menu

Glassware / Items

19th Century Baccarat “Moutardier”

 

静かに佇む装飾美。指で弾いたときに深く柔らな高音を鳴らす、ごく高純度のクリスタルガラス器。推定19世紀末、1880〜1900年頃、アンティークバカラのムータルディエです。

クリアガラスとフロストガラスの連なり。古手の一品ですが、こうしたデザインが19世紀末にプロダクトとして作られていたことにこそ、バカラのバカラたる所以を感じます。アバギャルドな気配と共に、用の器としての華美に寄り過ぎない品の良さもあり、そのバランス感覚にぐっと心を掴まれます。

19世紀半ばにアメリカより伝わった新技法、プレス型成型は当時のバカラとしても重要な一部門でした。コート・アルテルネ・デポリ(Cotes alternées dépolies = 交互につや消しの入るカッティングの意)の俗称でも知られる、当時のバカラを象徴するデザイン。

ムータルディエ(マスタード用ポット)は個体数が多くなくごく希少。

塩、砂糖の保存にも良さそうですね。室内装飾品として、添えておくだけでも絵になる器だと思います。

 

 

Baccarat (バカラ)

世界で最も名高いクリスタルガラスのラグジュアリーブランドとして知られるバカラ。

その歴史の始まりは、1764年、フランス王ルイ15世に認可され、ロレーヌ地方のバカラ村に設立されたガラス工房です。1816年、現在でもバカラと並んで称されるクリスタルガラスのブランド、サンルイとの一時的な合併時に技法を学び、最初のクリスタルガラスを工房にて製造。その後、1800年代半ばまでは合併、或いは流通提携を続けますが、1860年「バカラ」として正式に商標登録。現在までその歴史が続いていくこととなります。

デザイン、モデリング、ホットワーク(ガラスの吹き上げ作業)、コールドワーク(カッティング、装飾作業)。あらゆる工程に、超一級の職人の仕事が介在した惚れ惚れする程に素晴らしい作りの工芸品。

クープランでは、そんなアンティークバカラの中から、美しくも現代的な風通しの良さが感じられる、上品な絢爛さを纏った品を厳選、紹介しています。

 

 

Crystal Glass (クリスタルガラス)

清らかな透明感、美しい輝き、高音の澄んだ音色。まるで天然の水晶のようなであることから、その呼び名で呼ばれるクリスタルガラスは、特に西洋では、装飾芸術としてガラスの価値を高めた存在です。

通常のソーダガラスより硬質で、溶解温度も低く抑えられるという特徴から、繊細なカットやグラヴィールをすることができますが、その成形には高度な知識や技術が必要です。

例えば歴史ある工房では、火を用いてクリスタルを吹く作業「ホットワーク」と、製品を研磨しカットや装飾を施す「コールドワーク」の、それぞれの工程に専門の職人がおり、フランスが世界に誇る著名なクリスタル工房バカラやサンルイは、同国の最優秀職人 M.O.F. (MEILLEUR OUVRIER DE FRANCE ) を多数輩出しています。

高品質なクリスタルガラス成型は、まさに伝統と技術の結晶です。

 

販売価格(税別)
¥0
out of stock
Stock:0点

Related posts