい「調律の怪しいアップライトピアノ(奏者談)  」。当世のフランスの一級メーカーの時代楽器で作品を奏でることで、サティが作曲時に望んだであろう理想の響きを今の時代に蘇らせたい。そんな奏者の想いが感じられる魅力的な演奏です。

 

クレール・シュヴァリエ (Claire Chevalier)

ベルギー・ブリュッセルを拠点に活躍を続けるフランス人女性ピアニスト。著名なベルギーの古楽鍵盤楽器奏者であり指揮者のジョス・ファン・インマゼールにブリュッセル音楽院在学中に出会い、フォルテピアノに開眼。その後、歴史的ピアノについての技術や知識を修練し、現在では歴史的ピアノの専門家として、さまざまな世界の舞台で活躍をしています。

 

グノシエンヌ(1890) / エリック・サティ (1866~1925)以下同
01 グノシエンヌ第1番 ~ロラン・マニュエルに

02 グノシエンヌ第2番
03 グノシエンヌ第3番

 

星たちの息子 ~ペラダンの戯曲『星たちの息子』のための音楽(1892)
04 天職(第1幕への前奏曲)
05 奥義伝授(第2幕への前奏曲)
06 呪文(第3幕への前奏曲)

 

07 天国の英雄門』への前奏曲(1894)

 

 

薔薇十字教団の鐘の音(1891)
08 教団の歌
09 総長の歌
10 修道院長の歌

 

ジムノペディ(1888)
11 第1のジムノペディ ~ジャン・ド・ブレ夫人に

12 第2のジムノペディ ~コンラッド・サティに
13 第3のジムノペディ ~シャルル・ルヴァデに

 

オジーヴ(1886)
14 第1のオジーヴ ~J.P.コンタミーヌ・ド・ラトゥールに
15 第2のオジーヴ ~シャルル・ルヴァデに
16 第3のオジーヴ ~クレマン・ル・ブルトン夫人に
17 第4のオジーヴ ~コンラッド・サティに

(ご売約済)

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