18世紀初頭より、北フランスのノール=パ・ド・カレー地域圏の北部(現在のフランスの最北部)では陶磁器の生産が続けられていました。様々な変遷を経てきたため、作陶の起源である地域の名を取り、総称してサンタマン=レゾー/サンタマン(旧称、略称)の陶器と呼ばれています。
主要な窯のあった場所は、古くはオルシ、サンタマン、ヴァランシエンヌ、そして19世紀末の企業化後にできたヴァンディニー=アマージュです。
現在のアンティーク市場で主に見つかるのは、リュネヴィル・サンクレモンの影響を受け、窯を企業化したうえで陶磁器の量産をするようになった1880年以降の作。1923年以降、サンタマン、オルシ、アマージュ系の製造所は再編・統合され、サンタマン・オルシ・アマージュ陶磁器(Faïences et Porcelaines de Saint-Amand-Orchies-Hamage)、のちムーランデルー製陶所(Manufacture du Moulin des Loups-Hamage)などの名称で活動した。「Saint-Amand et Hamage」「Moulin des Loups et Hamage」「Orchies Moulin des Loups Hamage」といった刻印は、この サンタマン系の工業的製陶グループの製品を示すものです。
1923年以降の企業名:
Faïences et Porcelaines de Saint-Amand-Orchies-Hamage & Manufacture du Moulin des Loups-Hamage
サンタマン・オルシ・アマージュ陶磁器 & ムーランデルー・アマージュ製陶所
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