Curiosité / Item

Huile sur Panneau Encadrée

 

すっと惹かれた小品です。

見えるような見えないような具象と抽象のあわい。陽光の差す山岳景、あるいは丘陵景でしょうか。視界のなかで景色が溶け合い、正確な描写というより、まとまりの気配としてこちらに届いてきます。

上手い絵ではありませんが、稚拙さが魅力や愛嬌になっているというのとも少し違う気がします。近代絵画に触れたた誰かが、それを不器用に、けれど誠実に自分の手で試そうとした痕跡が感じとれて、そういう真面目さに惹かれたのだと思います。加えて、額との無理のない自然な相性もあってこそ選びました。落ち着いた木目のオーク材。端正でほどよい緊張があります。額装による社会化は、曖昧さを心地よい余韻に変えてくれると感じます。

油彩板絵。

パネル背面には1887年創業、ルーヴル対岸に今も店を構える、パリを代表する老舗画材店セヌリエの印。

 


 

年代|1900年代
生産|フランス
寸法|縦30.3 × 横23.1 × 奥行1.1cm

備考|壁掛け用の真鍮製三角カンをつけています

販売価格(税別)
¥32,000
Stock:1点

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