Curiosité / Item

Miroir de Berger XIXème Siècle

 

アールポピュレール。19世紀末頃のフランス民芸、メルキュールミラーの紹介です。

素朴な造形と、狙っているようないないような、さり気ない水彩ペイント。足るを知る、そんな言葉が好ましく響く古道具と感じます。この種の鏡は「羊飼いの鏡」と呼ばれることがあります。こちらの品もあるいは。かつてのフランスにおける民の日常に想いを馳せます。

時の移ろいにより朽ちた鏡面から古物として深みを感じます。無垢材やモノトーンカラーを選びとることが多いなかで、瞬間、ふっと彩りに目がいく。キュリオジテの愉悦、ささやかな自由。中庸サイズで写りも良好です。穏やかな黄朽葉色の好ましさを、暮らしのアクセントにいかがでしょうか。

(ご売約済)

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