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17〜18世紀、マヨリカ陶器
北イタリア、17〜18世紀のマヨリカ陶器より。 西洋における錫釉陶器製造の祖として知られるイタリアのルネサンス期以来の調和と均整がとれた造形。それに相反するような、時代が下るなかで窯業が世俗化したことに起因するだろう、おおらかで牧歌的な施釉と絵付け。この時期の北イタリア陶器の緊張と緩和の自然なバランス感覚には、心惹かれるところです。
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神経質な錫釉藍絵皿
皿全体を花弁として図案的に捉えつつ、隙間を埋めるかのように細やかに添えられた草花模様。 中国の芙蓉手を発展させただろう、とても緻密な構成の良い絵ですが、筆致はお世辞にも上手いとは言えないものです。職人的反復が生んだ技術力でさらりと描きあげたというよりは、完成図を想定しながら地味に地道に積み上げていったというような趣きがあります。
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エクサンプロヴァンスのナイトテーブル
市民階級から初出されたナイトテーブル。18世紀初期〜半ば。
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南フランスの肘掛け椅子
フランス南部の山岳地帯、ペイザン(農夫)、或いは羊飼いによる腰掛け椅子です。所謂、乳搾り椅子を発展させた姿形。弓なりのアームにはウィンザーチェアに通ずる品の良さがありますが、細部はよりプリミティブで、ラフな作りが素朴さを...
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フランス北部、腰高のタブレ
18世紀は確かで、17世紀もあるかもしれません。フランス北部のタブレ。全体の材はオーク、脚の湾曲にカットした部分のみパイン。
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スペインの腰掛け椅子
パリで仕入れたスペインの腰掛け椅子。17世紀の家具をデザインリソースに、19世紀に作られたバロック復古様式による佳品。
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couperin d'été 2024 / 7月の営業日
夏のクープランは、7月13日(土) より営業を始めます。 新着のアンティークを並べます。 日常で活躍する食器を主とした道具類から、博物品・アートピース、より当時の持ち主の想いが詰まった個人的な品まで、さまざ...
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Plat Godronné en Faience XVIIe
ファイアンス焼きの起源であるルネサンス期のイタリアが本歌とされ、ヨーロッパ各国に伝わったとされるカタチ。17世紀後期頃のフランスより、輪花の装飾皿。
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