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Items / Pottery

1850’s Gien “Brulot”

 

1851〜1860年頃。まだ作陶数が少なかった時代のジアンで作られた古手ブリュロ。

厚手で質実剛健とした作陶感と、佇む姿の品のよさ。
白陶と手彩のコバルト絵付けとのやわらかく鮮やかコントラストに心惹かれました。

ブリュロカップ。コーヒーを飲んだあとに、温まった器をひっくり返して、裏の高台に蒸留酒を注ぎ熱で香り立たせてたうえで嗜むという特徴的な使われかたをした、フランス固有の器ですね。小さめな個体が多いですが、今回の紹介品は、珍しく容量がたっぷり入る仕様。八分目まで注いで110〜120ml程と、とてもいいサイズです。

ぜひ暮らしのなかでタフに軽やかにデイリーユースいただけたらと思います。

 

 

Gien (ジアン)

1821年にフランス内陸部ロワール地方の街ジアンで創業した陶器会社。イギリス人実業家トマス・エドム・フルム (通称 HALL = ホール) によって開窯され、現在に至るまで陶磁器の生産を続けています。

フランス革命を経て1800年代初頭以降、フランスの様々な地方で創業を開始したファイアンス窯の1つですが、そのルーツとなっているのはパリ近郊で当時大変有力だった窯、モントロー。

モントロー窯は、1740年代に開窯後、1774年以降はイギリス人による一族経営が行われていました。その窯の工場の所有権を1819年に売却したトマス・エドム・フルムが、1821年に訪れた街ジアンで、最低限の土地と古い修道院だった建物を買い取り、そこでイギリス式ファイアンス陶器の製造を始めたのが、現在のジアン窯の始まりです。

創業当初は主に日常生活品の製造を行っていました。19世紀初期〜中期のジアン窯の器は窯の規模的にも製造数が多くはなく、現在ではとても希少です。

19世紀半ば以降は17世紀・18世紀のヨーロッパ各地の名窯からインスピレーションを得て優れた技法を掴み、万国博覧会に出展し金賞という栄誉も獲得。その後現在に至るまで、フランスを代表する陶器会社として成長を続けてきました。

 

 

 


 

<Information>

サイズ: W8.3 × D11 × H8.2cm

 

(ご売約済)

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