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例えば、時代固有の技法や形式といった教養を聴き手に迫りがちなクラシック音楽において、旋律や和音、あるいは楽器の音色の、無垢で明快な「聴き心地のよさ」こそをまずは愉しみ、その繰り返しのなかで古い歴史・文化が生んだ楽曲の重層的な奥深さが垣間みえてくる、そんなふうな興味拡大のプロセスがあっても良い。伝統に即したオーセンティックな演奏姿勢を一定保ちながらも、日常に穏やかな背景音楽として溶け込んでくれる。そんな視点でクープランがセレクトした、古き西洋音楽を。
François Couperin on the Piano
クープラン、知的でモダンな18世紀の香り
Severac "En Vacances"
柔和な光、南フランスでの休暇の日々
Lord Gallway's Delight
古いヨーロッパの楽器でアイルランド音楽を
The Eight-Stringed Bach
ギターで爪弾かれるバッハ、普遍の美しさを
D.Scarlatti "Sonatas arr. for…
18世紀イベリアの気配、寄り添うギターの音色